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「ビューティフル・マインド」あらすじと感想【ネタバレあり】

2022/09/13
 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

実在のノーベル経済学賞受賞者である数学者ジョン・ナッシュの半生を描く感動作です。

監督はロン・ハワード、主演はラッセル・クロウ

実際の出来事からかなり脚色してあるので、ノンフィクションをベースにしたフィクションとして鑑賞したほうがよろしいかと思います。

ナッシュの妻を演じたジェニファー・コネリーは、この作品でアカデミー助演女優賞を受賞。

さらにナッシュの親友を演じたポール・ベタニーと出会い結婚に至りました。

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あらすじ

1948年。

プリンストン大学に通うジョン・ナッシュは、有能な数学者ではあるが人付き合いが上手くいかず孤立していた。

彼の理解者であり親友はルームメイトのチャールズのみ。

ジョンは自分独自の独創的なアイディアを生み出したいと常に考えており、本も読まず授業も出ず、それゆえ論文が書けずにいた。

同級生たちの誰もが働きたいと願うウイーラー研究所にジョンも進みたいと思っているが、教授に頼んでもどこにも推薦できない、と一蹴されてしまう。

「まず何かをやり遂げろ」と言われ、考えた末、自分には数学しかないと結論を出す。

ある日バーで論文に取り組んでいると、同級生たちが意地悪く近寄ってきて、以前ジョンの失礼極まりないナンパに怒って平手打ちをしたブロンド美人が来ていることを知らされる。

するとある理論が閃いて論文を書くことができ、それを提出して教授からウイーラー研究所への推薦を許可してもらえた。

 

5年後、研究所のアナリストとして活躍しているジョンは国防総省に呼ばれる。

モスクワの無線傍受をしたが暗号であるため解読してほしい、というのだ。

数字が羅列するその暗号をしばらく眺めたのち、これは合衆国への潜入ルートを表しているのだとジョンは見抜く。

場所の特定が済んだ後はお払い箱となり早々に帰されてしまった。

研究所はMITの構内にあり、ジョンは学生相手に教鞭をとることもあった。

エアコンが壊れていて教室の中も暑いが、窓を開けると外の工事の音がやかましいためジョンは窓を閉めるよう指示。

暑いのに我慢して生徒たちは聴講していたが、一人の女子学生がツカツカと教室を横切り、窓を開けた。

制止するジョンに構わず女子学生は外の作業員に向かって、授業の間だけ他の場所の作業を進めてくれないかと頼む。

作業員たちはアッサリOKして教室には静寂が戻った。

これがアリシアとの出会いだった。

翌日ジョンの元に政府の役人と名乗るパーチャーという男がやってきた。

ジョンは機密区域に連れていかれ、他言してはいけない極秘任務を命じられる。

雑誌に毎号隠されている暗号の記事を探して解読せよ、というのだ。

授業も忘れて没頭していると、アリシアがやってきて食事の誘いをかけてくる。

ジョンはそれを断り、代わりに金曜日に行われるパーティーに誘った。

変わり者同士ということで気が合って付き合い始め、そして2人は結婚した。

 

1954年。

いつもどおり解読した暗号を封書に入れて機密区域のポストに入れると、パーチャーが慌ててやってくる。

尾行されている、と言われ後ろから来る車から銃撃され殺されかける。

這う這うの体でオフィスまで辿り着き、パーチャーにもう辞めたいと訴えるが却下され、ソ連側にジョンの名前を伝えてもう面倒は見ない、と見限られてしまう。

それ以来ジョンは恐怖から家中の電気を消し、外を見張る。

説明を求めるアリシアにも、ただ妹の家に行けとだけ指示して怯えて暮らした。

ゲスト講演者としてハーバード大に来て久しぶりにチャールズと再会した。

彼の幼い姪っ子もいる。

講演で登壇している最中、会場にソ連の諜報員たちがやってきた。

ジョンは途中にも拘わらず脱兎のごとく逃げ出し激しく抵抗する。

しかしクスリを打たれ拘束される。

彼らは精神病院のスタッフ達だった。

ジョンは統合失調症を患っており、チャールズもパーチャーも彼の幻覚の中の人物だったのだ。

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感想

大学生の時にバーで一人ビリヤードをしていると同級生たちがジョンをからかってきました。

カウンター席にいるブロンドの美女をナンパしてお持ち帰りしてみろ、というのです。

ナンパなんかしたことないくせにイキがって声をかけにいくジョン。

にっこり笑う彼女に、口説き文句にすらならないストレートすぎる頼みごとを言って平手打ちを喰らいます

彼女は怒って帰ってしまい、友人たちはゲラゲラ。

なのにジョンは何が悪いのかわかっていません。

後日バーでまた友人たちが近づき、彼女も数人の女友達と共に来ていました。

もう一度チャレンジしてみたらどうだ、とけしかけられます。

しかしジョンはアダム・スミスの論理を持ちだして、そのナンパが無意味だと説明。

曰く、ブロンド美女は皆が狙っているからこそ、彼女は全員を突っぱねます。

それじゃあ、と彼女の友人たちに声を掛けても、身代わりのつもりと見抜かれてムクれられてしまいます。

だからブロンド美女には初めから誰も狙わず、最初から友人狙いにしておけば上手くいく、というのです。

アダム・スミスについては「国富論」を書いた、くらいの知識しかないのですが、なかなか的を射たカップル誕生術かな、と思いました。

ナンパにしろパーティーにしろ、最初に目をつけた人と上手くいかなかったから、じゃあアンタでいいや、みたいに声かけられても、そりゃあ不快ですよ。

最初の人へのアプローチが必死だった場合なおのこと幻滅ですよね。

だったらじゃあ最初からセカンド・ベストを狙え、と言われると、やっぱりそれはそれで何だか不愉快なものを感じます。

どっちに転んでも相手をバカにしている。

そんな印象を持たれてしまいます。

ナンパに関しては玉砕覚悟で最初から本命狙いで行ってもいいと思います。

ただし1ナンパにつき1人、が原則ですね…

なぜか焦っているナンパマンは、その本命に断られると急にそれまで無視していた彼女の友人をいきなり誘い出したりします。

乗るわけないのにバカじゃねーか、と思いますが冷静さを欠いているということでしょう。

なんでか知らんけど。

 

アリシアの誕生日。

一緒に食事をする約束をしていたのに、ジョンは仕事に夢中になって大遅刻してしまいます。

待ちぼうけを食ったアリシアは当然怒って黙りこくります。

ジョンは一生懸命謝り、ガラスの物質 (ハンドクーラーかも?) を渡します。

色んな角度で見てそのたび違う色を放つ。

色彩というものがこの世にあることに感動しているアリシアの話を覚えてたのです。

そこで感激したアリシアに、ジョンは結婚をして幸せになるかの証拠と経験則データを取りたい、と数学者らしいプロポーズをしました。

プロポーズ。

男性・女性双方ともロマンチックな演出や言葉を期待し期待されるものですよね。

そして失敗も多々ありますが…

率直な気持ちが伝わればロマンチックかどうかは二の次ではないでしょうか。

演出に期待しすぎると「なんだこりゃ…」とガッカリしかねませんし、大切なのはこの先も二人で幸せに生きていくことなので、出来なかったら無理することはない、ということですよね。

 

この映画の後、2015年に実際のジョン・ナッシュは事故により亡くなっています。

妻のアリシアも一緒でした。

不幸な事故なのですが、映画と違い一度離婚してまた再婚している二人…

なんと言うか、長く一緒にいて死ぬ時も一緒というのが、本当に互いの運命の相手だったのかな、と思いました。

 

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