映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」あらすじと感想【ネタバレあり】

1985年公開の不朽の名作。
観ている人も大勢いるだろうし、この映画がすっっっごく好き!という人もかなりの数いると思います。
正直説明とかあらすじなんて今さら不要かもしれませんが、個人的にあらすじを書いていくうちに思い出したり頭の中が整理出来たりするので、書かせてください (;^ω^) すみません。
言わずと知れたマイケル・J・フォックスの出世作。
ドク役のクリストファー・ロイドや母役のリー・トンプソンの知名度も上げました。
監督ロバート・ゼメキスと製作総指揮ステイーブン・スピルバーグのセンスが冴えわたっています。
![]() |
新品価格 |
あらすじ
のどかな田舎町ヒルバレーには30年前の1955年に落雷で壊れたままの時計台が残されている。
地元の高校生マーティ・マクフライは、うだつが上がらない父親ジョージを歯がゆく思っていた。
高校時代からのいじめっ子ビフに大人になっても変わらずいじめられているジョージ。
太っていて文句が多い母ロレイン。
兄も姉もいつもつまらなそうな顔でくたびれている雰囲気に、マーティも家の中が面白くない。
彼女のジェニファーのことも母は悪く言い、自分が高校生の頃は品行方正だったものだとグチをこぼす。
その夜マーティは、仲良しの老発明家エメット・ブラウン・通称ドクとの約束で家を抜け出す。
待ち合わせ場所のモール駐車場に着くと、すでにドクは興奮していた。
タイムマシンが完成したというのだ。
デロリアンという名をつけられた車型のタイムマシンにドクは愛犬を乗せてマーティに実演で証明してみせる。
消えたデロリアンが1分後に姿を現し、ハンディカメラを回すマーティも驚愕する。
エネルギーにプルトニウムを使っているといい、タイムマシン製作を思いついた1955年に一緒に行こう、と説明を聞いているときにリビア人テロリストたちが襲撃してきた。
プルトニウムを彼らから調達する際にドクは揉め事を起こしていたのだ。
銃撃されたドクは倒れ、叫ぶマーティにもテロリストは銃口を向ける。
マーティはデロリアンに乗り込み、猛スピードで逃げ回るうちタイムスリップの条件となる次元転移装置を誤って作動させてしまう。
車体ごと光に包まれたマーティは、次の瞬間1955年11月5日の世界にやってきてしまった。
自分が住んでいる家もまだ建てられていない。
モールの駐車場もただの田舎町だ。
そして運悪くデロリアンの燃料が切れてしまった。
学校の周辺に行くと町並みも1985年と微妙に違っている。
そこでマーティは若い頃のジョージと遭遇し、これまた若い頃のビフとその仲間たちにいじめられていた。
マーティはジョージを追いかけ、うっかり若い頃の母ロレインとの出会いを邪魔してしまった。
ロレインはマーティに夢中になり、品行方正とは真逆の積極性でマーティを辟易させる。
マーティは急いで1955年のドクに会いに行き、未来に帰れるようにしてくれと頼み込む。
![]() |
バック・トゥ・ザ・フューチャー トリロジー 30thアニバーサリー・デラックス・エディション ブルーレイBOX [Blu-ray] 新品価格 |
感想
たぶんもう10回は観てるけど、本当まったく飽きることがない面白さ。
脚本の完璧さといい、視覚効果の派手さも緊迫感にあふれた演出もキャストのコミカルな演技も…綻びがない!
小ネタ探しの楽しみもあり、伏線も全部回収してあります。
冒頭の、時計がたくさん並んでいるシーンの中に、クライマックスを示唆している時計があるの、お気づきですか?
時計台そのものの時計にドク人形がぶら下がっています。
もうこんなところから[ドクは実は知っていたんだよ]という伏線が引かれていたんですよね。さすが。
タイムスリップしたマーティがぶつかるピンチはふたつ。
①デロリアンの燃料プルトニウムが手に入らず未来に帰る手段がない。
② 母ロレインが自分に惚れてしまったため、マーティたちが生まれる未来がなくなり存在が消える。
この二つに対処するマーティとドクのわちゃわちゃしたコンビネーションが楽しいです。
ことごとく邪魔しにくる悪役ビフと仲間たちもピンチのハラハラ感を盛り上げます。
このビフの仲間の一人は、のちにタイタニックでも悪役を演じるビリー・ゼーン。
もう悪役が板についていたのね( ̄▽ ̄)
主演のマイケル・J・フォックスは、アメリカではすでにドラマ「ファミリー・タイズ」で人気俳優でしたが、日本でも人気爆発。
私もファンになりましたよ~。今でも好き♡
車のCMで「かっこインテグラ」と言うマイケルに「アンタがかっこインテグラだよ~」とのけぞって悶えたもんです(←気持ち悪い)
この作品は彼の魅力が炸裂していますね。
今回数年ぶりに観たのですが、相変わらずクライマックスの未来に帰るシーンはハラハラしました。
無事に帰れると分かっているのに毎回こうなるのは、やっぱり演出がすごいからなんですよね。
映画制作のお手本のような作品だと思います。
続きはこちら
「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part2」あらすじと感想【ネタバレあり】
「バック・トゥ・ザ・フューチャー Part3」あらすじと感想【ネタバレあり】
他ロバート・ゼメキス監督作品
「フォレスト・ガンプ/一期一会」あらすじと感想【ネタバレあり】
映画「永遠に美しく…」あらすじと感想【ネタバレあり】美しさは罪… いえ、ゾンビ
他マイケル・J・フォックス出演作品
映画「摩天楼 はバラ色に」あらすじと感想【ネタバレあり】会社内二重生活
「ハード・ウェイ」あらすじと感想【ネタバレあり】マイケル・Jのコメディ回帰
他クリストファー・ロイド出演作品
他クリスピン・グローヴァー出演作品
映画「アリス・イン・ワンダーランド」あらすじと感想【ネタバレあり】アニメより可愛いけど…
映画「チャーリーズ・エンジェル」あらすじと感想【ネタバレあり】
映画「ギルバート・グレイプ」あらすじと感想【ネタバレあり】優しさと浄化のイグニッション
![]() |
バック・トゥ・ザ・フューチャー トリロジー・ボックスセット [DVD] 新品価格 |