映画「102」あらすじと感想【ネタバレあり】ブチがなくても可愛いのだ
「101」の続編です。
悪役グレン・クローズとその執事を演じたティム・マッキナリーは続投。
主人公は「ファンタスティック・フォー」シリーズのヨアン・グリフィズ。
ヒロインを演じたアリス・エヴァンスとは後に結婚しています。
今回はヴィラン役にフランスの大御所ジェラール・ドパルデューも参加しました。
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あらすじ
前作から3年。
投獄されたクルエラは、パブロフ博士の心理療法により、毛皮を毛嫌いするナチュラリストの愛犬家になっていた。
そんな彼女に仮出獄が認められる。
クルエラの帰りを待っていた執事のアロンゾは、出所祝いに子犬のフラッフィーをプレゼントする。
そして大量の毛皮は、前作でアニタが描いたデザイン画と共に物置にしまわれた。
アニタたちが飼っていた15匹の子犬のうち、オスのディップスティックは保護観察官のクロエにもらわれていた。
今は三匹の子犬を持つお父さんである。
そのうちの一匹、オッド・ボールは体にブチがひとつもないことにコンプレックスを持っていた。
クロエが保護観察担当しているイワンは、捨て犬の保護施設「セカンド・チャンス」を運営しているケヴィンの元で働いている。
その施設にクルエラがボランティアとして参加すると聞いて、クロエは難色を示した。
「生まれ変わった」というが、どうにも信じられない。
しかしケヴィンは「誰にでもセカンド・チャンスはある」と言ってクルエラを信じた。
今やエラという名前に変え、潤沢な資金を使って保護活動を行うクルエラ。
だが心理療法の欠陥で、ビッグベンの鐘の音を聞くと元に戻ってしまうという。
博士がその危険に気づいた頃、クロエと面会中だったクルエラは鐘の音を聞いてしまった。
見事に元に戻ったクルエラは、再びアニタ考案の「ダルメシアン柄のコート」を作るべく、毛皮専門のファッションデザイナーであるジャン = ピエール・ルペルに会い、アロンゾにダルメシアンの子犬を誘拐してくるように指示を出した。
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感想
くあああ~~♡ かーわーいーいー♡♡
今回は自分を犬と思い込んでいるコンゴウインコ・ワドルスワースがめちゃくちゃ喋ってて目立ってますが、それ以外はほぼ犬のみです。
メインのオッドちゃんの仕草がもうたまらん。
「どうして自分にはブチがないのぉ?」と鏡で確認したり、インク漏れしたコピー用紙の上でゴロゴロしてブチをつけてみたり… ううぅ、健気 (*´Д`)
前回、人間たちは後半見せ場がまったくありませんでしたが、今回はもうちょっと出番が多くなっています。
すぐに結婚した前作カップルと違って、今回はスローペース。
デートはお留守番中のワンコたちが観ている「わんわん物語」のシーンとリンクしていて、一緒にスパゲッティ食べることで親密度が上がっていく演出になっているのが上手いと思いました。
クロエの髪型もレディに寄せています。
そして救出作戦もこのカップルは参戦。
閉じ込められるドジを踏みますが、寝返ったアロンゾに助けられます。
クルエラほどクルーエル (残酷) ではないアロンゾには良心があるんですよね。
それに気づかなかったクルエラ、今回はケーキにされます。
前回以上のやりすぎヤラれ役モード (;・∀・)
ドパルデューのヤラれっぷりが激甘に見えるほど容赦がなくて、ここまでくるとさすがに軽く引きました…
そのため映画全体で観るとイマイチではありましたが、可愛いワンコたちで相殺です。
前作はこちら
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