「キサラギ」あらすじと感想【ネタバレあり】

 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

古沢良太さん原作・脚本の舞台を映画化したサスペンス・コメディです。

1室に集まった5人のドルオタが、互いに疑心暗鬼になりながら、推しの自殺の真相を紐解いていきます。

その5人を、小栗旬さん、香川照之さん、塚地武雅さん、ユースケ・サンタマリアさん、小出恵介さんの豪華俳優陣が演じます。

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あらすじ

1年前に自殺した駆け出しD級アイドル・如月ミキの1周忌追悼パーティーが有志によって企画された。

ネット上のファンサイトでいつも交流していた5人。

面識はなく、ハンドルネームでのやり取りで互いの本名も素性も知らない者同士だったが、HNオダ・ユージの発案でHN家元が幹事となって集まる運びとなった。

ミキがいる天国に一番近い場所としてビルのペントハウスを借り、パーティーの準備がひと段落したところで、HN安男が一番乗りで現れた。

福島の田舎からやってきた純朴な男だ。

この日のために、少し頑張ってトレンディな恰好をしてきたのだという。

しかし安男は、パーティー用に手作りしてきたアップルパイを、途中で立ち寄ったコンビニに置いてきてしまったと言い、取りに行く。

入れ違いにHNスネークがやってきた。

追悼ということなので彼は喪服を着て来ていた。

そしてすぐにオダ・ユージも合流する。

スネーク同様、喪服を着てきたオダ・ユージは、家元のカジュアルな服装を批判した。

恥ずかしくなった家元は、喪服に着替えるために一旦部屋から出ていった。

チャラ男のスネークと、生真面目なオダ・ユージの二人が残され、少し空気が気まずい。

だがそこに怪しい風体の男が部屋を覗いていることに気づいて二人はギョッとする。

男は部屋に入り込んで奥のほうに引っ込んだ。

きっとこのビルの管理人。

二人はそう思い込んだ。

安男が戻ってきて、やはり家元と同じように喪服を着ていないことを責められた。

カジュアルな集まりだから家元はいいと言った、と反論したところで喪服姿の家元が戻ってきて驚愕する。

福島から来たので喪服を取りに戻る時間はない。

仕方なく安男のファッションはそのままとなった。

そして入り込んできた男は、ここを借りた家元の確認で管理人ではないことが分かった。

男は最後のメンバー・HNいちご娘だと白状した。

女の子だと思い込んでいたスネークは怒り狂う。

ともあれ、無事メンバーが揃ったところでパーティーは始まった。

だが一人だけ喪服を着ていない安男は盛り上がれない。

安男は意を決し喪服を買いに走った。

残った4人で家元の秘蔵コレクションを見て盛り上がるが、ふとオダ・ユージが、ミキは本当に自殺だったのか、と疑義を呈する。

 

感想

スピード感があってサクサク観られる楽しい作品です。

ストーリーは良く出来ています。

伏線となるものを多数提示し、後から全部回収していく爽快感があります。

ただ、セリフが浮いているので、掛け合いがサムいんですよね…

テンポはいいんですが、三谷幸喜さんや宮藤官九郎さんの真似してみたけどそのレベルには及びませんでした、といったイタいノリを感じて、ちょっと辟易しました。

ストーリーはいいけどセリフがダメ、と思うので「脚本がすばらしい」とは言えないです。

的外れな分析かもしれないですが、三谷さん・宮藤さんがそれぞれ自分の感性で小ネタを差し込んでいるのに対し、古沢さんは情報を集めて小ネタをわざわざ作って、それでドヤ感を出してしまっているのが鼻につくな~、というのがあくまで私の感想です。

 

そんな難点もありますが、俳優たちは頑張っています。

この映画で香川さんを初めてちゃんと観たので、しばらくは「いちご娘さん」と呼んでました。

胡散臭い動きと顔芸で、気持ち悪さといじらしさを同居させた、なんとも強烈な演技をしています。

小栗さんも、この映画の前は「ごくせん」(目立ってない)と「花ざかりの君たちへ」(一番キャラが弱い) ぐらいしか観ていなかったので、こんなに表情豊かにイキイキと動いているのを観たのは初めてでした。

自分だけミキちゃんと個人的な接点がないことにイジけて、泣きながらお菓子ポリポリ食べる姿が可愛かったです(´▽`*)

それまでは、スカしたイケメンだと思ってましたが見方が変わりました。

エンドロールのオタ芸はみんな大変そうでしたが、個人的には好きなシーンです。

ミキちゃんの顔出しも、ずっとぼやけているのモヤモヤしていたので、出てくれてスッキリしました。

あれで終わっていればいいラストだったのですが…

エースの錠の登場は蛇足だった気がします。

いいところと残念なところが両方ともハッキリクッキリ出ている作品ですね。

 

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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

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