映画「ジュラシック・パーク」あらすじと感想【ネタバレあり】救世主ティラノちゃん、ではない
視覚効果の成果が凄まじく大ヒットとなり、その後シリーズ化もされたスティーブン・スピルバーグ監督作です。
原作者マイケル・クライトンが脚本にも参加。
サム・ニール、ジェフ・ゴールドブラム、ローラ・ダーン、監督としても著名なリチャード・アッテンボローらが出演。
ブレイク少し前のサミュエル・L・ジャクソンも脇役で出ています。
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あらすじ
ハモンド財閥創始者ジョン・ハモンドは、自身が所有するコスタリカ沖の島に巨大なテーマパークを作り上げた。
樹液に包まれて化石となった蚊から抽出した血液の遺伝子配列に蛙のものと組み合わせて、現代に恐竜を蘇らせたのだ。
古代の生物・環境を再現した「ジュラシック・パーク」である。
オープンを前に、ハモンドは古生物学者アラン・グラント博士と、その恋人の古植物学者エリー・サトラー博士をモニターとして招待する。
他にも数学者イアン・マルコム博士、投資家への説明を請け負っているジェナロ弁護士、そしてハモンドの幼い孫・レックスとティムの姉弟らでモニターツアーに参加。
管制室には多くの研究員や技師がおり、獣医や監視員のマルドゥーンなどが常駐している。
しかし警備システムなどを一手に受けていた技師のネドリーが、密かにハモンドを裏切っていた。
アランたちがモニターツアーに出たが、なかなか恐竜に遭遇しない。
ティラノ区域に来たところで、数メートル先で病気のトリケラトプスが横たわっていた。
古代の毒草を食べたのだと推測したエリーは、原因を調べるため獣医と一緒に残ることにした。
しかし折悪しく暴風雨がやってくる。
ツアー用のジープに戻った一行だったが、ネドリーの策略により警備システムが切断されてジープが動かなくなる。
無線も通じない。
立ち往生になってしまった。
ネドリーは、恐竜を作る元となる胚を、ライバル社に横流しする手筈を整えていた。
警備システムを切った彼は、立ち入り禁止の部屋に入り込んで胚を盗み、パークスタッフ用のジープで港に向かった。
本土に向かう連絡船はもうすぐ最終便が出てしまう。
ほとんどのスタッフがそれに乗って帰宅してしまった。
鍵は開け放題だし、恐竜を閉じ込めるための高圧電流フェンスの作動も落とした。
順調に進めるはずだが、気が急いて運転が粗くなる。
ついには泥濘にタイヤがはまり込んでスタックしてしまう。
動かない車の中で復旧を待つしかないアランたち。
しかし微かな振動を感じて外を見ると、獰猛な肉食恐竜ティラノサウルスがこちらに近づいてきていた。
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感想
途中でCMが挟まれなければ、こんなにあっという間に観きれるものなんだぁ、と妙な感想を持ちました。
この1作目、これまで地上波の放映でしか観たことがなかったので、ちょいちょいCMで中断されて、すごく長く感じていたんですよね~。
今回は配信サービスなので、一気に観ました。
展開が早くて集中できました!
「ジョーズ」のときと同様に、姿を見せる前からその存在を誇示する捕食生物。
恐怖演出が冴えわたっています。
人物たちの居場所が変わり、一緒に行動するパーティーも変化する。
その流れも上手く作ってあり違和感がありません。
トリケラトプスの面倒を見ていたエリーが、アランたちより先に管制室に戻って来ていたのには驚きましたが。
獣医さんもいつの間にかいなくなっていて、多分連絡船に乗って帰宅したんだろうな、とは思いますが、病気のトリケラトプスは死んだんかい? とちょっと疑問。
この疑問は解消されていません。 投げっぱ!
(・∀・) いいですけどね別に。
ストーリー上、大した問題ではないってことで。
もしかしたら編集でカットしたのかもね。
システムがすべてダウンしたことで、パーク内で安全な場所が無くなりました。
命からがらで入り口前の施設 (名称がわからない… パビリオン?) に戻ってきたアランとレックスとティムでしたが、内部にも恐竜は侵入。
子供たちだけでご飯食べてるときにやってくるシーンはゾクゾクします。
厨房の丸窓を覗くはやっぱり凶暴なヴェロキラプトル。
鼻息バフーッ でガラスを曇らせるオマヌケさん ( ´ω`)・;’.、ブッ
恐怖の対象のくせに何気に愛嬌があるから困っちゃう。
2体に増えたときなんて絶望感が湧いてきましたよ…
だけど、敵だと思っていたティラノサウルスが最後、人間たちを助ける行動になったのは意外でした。
もしや救世主!?
いや、より食べやすい方を食べただけか (; ̄▽ ̄)
結局、ハモンド社長以外で残っていたスタッフは全員死亡。
パニックアクションはやっぱり生き残る人の数が少ないですね…
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