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「ラストタンゴ・イン・パリ」あらすじと感想【ネタバレあり】

2022/09/24
 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

公開当時も、後年になってからも物議を醸すベルナルド・ベルトルッチ監督の問題作。

主演はマーロン・ブランド

ヒロインを演じたマリア・シュナイダーの代表作ではありますが、人生を狂わせた忌むべき作品でもあります。

ヒロインの恋人役には、トリュフォーの秘蔵っ子だったジャン = ピエール・レオーが配されました。

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あらすじ

物件を探している若い女性ジャンヌは、賃貸募集の張り紙があるアパルトマンを内覧する。

鍵がなくなっていることを気にも留めない管理人からスペアキーを借り、ひとりで該当の部屋に入って窓を開けた。

明るくなった部屋の隅に、くたびれた中年男性ポールが座りこんでいて驚くが、他の内覧者だと思い、気にせず部屋の中を見回した。

電話が鳴り、躊躇いながらジャンヌが受話器を取っても何も聞こえない。

別の部屋にいるポールのほうにつながったのだ。

受話器を置いたポールは、おもむろにジャンヌに近づき、強引に彼女と関係を持った。

 

半ば放心状態でジャンヌは彼氏のトムに会う。

テレビクルーのトムは、自分の企画が通ったことを喜び、ジャンヌの許可を得ないうちに彼女と自分の恋愛ドキュメンタリーの撮影を開始する。

嫌がるジャンヌだが、押し切られて撮影に同意。

自分の過去のことなども話すようになる。

 

一方ポールは、最近妻ローザが自殺したばかりだった。

自分が経営しているホテル内の浴室は血まみれである。

ローザの母親がやってきて、教会で葬儀をあげたいという希望に激しく反発した。

なぜ娘は死んだの、と泣き崩れる義母の問いは、ポールにも分からなかった。

 

ジャンヌとポールは、定期的にあのアパルトマンで会い、秘密の関係を持つようになった。

しかしポールが、互いの名前や住所など一切のパーソナル情報を明かさず、身の上話もしない、と宣言し、ジャンヌを戸惑わせる。

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感想

まあ、最初から変ですよね。

このアパルトマンの管理人が怠慢な上に気持ち悪い変人だし、マスターキーがない、なんて聞いた時点で内覧をやめますよ。

誰か他の人間がその部屋にいる、って分かるじゃないですか。

こんな杜撰で危険な感じがする物件、見るまでもなく願い下げで他を探します。

ジャンヌの危機管理意識が低すぎて、ご都合主義なんですよね。

管理人のキャラ設定なんて「普通の人」にしとけばいいのに、狙いすぎて失敗してます。

 

さて、物議を醸したバターのシーン…

本気で泣いていますね… これは

気の毒すぎて言葉にならないです。

シュナイダーが当時まだ19歳、未成年だったことも考えると、ベルトルッチ (30歳)とブランド (48歳) の責任は果てしなく大きいと思います。

いい大人だったこのふたりは、彼女を追い詰めるのではなく、庇護してやらなければならなかった。

全員が亡くなっている今となっては、糾弾しても仕方ないことですけど、やっぱモヤモヤしますね。

 

終始ポールの自分勝手ぶりが鼻につきました。

まったく知らない者同士で肉体だけの関係でいよう。

こう宣言して、実際にジャンヌが自分のことを話そうとすると「いらん」と遮るけど、自分のことを聞かれればペッラペラしゃべる

またこのポールの身の上話が、くっだらねぇんだ ホジホジ( ̄σ・ ̄*)フーン

ジャンヌは興味深く聞いてあげてますけどね。

で、なんかよく分かんないけど、妻の死を乗り越えた途端、ジャンヌに何も言わずに荷物を引きあげます。

関係は終わったんだ、とジャンヌは悟ったのに、いきなり歩いている彼女の肩を叩いて「君を愛してる」

(゜Д゜) ハア??

そしていきなり、聞いてもいない自分のパーソナルデータを喋る喋る。ペッラペラ

いや、いらんって最初にそっちが言ったんじゃん

その後ポールはジャンヌがどれだけ「もう終わったの」と言っても「終わって、また始めよう」と取り合いません。

マジで話通じない… ヤバいわこの人。

ストーキングして彼女の家まで入り込んで、結局しつこすぎてジャンヌに撃たれてしまいました。

撃っちゃったジャンヌは通報のセリフを練習します。

「知らない人が入ってきたんです。名前も知りません。私をレイプしようとしたんです」

最初にポールが決めた取り決めが、ポール自身の首を絞め、ジャンヌに都合のいい状況を生み出した皮肉なオチ。

ちょっとこのラスト、スカッとしました。

やっぱ自分の都合ばっか考えてるヤツはダメなのよ~。

 

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