映画「ダイ・ハード3」あらすじと感想【ネタバレあり】異例づくしでもしっかりダイ・ハード
1作目と同じジョン・マクティアナン監督で撮られた3作目です。
今回はクリスマスではなく、活動フィールドも広がっていて異例づくし。
これまで1人で行動してきたマクレーンに、バディができます。
そのバディ役をサミュエル・L・ジャクソンが演じ、今回悪役はジェレミー・アイアンズが務めました。
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あらすじ
ニューヨーク繁華街にあるデパートが爆破された。
慌ただしく対応に追われるニューヨーク市警に、サイモンと名乗る犯人から電話がかかってくる。
デパート爆破はほんの序の口で、爆弾はニューヨーク中に仕掛けている、という。
サイモンの要求は、現在停職中の刑事ジョン・マクレーンを、ハーレム地区の交差点に立たせることだった。
いきなり呼ばれたジョンは二日酔いの頭を抑えながら任務について聞かされる。
移動の車の中で、ダンプカーが14台も盗まれた事件も起きていることを聞き、保険金狙いだろう、と助言。
相変わらずの頭の切れの良さに上司のワルターは感心した。
所定の場所につき、ジョンは下着一枚で、サンドイッチマンよろしく看板を肩に引っ掛けて立ち尽くす。
看板に書かれている文言は「黒人は嫌いだ」。
それを見た真向いの電器店店主ゼウスはジョンに近づき、揉め事になるから早く立ち去るように言う。
しかしサイモンがいつどこで爆破を行うか分からない今、ジョンにはどうすることもできない。
言い争うふたりに顔を向けたストリートキッズたちは看板を見てジョンを取り囲んだ。
ジョンの背中に銃がガムテで留められているのを見つけたゼウスは、その銃をキッズたちに向け、慌ててジョンと一緒にタクシーに乗り込む。
ゼウスもケガを負ったため、ジョンはそのまま署に戻った。
そして再びサイモンからの電話があり、ジョンと共にゼウスにもゲームに参加するように強要してきた。
どこに仕掛けられているかわからない爆弾の脅威を感じながら、ジョンとゼウスはサイモンの指示通りにニューヨーク中を奔走させられる。
そしてサイモンの真の目的は、連邦準備銀行から大量の金塊を盗みだすことだと気づく。
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感想
前2作と比べるといろいろ異色なのですが、緻密に伏線を張らせた脚本の上手さやテンポの良さは健在です。
ジョンとゼウスの掛け合いも愉快で、それでいてこれまで孤独に戦ってきたジョンのキャラクターは壊れていません。
今回はフィールドが広いのでカーアクションなんかも盛り込まれています。
「世界の衝撃映像スペシャル」をCMなしで観ている感じ… (;・∀・)
このエキストラは怖くてやりたくないな~、と思いました。やったことないけど。
そのくらい派手でギリギリ。
地下鉄爆破やら小学校爆弾騒ぎやら、モブが動きまくります。
ダイ・ハードシリーズでは新鮮に感じますが、ラスト近辺のタンカー内でいつもの閉鎖空間での戦いに。
相変わらずスティール・スキルが高いです。
でもなんか物足りない ……ダクトに入ってないやん!
ここはお約束で入ってほしかった。
そしてタンカー戦はあっけなく終了。
アル中のせいで衰えましたかね、マクレーンさん。
このあたりや、ホリーが出てこないことなど、ちょっと残念ではありましたが、3も面白かったです。
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