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「サタデー・ナイト・フィーバー」あらすじと感想【ネタバレあり】

2022/10/02
 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

ディスコブームを牽引した1977年の青春映画で、ジョン・トラボルタの出世作になりました。

監督のジョン・バダムにとっても出世作となり、最大のヒット作でもあります。

主題歌および挿入歌に使われたビージーズをはじめ、作品内で使われた楽曲を収録したサウンドトラック・アルバムもビルボードチャート1位を記録するヒットを飛ばしました。

 

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あらすじ

ニューヨーク・ブルックリンで塗料店店員をしているトニー

自立できるほどの給料をもらっていないこともあり、両親といまだ同居中である。

まだ幼い妹とは仲が良いが、半年前に失業して四六時中不機嫌な父親と、そんな父とケンカが絶えない母親の間に挟まれた家の中は居心地が悪い。

こんな鬱屈した生活に身を置くトニーの唯一の息抜きは、ディスコで踊ることだった。

いつも一緒にバカをやる友人たちと連れ立って今日もディスコに繰り出した。

ダンスが上手いトニーはディスコ・キングの異名を持ち、ホール内でも一目置かれている。

トニーに抱かれたがっている女たちも群がり、特にアネットはしつこかった。

何度も言い寄ってくるアネットをトニーは邪険にするが、近々開催されるダンス・コンテストでは彼女をパートナーに選ぶ。

しかし練習よりトニーへのアプローチのほうに必死になるアネットにトニーは苛立った。

そしてふとダンスホールに目を向けると、明らかの他の人間よりキレのいい動きをしている女性が目立っていた。

その女性ステファニーに一目惚れしたトニーは、コンテストのパートナーになってもらおうと口説き始める。

だがマンハッタン側で暮らす上昇志向の強い彼女は、ブルックリンの労働者階級であるトニーとウマが合わなかった。

冷たい態度をとられてもトニーは彼女を諦めないが、心の中に怒りは溜まっていく。

 

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感想

時代なんでね… ダンスは古いです。

洗練されていない感は致し方ありませんが、当時の雰囲気を、ダンスを通して見ている面白さがあります。

「ナウなヤングがディスコでフィーバー」な時代です。

めっちゃレトロですが、当時は最先端でカッコ良かったわけです。

今は恰幅の良いトラボルタがスリムで声も高めなことも新鮮。

 

主人公のトニーは、バカ仲間と騒いでいるときは不良グループの一員という感じでお近づきになりたくない人物です。

だけど家族とは一緒の食卓につくし、彼なりに家族を大切に思っています。

それに教養がないせいか粗野ではありますが、塗料店での仕事も真面目にこなしています。

ズルすることもありますが、めったに休みも取りません。

長所も短所もこの映画の中ですべて見える彼は、わりとスタンダードな20歳の青年像で、身近に存在している人です。

この人物造形が「自分もトニーに近いものがある」という親近感になってヒットした要因のひとつだったかもしれないですね。

 

で、そんな人物を主役に据え、時代の空気を伝えながら「ダンスでスカッと」な映画かと期待してみると、実は意外と重くて胸糞なことに ( ゚Д゚) ←こうなります。

家庭内の不和は、とりあえず父親も再就職が決まって改善の兆しを見せますが、両親に神父として出世すると期待されていた長男が神学校を退学して落胆させますし。

トニーに相手にされないアネットが、あてつけにトニーのバカ仲間とイチャついて輪姦されるし。

バカ仲間のひとりは「自殺とはいえない自殺」と言われるような転落死をするし。

明らかに他の出場者たちのほうが上手いのにトニー&ステファニーが優勝するし… おっと、コレは忖度が働いていることにトニーが気づいて準優勝カップルに譲るんだった。ここはエラい

 

最後にはトニーも自分を見つめ直して、バカ仲間とは縁を切り自立することを決めるので、成長物語としてはうまくまとめたと思います。

ダンスを通じての成長ではなかったことが少し残念ではありますが。

泥臭くて痛みがある青春映画です。

音楽に支えられている部分はかなりありますが、無軌道な青年たち、という普遍のテーマは今観ても参考になると思います。

 

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