海外ドラマに出てきた英語表現を紹介したり、映画や本のレビューを書いている雑記ブログです。アフィリエイト広告を利用しています。

映画「仮面の男」あらすじと感想【ネタバレあり】三銃士は教えたがり

2024/07/12
 
この記事を書いている人 - WRITER -
駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

大デュマが書いた「ダルタニアン物語」から、「鉄仮面の男」の部分を抜粋して映画化されました。

レオナルド・ディカプリオがタイトルになった「仮面の男」と「ルイ14世」を一人二役で演じています。

物語全体の主人公であるダルタニアンをガブリエル・バーン、三銃士をジョン・マルコヴィッチ、ジェレミー・アイアンズ、ジェラール・ドパルデューの演技派が揃いました。

他、皇太后役にアンヌ・パリロー、ルイに人生を狂わされる女性をジュディット・ゴドレーシュが演じます。

仮面の男 (字幕版)

新品価格
¥1,200から
(2023/3/8 17:25時点)

【TSUTAYA DISCAS】DVDレンタル

あらすじ

1662年。

フランスの治世はルイ14世になっていた。

先王に仕えていた三銃士たち (アトス、アラミス、ポルトス) は引退し、ダルタニアンは銃士隊長として現王に忠誠を立てている。

暴君の暗愚であるルイの評判は悪く、国民からも反発が出ていた。

しかしルイはそのことをイエズス会の指導者のせいだと考え、アラミスを呼んで処刑するように伝える。

一方アトスは、息子のラウルが王主催の園遊会で彼女のクリスティーンにプロポーズするというので、妻の形見の指輪を渡して応援していた。

だが、その園遊会でルイはクリスティーンに目を付ける。

邪魔なラウルは、プロポーズどころかルイの策略で前線に送られることになってしまった。

そしてラウルは大砲の前に配置されて戦死する。

ラウル以外に頼れる人がいなかったクリスティーンは、病気の母と妹の面倒を見てもらうためにルイの愛人になった。

また、一人息子を失ったアトスはダルタニアンを殴りつけ、ルイを殺そうと考える。

そこでアラミスは全員を地下墓所に呼び、ルイを排斥する意思を告げた。

イエズス会の指導者とは彼自身のことだったのだ。

ルイに誓いを立てているダルタニアンは反対し、部屋から出て行った。

そのため三銃士だけで計画を進めることに。

実はバスティーユ牢獄に、鉄の仮面を被せられた青年がいることをアラミスは知っている。

フィリップという名の彼は、ルイの双子の弟で、瓜二つの外見をしていた。

そのために鉄仮面をつけさせられているのだ。

三銃士たちは、彼を牢獄から出してルイと入れ替えることにする。

仮面の男

感想

レオ様が… お美しい…♡

あ、すみません、久しぶりに綺麗なディカプリオを観たもので (;´∀`)

しかも、この若さで演技がすでに完成されているから、一人二役に違和感がないです。

暴君のルイ、優しいフィリップ。

別人に見えますもん。

そして他のキャストも演技上手い人で揃えています。

中世の話にも関わらずリアリティがあるのは、そのためかもしれません。

ただ「ダルタニアン物語」、それも最初の「三銃士」のストーリーについては、触り程度でも知っているほうが、より楽しめると思います。

この映画を最初に観たとき、まだ知らなくてイマイチだった印象があったんです、私。

今回は、だいぶ前だけど三谷幸喜さん脚本の人形劇でストーリーを把握していたため、前回より楽しんで観ることができました。

…あれ、面白かったな。再放送してくれないかな。

おっと、話がズレた。すみません。

年を取って一線から引いた三銃士たちですが、とっくにオッサンになってるダルタニアンをまだ小僧扱いしていてホッコリ♡したのも束の間、敵対関係になることで切なさと緊張感が生まれます。

そして新たに教えを授ける相手フィリップの登場。

やっぱり基本的に三銃士たちって面倒見が良く、息子みたいな子を導くのが好きなんでしょうね。

ルイに成り代わるためにフィリップにいろいろ教え込む三人は生き生きしています。

特にアトスは息子を亡くしたばかり。

多少の抵抗がありつつも、フィリップを可愛がり、彼のピンチでは一番必死になりました。

船から引きずり降ろされるフィリップが必死にアトスの名を叫び、アトスは彼の足を必死で掴んで戻そうとする。

このシーン、臨場感があって息を呑みました。

そして最後にはダルタニアンも三銃士側につき、フィリップも加わって5人でお馴染みの言葉「一人はみんなのために。みんなは一人のために」で、絶望的な中を特攻。

熱いですわー♪

でも銃弾は当たらずみんな無事。

と安心してたら、ダルタニアン死亡

うええええええ!?!?

生き返るかと期待しましたが、本当に死にました。

こんな終わり方だったっけー?

昔観たときの記憶が完全に抜け落ちていたので驚きました。



他レオナルド・ディカプリオ出演作品

映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」あらすじと感想【ネタバレあり】

「タイタニック」あらすじと感想【ネタバレあり】鎮魂を祈りたくなるリアリティ

映画「アビエイター」あらすじと感想【ネタバレあり】男のロマンを実現するには

映画「ギルバート・グレイプ」あらすじと感想【ネタバレあり】優しさと浄化のイグニッション

他ジョン・マルコヴィッチ出演作品

映画「リプリーズ・ゲーム」あらすじと感想【ネタバレあり】ゲームのつもりが絆されて

他ジェレミー・アイアンズ出演作品

「ダイ・ハード3」あらすじと感想【ネタバレあり】異例づくしでもしっかりダイ・ハード

他ジェラール・ドパルデュー出演作品

映画「ルビー&カンタン」あらすじと感想【ネタバレあり】レノとドパルデューでコミカル・バディ

映画「エディット・ピアフ~愛の讃歌」あらすじと感想【ネタバレあり】絶望を乗り越える歌の力

映画「愛と宿命の泉 Part.1 / フロレット家のジャン」あらすじと感想【ネタバレあり】

映画「いずれ絶望という名の闇」あらすじと感想【ネタバレあり】

映画「あるいは裏切りという名の犬」あらすじと感想【ネタバレあり】

映画「102」あらすじと感想【ネタバレあり】ブチがなくても可愛いのだ

映画「宮廷料理人ヴァテール」あらすじと感想【ネタバレあり】完璧主義者の不眠不休は危険

映画「しあわせの雨傘」あらすじと感想【ネタバレあり】お飾りだって中身がある

映画「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」あらすじと感想【ネタバレあり】

他ガブリエル・バーン出演作品

映画「ユージュアル・サスペクツ」あらすじと感想【ネタバレあり】

他アンヌ・パリロー出演作品

映画「ニキータ」あらすじと感想【ネタバレあり】非情になれない彼女の涙

他ヒュー・ローリー出演作品

映画「101」あらすじと感想【ネタバレあり】動物ネットワーク・わんちゃん救出オペレーション

 

仮面の男



この記事を書いている人 - WRITER -
駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

Copyright© セルフィッシュもーど , 2023 All Rights Reserved.