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「ハード・ウェイ」あらすじと感想【ネタバレあり】マイケル・Jのコメディ回帰

 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

マイケル・J・フォックスジェームズ・ウッズがダブル主演でバディを組むコメディ・アクションです。

監督はジョン・バダム

助演にはスティーブン・ラングデルロイ・リンドー、LLクールJなどその後も活躍著しい人たちが参加。

子役時代のクリスティーナ・リッチも登場しました。

映画監督として活躍していたペニー・マーシャルが久しぶりに女優業に復帰しています。

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あらすじ

喧騒のニューヨーク。

人気俳優ニック・ラングの新作「スモーキング・ガン2」の立体看板の設置作業が進められていた。

そしてその夜、クラブに現れては大物を派手に殺害して場を混乱させる連続殺人鬼パーティー・クラッシャーからの犯行予告電話が警察に入った。

担当刑事のジョン・モスは、すぐに現場に駆け付けるが時すでに遅く、パーティー・クラッシャーを取り逃す。

設置途中の立体看板のせいだった。

 

ハリウッドでは、ニック・ラングが不平不満をエージェントのアンジーにぶつけていた。

打診される仕事は「スモーキング・ガン」シリーズのような続編や、同じような役柄ばかり。

もっと大人の役がやりたい! と駄々をこね、シリアスな刑事もののオーディションを受ける、と言い張る。

その役作りとして、テレビでマイクを向けられているジョンに目を付けていた。

 

翌日。

ジョンは署長から事件の担当を外され、代わりにニックの役作りに協力するように命令される。

猛抗議をするジョンだが、夫婦そろってニックのファンである署長は聞く耳を持ってくれない。

明らかにお荷物のニックを同乗させながら、事件のことを諦めきれないジョンはスラム街にやってきた。

パーティー・クラッシャーに銃を売った人間の情報を得るため、黒人ギャングのアジトに入る。

車で待っているように言われていたニックは、外でアンジーに電話している最中に、その携帯電話をアジア系ギャングに盗まれてしまう。

刑事になりきって声を張り上げると、逆にギャングたちの闘争心を刺激してしまった。

銃撃は黒人たちのアジトを破壊し、ニックのせいで現場はメチャクチャに。

なんとか逃げおおせ、ジョンは公衆電話を使って恋人のスーザンに電話をかける。

しかしスーザンは不在で、彼女の娘ボニーからは早々に電話を切られてしまった。

すぐに事情を察したニックは「デートには娘も誘うんだ」とアドバイス。

ジョンは反抗的な目を向けるが、その助言には素直に従うことにした。

しかし、ニックがジョンの家に同居する、と聞いてまた激怒する。

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感想

いろいろ派手で、音楽や効果音なんかも大きくて騒がしさを感じるのですが、テンポのいいコメディで何度観ても面白いんですよね~。

こういうコメディこそマイケルの真価が発揮されるわけで…

一時期マイケル自身も伸び悩みを感じてシリアス作品にも出て失敗したりしましたが、その失敗をちゃんと糧にしている映画です。

ニックの悩みが少し前のマイケルの悩みであり、ニックのコミカルさがマイケルの才能の具現になっていて、ニック・ラング = マイケル・J・フォックス、の図式が完成しています。

マイケルが久々にコメディ回帰して手ごたえを実感した記念的作品でもありますね。

そこに見るからに生真面目そうなジェームズ・ウッズがバディ役。

ニックに振り回されるジョンを、シリアスとコミカルの中間くらいのバランスを上手く保ちながら演じていて、器用さを見せつけます。

ストーリーはベタですが、それゆえ難しく考えずに楽しんで観られました。

冒頭で邪魔してきた立体看板がラストの戦いの場になる伏線もいい♪

「北北西に進路を取れ」のラシュモア山のシーンをオマージュしているんでしょうかね?

マイケルの顔がデカい。

そこに等身大の生身のマイケルが入り込むメタメタしい演出が心にくいです。

映画館のスクリーンに大写しになったマイケルの顔を生身マイケルがうっかり引き裂くシーンなんかも爆笑しました (≧▽≦)

まあスタントマンだろうけど。

コメディ女優でもあるペニー・マーシャルとの掛け合いも楽しいし、ジョンに口説き方を指導するシーンはウッズの顔芸も見どころです。

このときのニックがする女性の仕草はドラマ「ファミリータイズ」で共演していたジャスティン・ベイトマンを参考にした、とインタビューで語っていました。

ベイトマンが演じていた妹マロリーを脳内に浮かべて比較してみるのも一興。

コメディとアクションの比率がほぼ同じくらいで、最初から最後までいろんな角度から楽しめる映画です。

 

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