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映画「永遠に美しく…」あらすじと感想【ネタバレあり】美しさは罪… いえ、ゾンビ

 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

メリル・ストリープ、ゴールディ・ホーン、ブルース・ウィリスの三人が主演した、ロバート・ゼメキス監督のブラック・コメディです。

イザベラ・ロッセリーニもセクシーな衣装でストーリーを引っ掻き回します。

 

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あらすじ

1978年。

女優のマデリーンは、美貌に自信があるが最近は目元当たりのシワが気になるようになってきていた。

舞台を終えて楽屋でグチをこぼしていると、学生時代からのフレネミー・ヘレンが婚約者と共に訪れる。

婚約者のアーネストは美容整形外科医である。

そしてヘレンの悪い予感は的中し、マデリーンはアーネストを略奪して結婚してしまった。

7年後。

病んで過食症になったヘレンは、療養所に入れられた。

グループセッションで毎回マデリーンへの恨み言を口にするため、療法士にも叱られる。

そのとき「頭からマデリーンを追い出すのよ!」と言われたヘレンは、物理的にマデリーンを亡き者にしようと思いついた。

それからさらに7年後。

アーネストはエンバーマーになっており、マデリーンは若い俳優と浮気をしていた。

そこへ、作家になったヘレンが出版記念パーティーの招待状をふたりに送ってきた。

ヘレンはスッキリと痩せ、心なしか若返っている。

その姿にアーネストは惹きつけられ、マデリーンは嫉妬した。

すると他の招待客がマデリーンに、若返りエステのエキスパートであるリスルという人物の連絡先を渡す。

数日後、浮気相手が他の若い女と二股をかけていたことを知り、マデリーンは彼と喧嘩別れする。

そのとき、加齢による容姿の衰えを指摘されてバカにされたことで悔し涙を流したマデリーンは、リスルに施術してもらう決心をした。

一方ヘレンは、アーネストを誘惑して、ふたりで共謀してマデリーンを殺害する計画を持ち掛ける。

 

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感想

グロいけれども、テンポがいいですね~。

昔観たときはそんなに面白かったとは思えなかったのですが、自分の老いを感じてから観てみると、マデリーンとヘレンの「永遠に美しく…!」と執着する気持ちも分かるようになってきました。

しかしリスルの施術は、秘薬でゾンビにするもの。

不老不死です。

しかも定期的なメンテも必要で、決して体に傷をつけてはなりません。

こんな禁忌… 破られるに決まっているじゃないですか。

ええもう、物語のお約束で、速攻でマデリーンはアーネストに階段から突き落とされ、複雑骨折で首が180度後ろに回ります。

そしてマデリーンだけではなく、ヘレンも秘薬を飲んでいて、こちらもゾンビ。

マデリーンの攻撃で、どてっ腹に穴が空きました。

当時のSFXの見せつけがこの映画の一番の見せ場なので、畳みかけてきています。

新しいおもちゃを手に入れた子供みたいに、SFXでやれることをガンガン試して楽しんでいるのが伝わってきました。

女たちのいがみ合いは互いの体を損傷し合い、でも死ねなくて、ようやく戦いの不毛さに気づいて和解。

しらじらしいほど互いを褒め合いますが、今度は体を治してくれるアーネストの不老不死を狙います。

でもアーネストは拒否して、人間としての人生を全うするのですが、なぜかゾンビのような白塗りメイクをしているのが気になるところ。

なぜ? (;´・ω・)

そしてラストは、共に体がバラバラになってもまだ生きている二人の女。

当然ながらブラックなオチだったわけですが、いや~、不老不死って怖いですね。

いつまでも美に執着することも怖いことです。

スキンケアなど普通の美容や運動などで若々しくするのは素敵だと思うけど、整形はちょっとな~、と思ってます。

最近You Tubeで、整形した芸能人のビフォーアフターを見て恐怖を感じていたところで、タイムリーにこの映画を観たから、余計にそう思いました。

 

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