海外ドラマ「メンタリスト」で英語学習 season4 第7話~第12話
レッド・ジョンの犠牲者がまた増えました。
そしてチョウに恋の予感 …ん?なんか違う?
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第7話「点滅するレッドランプ」
That profiling is blather, forget about that.
「そのプロファイルに惑わされるな」
8人ほどもいる容疑者の顔写真。
ジェーンはリズボンに、“刑事のカン”で怪しい人物を絞ってみろ、と言います。
カンだけを頼りに少しずつ写真を外していくリズボン。
だいぶ絞られたところで目が離せない人物がいることに気づきましたが「でも大学卒業しているし…」という理由で外そうかと迷います。
しかしジェーンはこう言って、あくまでカンのみで決めるように促しました。
blatherは「たわごと」です。
Can you hold the roll, please?
「ちょっと撮影ストップ」
テレビキャスターの女性がカメラマンに言います。
rollには「カメラを回す」の意味があります。
Our hands are tied.
「もう私たちは捜査できないわ」
事件はFBIに引き継がれてしまいました。
hands are tiedで「(他の人の介入によって) 思い通りの行動がとれない、自由にできない」になります。
第8話「雑なマニキュア」
Big whoop for you.
「声が大きい」
クラブから出てきた被害者はミニスカのタイトワンピにハイヒール、アクセサリーも大ぶりのものを身に着けていました。
しかしよく見るとマニキュアの塗り方は雑だし、慣れないヒールで足をくじいた痕があります。
そこでジェーンは、この被害者女性は潜入捜査官だと見抜きますが、実は彼女の上司にあたる地元刑事は、ジェーンを黙らせて物陰に連れていきます。
whoopは「吠えるような大声を上げる」ことをいいます。
We’re back to square one.
「振り出しに戻ったわね」
back to square oneで「振り出しに戻る」です。
You’re not a big time club owner.
「あんたはちゃんとしたクラブオーナーじゃない」
実はマフィアの使いパシリ。
big timeは「(ある分野の)トップレベル、一流」という意味です。
第9話「赤いスウェット」
I was dodging a subpoena.
「召喚状から逃げ回ってたんだよ」
アメフトの元スター選手・ドクの車が爆発炎上し、死んだと思われました。
しかし乗っていたのは、助手の青年。
なぜ青年がドクのスウェットを着て車に乗って、ドクの身代わりになったのかを、ジェーンは生きていたドク本人に訊きます。
subpoenaは「召喚状」のことです。
発音は「サピーナ」になります。
It cost me 2 grand.
「2000ドルも払ったんだ」
熱狂的なファンはドクのサインボールにそんなに支払っていました。
おおよそ20万円… すげ… (; ̄▽ ̄)
grandは俗語で「1千ドル、1千ポンド」を表します。
She just goes straight for the jugular.
「思いっきり急所を突いてきやがった」
裁判に出席するリグスビーに、弁護士で現在の恋人のサラが付き添います。
ランチを取りながら裁判のやり取りを練習すると、サラはリグスビーの痛い所をガンガン突いてきました。
署に戻ったリグスビーはチョウにボヤきます。
go for the jugularで「急所を突く」という成句になります。
straightが中に入ることで、直球でやられたことを強調している感じですね。
第10話「赤いフーガ」
Make a hole.
「道を空けて」
隠れていた犯人に、沼に引きずり込まれ溺れさせられたジェーン。
心肺停止状態で発見された彼を、救急隊員たちが必死に救命措置を取って水を吐き出させました。
病院に連れていくため、集まっていた捜査員たちに道を空けさせて担架に乗せたジェーンを運びます。
make a holeは、元は海軍兵が船舶や潜水艦内で病人・けが人を運ぶときに使っていた言葉です。
このセリフは丸ごとフレーズになっています。
Smoked kipper, also known as red herring.
「燻製ニシン。レッドヘリングとも言うね」
被害者の同僚消防士たちを集めて、犬に容疑者を当てさせる、とジェーンは宣言します。
犬にまっすぐ来られた消防士は戸惑いますが、実は彼のポケットにはジェーンが仕込んだ燻製ニシンが入っていました。
smoked kipperもred herringも「燻製ニシン」です。
ただしred herringには「人の注意を他にそらすもの、目くらまし」の意味があります。
そのとおり、この消防士を容疑者に見立てて戸惑わせたのは、安堵の表情を浮かべている真の容疑者を炙り出すためでした。
加えて、猟犬の嗅覚を鍛えるために使われたことが語源になっているので、ここで犬を利用してこのセリフを言うのは、ジェーンらしいシャレた皮肉になっているわけですね。
第11話「いつも赤に賭けろ」
Flag on the play.
「場にそぐわない行為よ」
敵が多いけど金持ちの離婚弁護士が殺されました。
直前にビジネスパートナーと喧嘩していたので、チョウとリグスビーが話を聞きに行きますが、パーティーの真っ最中。
それでも尋問を開始すると、彼の弁護を名乗り出ている女性が二人を止めます。
このセリフで「場違いな行為、愚かな行動」というフレーズです。
They were jackbooting about it over here, too.
「こっちの事件にもズカズカ踏み込んできたよ」
サンフランシスコ市警のボビー刑事と会ったジェーン。
第7話での事件をFBIが引き継いだ件にちょっと不満を持っているような物言いをしたら、ボビーも乗ってきました。
jackbootは動詞では「強制的な手段で従わせる」になります。
第12話「血に染まったパーティー」
He looks dense, but he’s as sharp as a tack.
「頭が弱そうに見えて、実は切れ者だ」
寡黙な用心棒の男を評しています。
denseには「頭が悪い」の意味があります。
そしてtackは「画鋲」のことで、as sharp as a tackで「頭がいい」というイディオムになります。
I guess we can call it even now.
「これで貸し借りなしだ」
幽霊なのか空想の産物なのか…
死んだはずのオロフリンが現れてヴァンペルトを助けてくれました。
彼は最後にこう言って消えていきます。
call it evenで「チャラにする、お互い様」です。
今回はここまでです。
お疲れ様でした。
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