獄中令嬢 vs バカ王子「婚約破棄から始まる悪役令嬢の監獄スローライフ」感想
もうね…「なろう」シリーズになっていますけどね…
しばらく読書はこのシリーズになりそうです (;´∀｀)
今回は山崎響さんのギャグ小説です。
真夜中とか食事中に読むのはオススメしませんww
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あらすじ
国王夫妻が長期の視察旅行に出ている最中、留守を預かった第一王子エリオットは、許嫁の公爵令嬢レイチェル・ファーガソンに婚約破棄を宣言した。
夜会で賑わう大広間の真ん中で、エリオットは後ろにいるマーガレット・ポワソンを庇うように立ちながらレイチェルに対峙。
レイチェルは彼女自身の弟で王子の腹心ジョージと、王子付きの騎士サイクスに両腕を取られて拘束される。
マーガレットに嫌がらせをしていた、と謝罪を要求するエリオットにレイチェルはそれを拒否。
エリオットはレイチェルを地下牢に閉じ込めた。
しかしレイチェルはこの事態を事前に知っていて、抜かりなく準備を進めていたのだ。
地下牢の中にはすでに山と積まれた木箱。
レイチェルは自ら監獄の鉄格子に鎖をつけて内側から鍵をかけて籠城し、木箱の中からラグやらクッションやらを取り出して思いっきり寛ぐ。
これでバカ王子との婚約もなくなり、王妃教育からも逃げられた。
牢屋の中でのレイチェルの優雅な姿を見て唖然とするエリオット。
こうして狡猾な <鬼子> レイチェルと、彼女に振り回されるバカ王子エリオットの、嫌がらせ合戦が始まった。
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感想
爽やかに嫌がらせをするレイチェルと、いちいち激怒して子供じみた嫌がらせをするのに毎度してやられるエリオットたちに爆笑します。
1話完結のギャグ漫画みたいな構成なので、読みやすいです。
レイチェルの優雅な鬼行動が面白過ぎ。
あるときは「月が綺麗だから」と真夜中にトランペットを吹きまくり、「暇だから」と紙飛行機を飛ばせば、その紙に書いてあるのは王子の悪口。
しかも女性週刊誌風の見出しをつけたセンセーショナルな嘘スキャンダル。
加えて城外の子供たちが歌うヘンな歌www
この回を読んだときは、夜中なのに爆笑しそうになって必死で声を抑えていたらお腹が痛くなりましたwww
死ぬかと思った。
王子がまたいい感じのキレッぷりで、すべての回が「ざまぁ回」。
だってエリちゃんバカだから♪
エリオットだけじゃなく、マーガレットも周りの側近たちもおバカさん揃いで、毎度マヌケな醜態を晒します。
命に関わるようなものではないので、深刻な気分になることなくカラッと笑えました。
この作品自体、完結済みでしかも短いので (本編は50話にも満たない) ちょっと明るい気分になりたいな、というときなんかにオススメです。
こちらもよろしくお願いします
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