映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3」あらすじと感想【ネタバレあり】

2のラストが3に繋がる終わり方だったので、当然観ます。観るに決まってます。
2と3は同時進行で撮影されたので、この2本で1本の超大作とも言えるかもしれません。
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あらすじ
ドクがデロリアンごと消えて途方に暮れるマーティの元、ドクからの手紙が届く。
手紙には1885年で暮らしているとあり、デロリアンの隠し場所と1955年のドク自身を頼って修理してもらい1985年に帰るよう書かれてあった。
最初のタイムトラベルでやって来ていたマーティを1985年に送り返したばかりのドクの目の前にマーティは走り出て彼を気絶させる。
気が付いたドクに手紙を見せながら事情を説明し、1885年のドクが隠したデロリアンを見つけ出す。
そこは墓地の一角にあり、一緒に来ていたアインシュタインがドクのお墓を見つけてマーティたちは驚いた。
墓碑に刻まれた文字を読むと、亡くなったのはこの手紙を書いた5日後。
死因は、80ドルが原因でタネンに撃たれたというものだった。
タネン。ビフ一族の苗字だ。やはり因縁がある。
手紙には自分を追って1885年に来ないよう書いてあったが、そういうわけにいかなくなった。
マーティはドクを助けるため直ったばかりのデロリアンで1885年に飛ぶ。
その当時のヒルバレーはマカロニ・ウエスタンの世界だった。
そこでマーティは自分の先祖たちに遭遇し、そして諸悪の根源ビフの先祖マッド・ドッグ・タネンと揉め事を起こす。
首を吊られて殺されそうになったときにドクが現われてマーティを助けた。
そのときにタネンがドクに諸々難癖をつけて80ドルを支払わなければ殺す、と息巻いた。
ドクはきっぱりと断り、分が悪くなったタネンは退散していった。
来るなと書いたのに、とドクはマーティを諫めたが、マーティは今の80ドルが原因でドクが5日後に殺されることを告げる。
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感想
首を吊られるシーンで、マイケル・J・フォックスは本当に呼吸が出来なくなって意識不明で緊急搬送されたというニュースを当時の映画雑誌で見た覚えがあります。
今思うとフェイクニュースだったのかもしれませんが(それとも記憶違いか)、長いこと信じていたので、ここを観るのは辛いです。
ときどき撮影中の事故の話って聞きますが、安心して見るためにも撮影中の安全確認には気を配ってほしいですね。
Part3では西部劇の醍醐味を入れ、そこで意外にもドクの恋愛を絡ませます。
銀髪だから老いらくの恋に見えますが、実は結構若いんですよね、ドク。
相手は新任教師としてこの町にやってくるクララ。
ドクが助けなければ死んでいたはずだった女性なので、歴史を変えてしまったことにドクは動揺しますが、彼女の知性はドクを魅了します。
西部劇というと男性たちの物語で、楽しむのも男性が中心ですが、クララの衣装などは女性でも楽しめる要素があります。
マーティたちが最初に彼女と接点を持つ、暴走する馬車に乗って助けを求めるシーン。
ピンと伸びた背筋で手綱をまっすぐに握っている姿が、昔のアニメ「赤毛のアン」のオープニングの絵と重なりました。
スタントの方が演じていると分かりますが… でも綺麗な姿勢だったなぁ。
前2作同様、タネン姓の人物にいろいろ邪魔されピンチに陥りながらも最後はやり込める爽快感。
そしてギリギリの状況でなんとか1985年に帰れる安堵感は健在です。
最後、デロリアンは電車に破壊されますが、Part4の製作が未だに囁かれていたりしますね(;´∀`)
いやもう、これで綺麗にまとまったし、引っ張り過ぎは逆に良くないんじゃないかな…
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前回はこちら
「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2」あらすじと感想【ネタバレあり】
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