伝説のロックバンド「クイーン」の魅力を再確認【1】

 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

※「ボヘミアン・ラプソディ」公開前に他サイト様に寄稿したコラムを、加筆修正して再アップしました。

 

数々のヒット曲を飛ばし、今なお多くのアーティストに影響を与え続けているイギリスのロックバンド「クイーン」

1991年にリード・ヴォーカルのフレディ・マーキュリーが他界してからも人気が衰えることはなく、デジタル・リマスター版アルバムなどでまた新たなファンを増やしている、まさにレジェンド級のバンドです。

そのクイーンの伝記映画「ボヘミアン・ラプソディ」が、「キック・アス」などの出演俳優デクスター・フレッチャー監督の手で2018年11月に公開となりました。

当初のブライアン・シンガー監督が職場放棄して解雇されるなどドタバタがありましたが、映画は大ヒットを記録。

公開から2年が過ぎましたが、いま一度クイーンの軌跡を振り返ってみたいと思います。

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クイーン結成

ロンドン大学インペリアル・カレッジに通うブライアン・メイと歯科医学生のロジャー・テイラーティム・スタッフェルという学生をリード・ヴォーカルに「スマイル」というバンドを組んでいました。

物理学に長けているブライアンは(後に修士課程修了)、エンジニアの父親に協力してもらい、100年前の暖炉の木材を使ったオリジナルのギターを開発。

「レッド・スペシャル」という名前をつけて、以後改良を重ねながら現在でも愛用しています。

しかしスマイルは、意欲はあったが失敗が続きティムは脱退します。

その頃ロジャーはティムのルームメイトと古着屋を出店する話をしていました。

ルームメイトの名前はファルーク・バルサラ

アート・スクール出身で、同じようにバンド活動をしていましたが芽が出ていませんでした。

独自の音楽性に明確なヴィジョンを持っている彼はスマイルに加入します。

そしてファルークの発案でバンド名は「クイーン」に変更。

同時にフレディ・マーキュリーという芸名を自身につけました。

その後オーディションでチェルシー大学に通う(半年後に学位取得)ジョン・ディーコンという青年が加入しました。

 

これでメンバーの構成は

フレディ・マーキュリー(リード・ヴォーカル、ピアノ)

ブライアン・メイ(ギター、ヴォーカル)

ロジャー・テイラー(ドラム、ヴォーカル)

ジョン・ディーコン(ベース)

 

以上の4人で20年以上に渡り活動していくことになります。

 

苦いデビュー

 

ブライアンとジョンは学業、フレディとロジャーは古着屋の経営でそれぞれ忙しくしつつもデモテープ作りに励みレコード会社にアプローチしていきます。

元スマイルのプロデューサーが目をかけてくれ、契約関係でさまざまな紆余曲折がありながらデビュー・シングル「炎のロックンロール」を、その一週間後にアルバム「戦慄の王女」をリリース。

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大々的なプロモーション・キャンペーンを行ったのですが、BBCからは嫌われてしまいラジオにほとんど流してもらえずチャート入り出来ませんでした。

(民放局というのがこの年の後半にやっと出来たのだそうです)

新聞や雑誌の評論家もこぞって辛辣な言葉でこき下ろします。

ある評論家などは「こんなバンドが売れるようになったら、トラック一台分の帽子を食ってやるよ」と言ったそうです。

食ったか? おまえマジ食ったか? 

と聞いてみたいですが、まあもう他界してるでしょうからスルーしときます。

デビューからすでにクイーンらしい賑やかなサウンドで、歌詞も若者の怖いもの知らずという感じの真っ直ぐな表現で悪くないと思うんですけどね、このアルバム。

もちろんデビュー曲もかなりいい。

チャート入りできなかったために後の「グレイテスト・ヒッツ」に収録されなかったのが残念です( ;∀;)

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成功は少しずつ

 

セカンド・アルバム「QUEEN Ⅱ」はコンセプトアルバム。

当時はアナログ盤で、A面をひっくり返してB面を聴くというやり方で音楽は聴かれていました。

この「QUEEN Ⅱ」はA面をサイド・ホワイト、B面をサイド・ブラックと名付け、裏と表でまったく違う音楽性を打ち出して、聴いた人間の度肝を抜きます。

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すかんち(ぜったい後ろから読んじゃダメなバンド名 …だから読むなってば!)のROLLYさんは、このアルバムを聴いたとき「B面にひっくり返した途端、呼吸をすることさえ許してもらえなかった」と衝撃の強さを表現しています。

このアルバムからシングルカットされたのは「輝ける7つの海」のみですが、チャート10位に入り、アルバムも全英5位までいきました。

だけど評論家の批評はまだ賛否両論で、「お里が知れるなあ…」と思えるくらい口汚い酷評をしている人が大勢いました。

そして初のアメリカツアーに回りますが、途中でブライアンが肝炎で倒れてしまい6週間の絶対安静を言い渡されます。

コンサートは中止になり帰国の途につきました。

退院したあとニュー・アルバムのレコーディングが開始されますが、またもやブライアンに病魔が襲います。

ブライアンはこのとき、「自分はメンバーを外される」と思って落ち込みましたが、誰もそんなこと思っていませんでした。

戻った時に温かく迎えてくれたメンバーにブライアンは感激したそうです( ;∀;)イイハナシダナー

無事レコーディングが済み、彼らのターニングポイントとなった曲「キラー・クイーン」がシングル・リリースされました。

高級娼婦のことを歌ったこのポップな曲は全英2位まで食い込みます。

この曲名を見て「第4部のラスボスのスタンド…」と思ったジョジョファンの方もいるのではないでしょうか。

歌詞も「爆薬、ゼラチン、ダイナマイトにレーザービーム」と全身武器庫のような女性なので(ちがう!)ラスボスのスタンドにはぴったりだったかもしれません。

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一般的にそのアーティストの可能性と将来性が決定づけられる「試練のアルバム」といわれるサード・アルバム。

クイーンは「キラー・クイーン」のほか、ブライアンが病床で、解雇されるかも…という不安から書いた「誘惑のロックンロール」(原題「Now I’m here」)などを収録したサード・アルバム「シアー・ハート・アタック」をリリース。

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みごと試練に打ち勝ち、あれだけ酷評していたマスコミも好意的な評価で歓迎しました。

 

初来日で日本びいきに

 

1975年、クイーンは初めて日本に来て熱烈な歓迎を受けました。

クイーン独特のサウンドや音楽性も魅力でしたが、彼らの女子ウケするルックスは音楽雑誌などの猛烈なプッシュもあり、若い女性を中心に絶大な人気がすでにあったのです。

当時の映像を観ると、空港での出迎え、コンサートでの熱狂ぶり… いずれもファンの人たちはパワー全開で(ちょっと危険に思えるほど)彼らに押し寄せていました。

そしてマスコミからの取材では、まさに賓客をお迎えするかのような歓待を受けています。

古いですが滝川クリステルさんがオリンピック誘致の際に使った「お・も・て・な・し」の心をそのまま体現しているかのように、着物姿の女性たちからの花束贈呈や正式な茶道でのお茶席などなど。

本国での人気も高まってきているとはいえ、契約会社から在りえないほどの安いお給料しかもらっていなかった彼らは、自分たちがこの小さな島国で大人気だと初めて知り、この王様のような扱いにいたく感動して大の親日家になりました。

特にフレディに至っては、日本の美術品や骨董品を買い込んだり、お忍びで来日したり、日本語もこっそり勉強してファンを喜ばせるくらい、真剣に日本を愛していました

耳がいいせいか発音が綺麗だったのが印象的です。外国訛りがなくて驚きました。

そうして日本に感謝の気持ちを持ちながら、いよいよ契約会社の自分たちへの塩すぎる対応への不満が爆発。

かなり難航しながらクイーンは契約会社をやっとの思いで変更することができました。

 

そしてついに音楽史上に輝くクイーンの代名詞ともいう名曲が生まれます

 

【2】に続きます。

伝説のロックバンド「クイーン」の魅力を再確認【2】

 

 

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