柴門ふみ「女ともだち」がドラマ化 原作の内容・あらすじは?【ネタバレあり】

2020/04/19
 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

「東京ラブストーリー」「あすなろ白書」などのヒット作を生み出して“恋愛の教祖”とまで言われた漫画家・柴門ふみさんの初期の傑作「女ともだち」20204月から連続ドラマになる、というニュースを見ました。

 

「女ともだち」は、一話完結方式で毎回主人公となる女性が変わります

ほとんどの女性たちが20代から30代くらいの年代で、みなそれなりの悩みを抱えた人たちです。

恋愛・結婚を中心にしながら、女同士の嫉妬やいがみ合い・マウンティング、それでも許し合って続く友情なども描いており、どれも短いページ数で読み応えのある濃いストーリーが展開されていて、さすがの手腕です。

主人公たちの心情描写が丁寧で、揺れ動く心の動きに「うわ、わかる…」と共感することが多くあります。

 

その中で今回ドラマ化されるのは、どちらも一話完結とはならず、3話~5話くらいの長さになっている2作品。

既婚者との不倫の末に妊娠する女性が主人公の「とまどい」と、逆に夫の不倫に気づく女性が主人公の「カミング・アラウンド・アゲイン」です。

どちらの立場でも苦悩する女性の性が見て取れます。

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「とまどい」あらすじ

靴デザイナーのセツは、自分が思う“正しさ”で夫を追い詰めて離婚されたバツイチ女性。

そんな自分の“正しさ”を拭い去ろうと、元同級生で既婚者の男不倫している

愛人の気楽さを楽しみながらも、心のどこかでこの不倫を止めたいと思っていた。

しかし男の優しい言葉や可愛らしさに触れるたび、やっぱり別れられない、と踏ん切りをつけられずにいる

仕事ができるセツはイタリアへの研修を打診され、これを機に不倫相手と終われるかも、と期待したが、セツをライバル視するお局様にチャンスを奪われた。

そんな中、妊娠が分かり、子供を育てるうちに不倫相手を忘れることができる、と今度はそこに期待した。

だがセツの前に、不倫相手の妻の姪に当たる中学生が現れ、セツへの敵愾心を露わにする。

 

「カミング・アラウンド・アゲイン」あらすじ

出版社で働いていたちさとは、新卒ですぐに出入りのカメラマンと結婚して専業主婦になっている。

結婚10年の間に娘と息子を一人ずつ産み、平穏な日々を過ごしていた。

しかし夫の様子に違和感を徐々に覚えるようになり、胸騒ぎを感じるようになった。

ある日思い切って浮気の真意を確かめたところ、夫は泣きながらちさとに謝り、浮気を認めた

ショックを受けるちさとに、相手は25歳のキャバ嬢で、本気で好きなのだと夫は白状する。

 

ドラマ版はどうなるか

「とまどい」と「カミング・アラウンド・アゲイン」の登場人物たちはリンクしていません。

ですがドラマ版のあらすじを読むと、ちさとの浮気亭主がセツの浮気相手になるようです。

う~ん、どっちも柴門さん好みの可愛げがあるダメ男なので、無理はないかもしれませんが…

展開としては原作よりドロドロしそうですね(;^ω^)

「とまどい」のセツは、妻本人に代わって姪っ子がセツを責めて追い込むので、妻との直接対決はありません。

「カミング・アラウンド・アゲイン」では、ちさとの元に乗り込んで凶暴な本性を晒した愛人にビデオカメラで撃退します。

ある意味、直接対決だけどセツのキャラとこの愛人のキャラは全然違うので、この二作品をどう料理するのか、ちょっと面白そうだなと思います。

 ※追記 キャスト追加情報からセツの浮気相手とちさとの浮気亭主は別人と判明しました。

まとめ

個人的には「とまどい」のほうが好きな作品です。

不倫女が主人公なので、嫌う人もいるかと思いますが…

ライバル視していたお局様と和解し、彼女が新しく立ち上げる会社に引き抜かれる。

さんざんセツに絡んで彼女を責めていた不倫相手の姪っ子が、実はセツが作った靴のファンで、セツ本人のことも好きになっていた、など。

仕事の話や、主タイトルの「女ともだち」にも合致したところに着地しているところがストーリーとして深みがあって好みなんですよね~。

 

中長編の長さになっているのはこの2タイトルだけですが、他の短編もどれも柴門さんらしい捻りの効いた構成で面白いです。

 

特に印象に残っている話。

不妊治療をしていた夫婦だが、夫は浮気をしていた。

そして愛人に子供が出来たため、夫は妻を捨てて出て行く。

しかし不妊検査の結果、夫がタネ無しだった

 

すんごいブラックなオチに驚愕しました。

しかもその検査結果報告書を見た妻は、夫にそのことを教えない。

あえて「いずれやってくる真実を知るとき」を待つことで復讐する。

こわー!!(;゚Д゚)

柴門さんの作品を読んだのは実は「女ともだち」が初めてだったのですが、この話を読んだときにこのストーリーテリングの才能が心底羨ましかったです。

すごい人だーっ、とビビりました。

 

若い頃から才気煥発だったことが伺い知れる作品「女ともだち」。

ドラマも楽しみですが(でもテレ東系だから見れない…と思う)原作も超オススメです。

 

ただちょっと難点が…

初期のほうのものですが、ところどころ…

 

モテ男のヴィジュアルがキモメン!!!

 

(.;;::;;.)<・・・

いやもうちょっと、男の好みどうなってんだ、と疑っちゃうレベルで(;・∀・)

メガネで小太りで服も髪型もダサくて姿勢が悪くて目つきが濁ってて…

なのに言動はイケメンしか許されないものばかり

(※間違えてる方が多いようですが、“言動”には「言うこととやること」の両方が含まれます。“言動や行動”という書き方をすると、“頭痛が痛い”みたいな変な言葉になります)

実際の好みは別にいいけど、漫画でヒロインの相手役に持ってきてはいかんだろコレっていうの持ってこられると話に入り込めない…

だってイケメンの言動するキモメンなんて、キモいやらムカつくやらプギャーしたくなるやらで、ヒロインの気持ちにまったく共感できないもの。

この点に目をつぶれば、「女ともだち」は名作ですハイ(;^ω^)

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