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映画「エアフォース・ワン」あらすじと感想【ネタバレあり】オーソドックスな娯楽作

 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

ウォルフガング・ペーターゼン監督、ハリソン・フォード主演のアクション大作です。

悪役はゲイリー・オールドマン

他共演にはグレン・クローズ、ウィリアム・H・メイシー、ザンダー・バークレーなど。

「Uボート」でもペーターゼン監督と組んだユルゲン・プロポノフや「CSI: 科学捜査班」のブラス警部ことポール・ギルフォイルも主要な役柄で出ています。

 

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あらすじ

旧ソ連領カザフスタンの大統領宮殿から、米ロ合同特殊豚隊によって、独裁者ラデク将軍が拘束された。

三週間後、モスクワで両国大統領による報告レセプションが開かれる。

そのスピーチで、米大統領マーシャルは断固としてテロは許さない旨の宣言を行った。

レセプションが終わり、マーシャルは側近たちと共に大統領専用機エアフォース・ワンに向かう。

搭乗ゲートでは、エアフォース・ワンの取材のためロシア人テレビクルーが搭乗手続きを済ませ、広報官のミッチェルの案内で機内を見て回る。

マーシャルの他、妻のグレースと娘のアリスも乗り込み、エアフォース・ワンは離陸した。

機内でマーシャルたち文官が会議を行っている最中、警備主任のギブスが部下たちを射殺。

武器弾薬庫を開けたのを合図に、テレビクルーに成りすまして乗り込んでいたテロリストたちが一斉に動き出す。

激しい銃撃により警備員たちは倒れていき、マーシャルは脱出艇に誘導された。

ドイツの空軍基地に緊急着陸を要請して受け入れられるが、パイロットたちも襲撃されて、機体は着陸することなく再浮上。

50人の人質は会議室に集められ、テロリスト側リーダー・コルシュノフは、インカムを通じて副大統領ベネットにラデク将軍の開放を要求する。

30分ごとに人質を殺す、という脅迫にベネットは頭を抱えるが、脱出艇に乗ったと思われていたマーシャルが実は機内に残っており、軍仕込みの戦術でテロリストたちを襲撃して人質を救出しようと動いていた。

 

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感想

俳優たちの役柄が、いつも通り、といった感じです。

ハリソン・フォードらしいパワフルな主人公に、グレン・クローズらしい理知的な副大統領。

そして得意の悪役ゲイリー・オールドマンが本当に憎たらしー!

意表を突いたものではなく手堅い配役にしているので、新鮮さはありませんがオーソドックスな娯楽大作になっていると思いました。

多数VSひとりの戦いに挑む主人公。

このパターンは多いので、見せ方なんかで個性を出すことが要求されます。

ここでは、主人公は本来守られるべき大統領、ということで盾になろうとする人も多く、逆に大統領だからこそ亡き者にしようとミグ戦闘機が飛んだり、それを阻止するために米国側戦闘機がカミカゼ特攻を繰り広げたりと、スケールの大きさで圧倒。

大統領の周囲の人間たちの忠誠心、というヒューマンドラマの側面も持っています。

そんな中で見せしめのために殺害されるミッチェルさんと、交渉を名乗り出て殺される安全保障担当ドハディさん。

どちらも有無を言わせぬヘッドショット。

この残酷さがいかにも「処刑」で、こちらの気分も落とします。

が、大統領自身が戦う理由づけにもなり、リーダーシップを発揮して多くの乗客をパラシュートに逃がすことに成功しました。

みんな怖がりながらも、ちゃんと飛んでて偉い…

私、足がすくんで無理だと思う (;´∀`)

飛んでからもパニくって、ひもを引っ張れるかどうか自信ないですわ。

ここで一旦、優勢になるけれど、アクション映画ですからまだピンチは去りません。

コルシュノフら数人のテロリストはまだ生きているし、燃料は減っていくし、大統領はじめ機内に残った数人の中には裏切り者ギブスもいます。

そんな状況だけれど、配役同様、ストーリーもオーソドックスなので、ちゃんと最後にはコルシュノフもギブスも死亡。

大統領一家は無事に救出されて終了です。

驚きはないけど、普通に楽しめました。

 

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