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「プロヴァンス物語 マルセルのお城」あらすじと感想【ネタバレあり】

 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

前作と同じ年に公開されていることもあり、同じスタッフ・キャストで作られています。

今回はジャン・ロシュフォールもチラ見え。

少し大人になったマルセルは初恋を経験します。

プロヴァンス物語/マルセルのお城(字幕版)

あらすじ

学校が始まってもあの丘が忘れられないマルセルは授業中も上の空だった。

しかし、奨学金推薦生徒に選ばれ、勉強づけの毎日になる。

それでもとの約束で来年はまた丘に行ける、と頑張っていたら、の口添えにより来夏を待たずクリスマスにまた行くことが出来た。

リリとも再会して楽しいクリスマスを過ごし、感謝祭でもやってきた。

推薦試験が3ヶ月後に迫っているため父は勉強するように言うが、母の機転で昼食まではリリと遊べる。

リリが仕掛けた罠の前で彼を待っていると、近くの岩に見たことない女の子が座っていた。

道に迷って困っているようだが、彼女の高慢ちきな態度にマルセルは困惑する。

蜘蛛や蛇を怖がる彼女を先導しながら家まで送り、午後も会う約束をした。

イザベルと名乗る彼女のツンとした態度やピアノを弾く姿、そして浮世離れした彼女の父母の会話を見て、貴族の誇り高さを感じたマルセルは彼女を慕うようになる。

約束をすっぽかされたリリは面白くなく喧嘩になってしまった。

マルセルはイザベルと「女王と奴隷ごっこ」に興じるようになる。

「屈辱に耐える試練」と称して、イザベルに言われるがまま犬の真似をし、バッタを食べる姿を、リリと弟ポールが草むらから見ていた。

そして両親たちみんなに責められ、イザベルとの交流を禁じられてしまう。

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感想

「イザベルは自分をいじめていたわけではないのに、どうしてみんな分かってくれないんだろう」とマルセルは落ち込みます。

傍から見るとイザベルは完全にマルセルを見下していてバカにしているんですが、当事者のマルセルはそれを良しとしている。

子供同士の関係でありがちですよね。

当然、両親はじめ家族や本当の友達は心配して苦言を呈するのですが、マルセル自身には何が悪いのか分からない。

「誰も自分たちを分かってくれない」と思いながらイザベルの家に行くと、彼女は下痢ピー中。

そしてもうすぐ引っ越すということで2階では彼女の両親が荷造りでバタバタ。

良く見ると家具や装飾品は傷だらけ、ヒビだらけ、カーペットもボロボロ。

憧れのイザベル女王様の真の姿を見てマルセルは急に熱が冷めるのでした。

彼女がトイレに入っている間に、別れの挨拶もせずに出ていってリリと合流。

元に戻りましたが、それでも彼女が乗った馬車が去っていくのを見て涙を流します。

冷めたと思ったら別れを悲しんだり、感情の振り幅が大きくて子供らしいな、と思います。

ちなみに下痢ピー中のイザベルちゃん、「チェンソーマン」のマキマさんと同じヘアスタイルでドSな発言するから、キャラの元ネタかと思いました (違うだろうけど。でも多分イザベルちゃんは藤本先生の好みのタイプ)

第二部始動でアニメ放映も待ち遠しい 藤本タツキ「チェンソーマン」

初恋のほろ苦さを味わうのが前半。

後半は、近道を見つけたことによる喜びとピンチのお話になります。

母の提案で毎週土曜日に丘に行くことになった一家に、父の元教え子が近道を案内してくれました。

運河の脇を通って、人様の敷地を3軒通り抜けることになるのです。

不法侵入ではあるのですが、これで移動時間が大幅に短縮。

4時間の差はでかい!

父も当然悩みますが、やはり「ラクできる」という誘惑は強い…

1軒目と2軒目はいい人たちのおかげで見逃してもらえましたが、3軒目でトラブル発生。

この件で父は大いに苦悩しますが、元教え子が助けてくれて解決します。

大団円で終わるかと思ったのですが、ラストは母やポール、そしてリリの死を描写し、大人になったマルセルが3軒目の城を見ながら少年時代に思いを馳せる姿です。

心をホコホコさせながら、最後だけは苦い。

映像も音楽もストーリーも素敵な二部作でしたが、哀しいラストに「すん」となりました。

 

前作はこちら

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