「アイドルを探せ」あらすじと感想【ネタバレあり】

 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

キュートなスラップスティックコメディが得意なミシェル・ポワロン監督の作品です。

女優のミレーヌ・ドモンジョの他、フランスで有名なシンガーたちが本人役で出演し、それぞれ一曲ずつ劇中で披露しています。

特にシルヴィー・ヴァルタンが歌った曲は、作品と同じ邦題がつけられ、彼女の代表曲のひとつになりました。

ヴァルタンから始まるアイドル探しは、ジョニー・アリディなどを経て、大御所シャルル・アズナブールがトリを務めます。

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あらすじ

大女優ミレーヌ・ドモンジョ宅にエリゼ宮からの招待状が届いた。

大統領と謁見できる機会に、下働きの人たちにもシャンパンを振舞う。

現在、一部を改装中のドモンジョ邸には数人の工事業者が出入りしており、そのうちの一人・タイル職人のリシャールのことを、女中のジゼルは好きになっていた。

それに気づいているミレーヌは、ジゼルにシャンパン・グラスを二つ持たせて、彼が作業している別室で、ふたりで飲むように促す。

ジゼルはミレーヌに感謝して、いそいそとリシャールの元にやってきた。

爽やかな笑顔で気さくに対応してくれるリシャールに、ジゼルは好感触を覚える。

施設に入っている病気の母と、今夜は久しぶりに会えるんだ、と話す彼の真面目さも魅力だった。

 

その日の夕方、長期の撮影を終えたモデルのコリーヌは、同僚のヴォニーと駅に降り立った。

ヴォニーの元にはパトロンの金持ち老人が迎えに来ている。

一方、コリーヌには恋人のリシャールが来ていた。

母と会う、というリシャールのジゼルへの言葉はウソだったのだ。

高級車で帰って行くヴォニーに、見栄を張って同じく高級車に乗り込むフリをしたが、実際にはオンボロのバイクで帰るふたり。

貧乏なことに文句を言うコリーヌに、大金を稼ぐ方法を見つけた、とリシャールは告げる。

ドモンジョ邸には5千万フランのダイヤが保管してあり、それを盗むというのだ。

 

決行日、夜に無人となったドモンジョ邸にリシャールは忍び込んだ。

ジゼルについて回ったおかげで、ダイヤが仕舞ってあるチェスト、そしてチェストの鍵が隠されている花瓶のことも把握している。

順調にダイヤを手に入れたところで突然電話が鳴り、驚いたリシャールは花瓶を落して割ってしまう。

慌てて逃げるも、その音を聞きつけた番犬が吠え出し、侵入者に気づいた隣家の人間が警察に通報する。

すぐに警察に見つかりパトカーに追われるが、塀を乗り越えて目についた楽器店の中に入り込み、ダイヤにガムをつけて展示してあるギターの中に隠してその場を去る。

「エリクソン製エレキ・プレスリー型」という表示はしっかりと覚えておいた。

 

翌日、コリーヌが楽器店に出向き、該当のギターを購入しようとするが、同型のものが5本も置いてあった上、すべて売られて今朝出荷されてしまった、という。

購入者は全員、人気シンガーだった。

一方、ジゼルはすぐに犯人がリシャールだと気づき、彼のアパートに乗り込んできた。

ジゼルの説得と、ミレーヌの同情心で警察には通報されないと分かり、リシャールは改心してダイヤを返すことにする。

しかし戻ってきたコリーヌは、ダイヤを横取りするつもりで、リシャールと敵対することになった。

コリーヌはヴォニーと組み、リシャールとジゼルは一緒に、それぞれ別の目的でダイヤ入りギターを追いかける

こうして有名アイドルたちを巻き込んだ、出し抜き出し抜かれの戦いの火蓋が切って落とされた。

 

感想

ダイヤ入りギターを追いかけて、全国に散らばっているアイドルたちの元に駆けつけるジゼル&リシャール組 VS コリーヌ&ヴォニー組。

アイドルたちの現在地情報を仕入れて東奔西走します。

リシャールたちは、まずシルヴィー・ヴァルタンが出演するステージを見に行き、楽屋裏のギターを確かめようとします。

チャンスが来るまで、ふたりは客席でステージを楽しみます。

もう完全にデートじゃないっすか(・∀・)ニヤニヤ

しかしヴァルタンのギターにはダイヤがありませんでした。

次のターゲット、フランク・アラモの元に向かいます。

こちらは映画の撮影中でした。

パリから遠く離れた田舎町で、西部劇風のミュージカルを撮っています。

なんとか隙を見てギターに近づくため、ふたりはエキストラとして出演することにします。

しかし言い渡されたのは乗馬。

やったことがないけれど、ここで引っ込んだらギターに近づけない。

「大丈夫でーす♪」と安請け合いして、案の定大失敗して現場をメチャクチャにします。

(しかもこの後コリーヌたちもやってきて、こちらもさらにメチャクチャに… 面白すぎか!笑)

こんなドジを踏んだわけですが、乗馬体験ありの牧場デートとか、ちょっと非日常的でいい感じじゃないですか?

その後、ジョニー・アリディのツアーバスに同乗させてもらう機会もあるのですが、バス旅デートも乙なのでは?(・∀・)ニヨニヨ

その他、コリーヌ組が体験したものですが、ダンス選手権出場やラジオ番組の観覧・出演など、デートコースのネタが豊富に出てきます。

マンネリ気味だったり、おうちデートばかりになっていたり…

デートにどこに行っていいのか分からない、と頭を悩ませている方々、参考にしてみてはいかがでしょうか。

コロナが収まったら是非ご検討を~♪

って、なんじゃこの感想? 追跡劇が面白過ぎるせいだな、うん。

 

ジゼルとリシャールが主人公で、アイドルたちはメインで、コリーヌたちは悪役になるのですが、個人的にコリーヌとヴォニーが面白くて可愛くて「もうこっちが主役でいいよ~」と思ってしまいました。

女性二人組がドタバタするコメディ、ほんっと私のツボなんです。

しかも二人ともモデルの設定だから、髪型やファッションが60年代の最先端で、今観てもオシャレで可愛い

フレンチ・ポップスが全編に散りばめられていますが、当時のフランスの人気シンガーについて詳しくなくても楽しめる作品です。

設定的に荒唐無稽なんだけれど、アイドルたちを出演させるための理由付けが上手くて、「コメディだから」と考えれば無理がありません。

シリアスな恋愛映画が主流と思われがちなので意外かもしれませんが、フランス映画ってコメディを撮ると本当に笑える面白い作品がザクザクあります。

この映画も例外じゃないです。

キュートでポップでオシャレで、かなり笑える作品を、ぜひご堪能ください。

 

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