映画「太陽が知っている」あらすじと感想【ネタバレあり】ドロンさん、またロネさんを〇す

かつて婚約していたアラン・ドロンとロミー・シュナイダーが久しぶりに共演した作品です。
そこにモーリス・ロネとジェーン・バーキンが絡んできます。
監督は「フリック・ストーリー」のジャック・ドレーが務めました。
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あらすじ
夏の休暇を、南仏にある友人の別荘で過ごすことにしたジャン=ポールとマリアンヌ。
プール付きで静かな環境。
通いの家政婦がひとり、日中にいるだけなので、二人は気兼ねなくいちゃつくことが出来た。
そこに共通の友人ハリーから電話がきて、娘を連れて彼もしばらく厄介になるという。
電話を受けたマリアンヌは歓迎するが、ジャン=ポールは面白くなかった。
小説家の夢を断念したジャン=ポールは、作曲家として成功しているハリーにコンプレックスを持っているのだ
翌日。ハリーが娘のペネロープを伴って別荘にやってくる。
内気なペネロープは挨拶もろくにせず、所在なさげにして他三人と壁を作っていた。
逆にハリーは輪の中心になって明るくふるまう。
マリアンヌに発売前の新曲を聞かせ、彼女と一緒に町での買い物に付き合うなど、ジャン=ポールを苛立たせた。
二日目の夜には、ハリーはフラリと一人で町に出かけ、何十人もの若者を引き連れて帰宅。
そのままパーティーになり、喧騒を嫌ったペネロープはプールに退散する。
ジャン=ポールも騒々しさに辟易して彼女を追い、ふたりで夜のプールサイドを歩くのだった。
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感想
マリアンヌとハリーの仲の良さに嫉妬し、ジャン=ポールはペネロープに手を出します。
大事な一人娘に手を出されたと知ってハリーは激オコ。
怒鳴り散らすわけではないけれど、軽蔑の眼差しをジャン=ポールに向け、二度と娘には会わせない、と宣言しました。
ただし酒をあおりながら。プールサイドで。
「ヤバいなぁコレ。プールに落っこちて溺死するんじゃなかろうか?」とこちらが心配していたとおり、落ちます。いや、落とされます。
男二人だけのプール。
助けを求めるハリーに何度も手を差し伸べ、そのたびに突き落とす鬼畜ジャン=ポール。
しまいにはハリーの手を掴みながら、その頭を水中に押さえつけて殺害しました。
「太陽がいっぱい」でも、アラン・ドロンはモーリス・ロネを殺しましたね…
あちらは海上、こちらはプール。
もうこの二人は水のある場所で会わせちゃダメな気がする (;´Д`)
真夏の光景が鮮やかな映像です。
太陽は強いけど、湿気はあまりないようですね。
カラッとしていて気持ちよさそう。
水着や露出の多い服のシーンがほとんどのため、画面の肌色率も高いです。
ロミー・シュナイダー脱いでたんだ、とちょっとビックリしました。
しかも元カレと濡れ場…
どういう心境で観ればいいんだコレ (;^ω^)
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