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映画「いつか晴れた日に」あらすじと感想【ネタバレあり】恋の始まりはずぶ濡れで

2024/01/11
 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

ジェーン・オースティンの原作小説を、エマ・トンプソンが自ら脚本化し主演した文芸作品です。

他出演者も、アラン・リックマン、ケイト・ウィンスレット、ヒュー・グラントなど豪華キャストで固めています。

監督はアン・リー

製作総指揮にシドニー・ポラックも加わっています。

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あらすじ

死の床についていたダッシュウッド卿は、前妻との息子ジョンに、ノーランドの土地家屋を全て譲渡する代わりに、後妻とその三人の娘たちエリノア、マリアンヌ、マーガレットの面倒を見るように伝えた。

彼女たちには年500ポンドしか渡せず、結婚の費用すらないことを危惧しているのだ。

ジョンは3000ポンド渡せば利子で暮らせ、それで父との約束も果たせると思っていたが、ジョンの妻ファニーは反対した。

二人はノーランドの屋敷にさっそく乗り込み、母娘4人を追い出しにかかる。

弟が三人いるファニーは、加勢として長男のエドワードも呼び寄せた。

しかしエドワードは姉と違い好青年で、エリノアとは互いに恋愛感情を持つようになる。

新居を探していた母娘は、母の従兄ミドルトン卿から、デヴォン州にあるバートン・コテージを提供してもらうことになった。

エリノアとエドワードの仲をファニーに牽制させたこともあり、4人はすぐに引っ越すことに。

エドワードもロンドンに帰っていく。

コテージに着くと、ミドルトン卿と彼の義母ジェニングス夫人が歓迎してくれた。

翌日、ミドルトン邸の食事会でマリアンヌがピアノと歌を披露しているとき、招待されていたブランドン大佐が到着。

一目で彼女に恋をする。

しかしマリアンヌは後日、草原で怪我をしたときに助けてくれた青年ウィロビーと恋に落ちた。

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感想

エリノアとマリアンヌ、姉妹それぞれの恋模様を見せているのですが、けっこう見ごたえがありました。

ウィロビー、最初はいいんですよ。

助けてくれて野草の花束を持ってきてくれて… だいぶ女慣れしている手口ですけどね ( ̄▽ ̄)

だけど彼は突然ロンドンに去っていきます。

理由はなんだかいろいろゴチャゴチャ言ってごまかした感じで逃げ去って行きました。

慟哭するマリアンヌに、なぜかお母さんまで一緒に泣く始末。

エリノアは「自分だって泣きたいよ…」と力なく座りこみます。

彼女のほうは、ジェニングス夫人の伝手で知り合った女性ルーシーが、実はエドワードと結婚の約束をしていると聞いてショックを受けたばかりでした。

普通だったら人のことどころじゃないけど、しっかり者長女の哀しさです。

そんな折、ジェニングス夫人に誘われてロンドンに行くことになったエリノアとマリアンヌ。

ルーシーも一緒で、めちゃくちゃ牽制されます。

そしてマリアンヌは再会したウィロビーから他人行儀な扱いを受け、彼が金持ちの貴族令嬢と結婚したことを知りました。

しかも「もう俺のことは忘れてちょ」の手紙つき。

うわあああー、ウィロビー最悪

でもここで大佐の一途さが際立ちます。

しかし、ウィロビーとの出会いも、大佐との恋愛の始まりも、ずぶ濡れで身動き取れないところを助けてもらうのがきっかけのマリアンヌ (;^ω^)

ワンパターンですかいな…

そしてエリノアも、エドワードがルーシーと結婚したと聞いて落ち込みますが、実は結婚相手はエドワードの弟の方だと聞いて一安心。

ラストは大団円です。

姉妹ふたり揃って紆余曲折の激しい恋愛なので、先が気になってラストまで一気に観ました。

キャストも演技派が揃っていて、恋愛だけではなく周囲との関係や家族愛などもリアリティのある描写になっているので面白かったです。

 

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