「怪盗グルーのミニオン大脱走」あらすじと感想【ネタバレあり】
怪盗グルーとその子分ミニオンたちの活躍を描くシリーズの第3作目です。
この前に、ミニオンたちを主人公にしたスピンオフ作品「ミニオンズ」が作られており、今月そちらの続編「ミニオンズ・フィーバー」が公開されます。
そして本家のこちらも4が鋭意製作中とのことなので、3が配信されました。
今回はグルーの双子の兄が登場します。
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あらすじ
1985年、テレビ番組「悪党ブラット」の主役で人気者だった子役バルタザール・ブラットは、思春期の急成長で人気が下降。
シーズン3をもって番組は打ち切りになり、忘れられた存在になる。
この恨みを持つ彼は、本当の悪党になってしまった。
今回の狙いは船に積まれているデュモン・ダイヤを盗むことだ。
変装とガジェットを駆使して見事に盗み出したブラットの前に、今や妻のルーシーと共に反悪党同盟 (AVL) の捜査官をしている元怪盗グルーが立ちはだかった。
グルーはダイヤを取り戻すことはできたが、ブラットは逃がしてしまう。
そのため新たに会長に就任したヴァレリーに、ルーシーともども解雇されてしまった。
ふたりが無職になったことを、彼らの養女三姉妹マーゴ、イディス、アグネスは心配する。
そして悪党もしくは捜査官など、カッコいい主人に仕えたいミニオンたちは、ジュリーとデイブ以外みんな怒ってグルーの元から去ってしまう。
そんな折、生き別れになっていたグルーの双子の兄ドルーの代理人がやってきた。
父が亡くなって困ったことになっているので、彼が住むフリードニアまで来てほしい、とのことだった。
同じころ、パリの博物館に展示されているデュモン・ダイヤが再びブラットに盗まれる。
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感想
80年代ノスタルジーで親世代・祖父母世代にも刺さります。
今回の敵は80年代の栄光を忘れられないものだから、当時のヒットソングが随所で流れるんです。
しかも、自分のミニチュアロボ軍団 (ヤッターマンの「今週のびっくりドッキリメカ」みたいなヤツ) を「ブラットパック」と呼び、「モリー・リングウォルドとプロムに行くんだ」と寝言ほざきます。
( *´艸`) ブwww
「ブラットパック」とは、映画「アウトサイダー」や、ジョン・ヒューズ監督作品などに出演した、80年代を代表する若手俳優たちのことです。
意味は「悪ガキ集団」。
彼らが出演した映画は「ブラットパック映画」と呼ばれます。
一番出世したのはトム・クルーズで、いま続編も勢いに乗っている「トップガン」もブラットパック映画の括りに入っています。
子供向け映画でありながら、壮年スタッフたちの遊び心が感じられてクスクス笑えました。
1作目からグルーの面倒見の良さは出ていましたが、今回は双子ながらポンコツなドルーのフォローに駆けずり回ります。
そしてミニオンの回想の中でも優しいグルーの姿。
世界一の悪党に仕えたいはずなのに、優しくしてくれる人のほうがやっぱいいのね… (;´∀`)
矛盾に気づいてないミニオンたちがバカかわゆす。
今回もミニオンズはステージで歌ったり、刑務所で幅を利かせたり、脱獄したりと忙しく立ち回っています。
癒されるなぁ、もう (´▽`*)
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