「ニキータ」あらすじと感想【ネタバレあり】

2021/11/24
 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

フランス映画界にアクションの新風を起こしたリュック・ベッソン監督の初期作品です。

エンタメ性の高い派手なガン・アクションを繰り広げながら、殺し屋の悲哀も描いており、後の大ヒット作品となる「レオン」に通じるものがあります。

後年ハリウッドでリメイクされたり、ドラマ・シリーズが制作されたりと、未だ人気の衰えない作品です。

ニキータ (字幕版)

あらすじ

危険ドラッグを求めて閉店後のドラッグストアに忍び込む少年少女の集団。

ひとりは店主の息子だったのだが、そうとは知らない店主は警察を呼び、彼らは警官隊の銃撃に倒れた。

しかし死角となっていた場所に、クスリで様子がおかしくなっている少女がひとり隠れていた。

彼女は近づいた警官を銃殺し、現行犯逮捕される。

取り調べで名前を訊かれ、彼女はニキータと答えるが、男性につけられる名前なので嘘だと思われて頬を張られる。

その報復に刑事の手に鉛筆を突き刺した。

裁判で無期懲役の判決を下され、喚き散らして抵抗するが別室に連れて行かれて鎮静剤を投与される。

目を覚ますと、ベッドと机・椅子しかない簡素な部屋の中だった。

そこにスーツ姿の男性が入ってくる。

彼の名はボブ

ニキータが眠っている間に、彼女は亡くなっていることにされ葬儀が済まされたと伝えた。

社会的に死人にさせられた彼女に、ボブは国のために働くようにいう。

読み書き、交渉術、格闘術… あらゆることを身に着けて、「暗殺者」になるよう命じた

拒否すれば本当に墓場に入れられることになる。

選択の余地はない。

しかしニキータは抵抗してボブの銃を奪い取って彼を人質にし、この建物から出ようとする。

だが1発目だけは空砲ということを知らなかったため、隙をつかれて足を撃ち抜かれ、結局連れ戻される。

ニキータはしぶしぶ訓練を受けるが、20歳の誕生日にも外出を許可してもらえず、指導官たちに歯向かう。

上官から、あと2週間でものにならなければニキータをお払い箱にするように言われたボブは、誕生日ケーキを贈りながらもそのことを本人に伝えた。

危機感を感じたニキータは訓練に本腰を入れる。

三年後。

23歳の誕生日を迎えたニキータに初めて外出の許可が下りた。

ボブと一緒に高級レストランに出向く。

華やかな雰囲気に胸を躍らせ、ボブからの誕生日プレゼントを受け取って喜びでいっぱいだった。

しかしプレゼントの中身は自動拳銃一丁と予備のマガジン

ボブは冷たく「最終試験だ」と伝える。

ターゲットは後ろの席に座っている男。

二発で仕留めて男性用トイレの小窓から脱出しろ、と命じられた。

ボブは先に店を出て行った。

ニキータは最悪な誕生日に、泣きそうになりながら殺人を実行する。

ターゲットについていたボディーガードたちに追われながら、言われたとおりの場所に到達するが、小窓は隣接する建物の壁で塞がれており脱出は不可能だった。

騙されたことに絶望し、ニキータは泣きながら厨房に行き、狙撃の合間をぬってダストシュートに飛び込んで命からがら逃げ延びる。

飄々としているボブを殴り飛ばして責めると、明日ようやくここから出られることを教えられた。

ニキータはマリーという新しい身分を手に入れるが、仕事のときはジョゼフィーヌのコードネームで電話がかかってくる。

いきなりでも最優先にして遂行しなければならない。

準備期間の半年の間に恋人ができた彼女は、彼に内緒でこの仕事をしなければならないことに苦悩する。

 

感想

過酷な任務をきちんとこなすけれど、恋人マルコのことを思うとどうしても泣いてしまう。

非人間的な仕事と人間味のある内面のギャップから生まれる歪みがニキータを苦しめます。

ブラック企業で働いてしまったときの精神状態に近いかもしれません。

余談ですが、私の場合は自律神経失調症になりました(´・ω・)

ニキータの場合はマルコが見守っていてくれていたのですけど…

それが逆に辛くて最後は行方をくらませたのかもしれないですね。

もうボブの手からも離れて自由になった彼女がどうなったか。

見つかったら、プレゼントされた拳銃は送り主のボブに向けられる、なんて皮肉な展開も考えてしまいました。

いや、だって誕生日プレゼントが拳銃なんてマジひどいわo(`Д´*)oプンスカプン!!!

 

かなり後半になってからジャン・レノが登場してストーリーを引っ掻き回します。

かなり強烈なキャラクターで、少ない出番ながら深々と爪痕を残していきました。

少ない出番というと、前半のジャンヌ・モローもさすがの貫禄で印象深いです。

そしてマルコ役のジャン=ユーグ・アングラードが「ベティ・ブルー」のときと同様に、ヒロインを優しく見守る男性を演じているのですが、やっぱりこういう役が彼の真骨頂なんですよね。マジため息でます。

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申し訳ないけれど、リメイク版のダーモット・マロニーにはアングラードのような包容力のある雰囲気がまったく感じられなかったので、“優男”にも力量の差が出るものだ、と意味不明な発見をした次第です。

その他にもアンヌ・パリローが細腕に似つかわしくないゴツい銃を構えたり、手際よく銃を組み立てるときの身体の動きに感心したり、と画的にも楽しめる作品です。

 

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