映画「TAXi」あらすじと感想【ネタバレあり】カーアクションin マルセイユの爽快感
リュック・ベッソンが脚本と製作を兼ねたカーアクション・コメディの第一作目です。
主演のサミー・ナセリの代表作になります。
相棒はフレデリック・ディーファンタル。
主人公の彼女役をまだ駆け出しの頃のマリオン・コティヤールが演じています。
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あらすじ
マルセイユ。
ピザ屋の配達員を辞めて念願のタクシー運転手になったスピード狂のダニエル。
改造しまくった愛車プジョー406で街に繰り出す。
最初のお客は買い物帰りの初老の女性カミーユ。
感じのいい彼女を家まで送り届け、荷物もキッチンまで運んであげる。
会話も弾み、彼女の息子が運転免許試験に8度も落ちている話を聞いた。
その息子エミリアンは、路上教習で精肉店に突っ込んでまたもや不合格。
人格否定までしてくる教官に警察手帳を見せて黙らせた。
エミリアンはマルセイユ警察の刑事だった。
現在、ドイツ人の銀行強盗グループ “メルセデス” を追っている。
赤のメルセデスベンツで各銀行を襲う彼らだが一向に捕まえられず、署長のジベールもエミリアンたち部下に発破をかけた。
エミリアンも、片思い中の優秀な同僚刑事ペトラにいいところを見せたいが、張り込みでも別の班にさせられ、ちっとも活躍できずにいる。
進展がない中、カミーユにタクシーで仕事に行くように勧められてダニエルが呼ばれた。
刑事だと知らなかったダニエルは、つい調子に乗って驚異的なスピード力を見せつけてしまう。
そのままエミリアンに連行されて尋問を受ける羽目になった。
しかし、この連続強盗事件の解決に協力してくれたら違反を無しにしてくれる、という話にダニエルは乗った。
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感想
1作目のためか、ジベール署長がまだアホじゃない!
いやまあ、強盗団の車と大臣の車を間違えてめちゃ銃撃してますけどね…
この後にシリーズで見せるドアホっぷりと比べちゃうと、まだまともに見えてしまうw
その分、エミリアンのおバカぶりが際立っていますね。
ペトラが入室するタイミングのときに限って引かれてしまうヘマをしちゃうし。
ダニエルにノセられて彼女を押し倒せばビンタ。
でも根がアホだから悲壮感がない (≧▽≦)
ダニエルの方も、彼女のリリーとエッチしたいのに、毎回タイミングが悪くてお預け状態。
こちらもお気の毒w
大丈夫! ふたりとも本懐を遂げられるから!
ベッソンの脚本にしては、暗い影を背負っているような人がだーれもいない稀有な作品。
カーアクションの疾走感に、マルセイユの美しい風景がマッチしていて爽快な気分になれる作品です。
ストーリー的には稚拙な面もありますが、おバカ映画らしい軽さとテンポの良さで、車に詳しくなくてもラストまで楽しめます。
久しぶりに観たけど面白かった。
でもマリオン・コティヤールの出番が少ないのが残念。
まだ駆け出しの頃だから仕方ないか (;´∀`)
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