海外ドラマ「スーパーナチュラル」で英語学習 season15 第1話~第5話
ついに来ましたファイナルシーズン。
懐かしい顔ぶれが現れては消えていき…
まずは地獄の扉から飛び出してきたゾンビたちとの戦いです。
SUPERNATURAL XV (ファイナル・シーズン)DVD コンプリート・ボックス(5枚組) 新品価格 |
第1話「再び、悪夢のはじまり」
He is defiling Jack’s corpse!
「こいつはジャックの亡骸を冒涜してる!」
前シーズンで死んだジャックの体が動きました。
地獄の扉が開いたことで魂を取り戻そうとする悪魔ベルフェゴールが憑依したためです。
飄々とした態度のベルフェゴールにキャスは怒りを露わにします。
defileは「穢す、汚す」です。
He gets bored and pulls the ripcord.
「飽きたらサッサと手を引く」
気まぐれな神の所業に溜息をつく兄弟です。
pull the ripcordで「唐突に手を引く」になります。
第2話「悪霊の逆襲」
I guess kid got under his skin.
「ジャックは神の怒りを買っちまったんだろう」
ジャックの死は神チャックによるものでした。
突如現れたケッチに説明するディーンのセリフです。
get under one’s skinは「苛立たせる」というイディオムです。
Aren’t you privy to their plans?
「お前、ヤツらの計画に一枚噛んでるんじゃないか?」
ゴーストになって舞い戻った元予言者ケヴィンが、生前から兄弟やキャスと懇意にしていたことを知っていた悪霊たちが絡んできます。
privy toで「~に内々で関与して」という意味になります。
第3話「リリスの杖」
The cat’s out of the bloody bag.
「気づいたところで手遅れだったわ」
もう全員死ぬしかないと嘆くロウィーナ。
もっと早く知っていれば、と絶望します。
本来は the cat is out of the bag で「秘密が漏れる」になります。
「豚と偽って猫を売ろうとしたら袋から飛び出て逃げ出した」ことが語源です。
ですがbloodyがついたことで「血まみれになってから逃げ出した猫」→「手遅れ」を表わしています。
Such valor — for what?
「大した度胸だけど、それが何になるのよ」
絶望的な状況でも戦う気マンマンの彼らに呆れ顔のロウィーナです。
valorは「(特に戦場などでの) 勇気、武勇」です。
第4話「作家チャック、再び」
You name it.
「色んな活動をしていたわ」
殺された女子高生のことを先生に聞くサム。
彼女はチアリーダーな上、演劇部や生徒会でも活躍していました。
このセリフのフレーズは、物の名前を列挙した後に用いて「なんでも、どんなものでも」という意味になります。
They’re putting together a prayer vigil for her.
「追悼行事を行うことになってるんです」
ラクロスの試合がなくなったことを抗議する保護者に、先生は事情を説明します。
prayer vigilは「徹夜で行なう祈りの儀式」ですが、この場合は高校で行なうため徹夜まではせず「決められた時間に皆で集まって祈りを捧げる集会」といったものになりそうです。
大抵は突然の悲劇で亡くなった方に対して行われ、写真の周りにいくつものろうそくを灯して手を合わせたり、花を飾って親しかった人たちがスピーチをして故人を賛美する、といったものです。
「お別れの会」に近いかもしれません。
service
「礼拝」
maquette
「模型」
I have billing to do, orders to fill, three AU Fic deadlines breathing down my neck.
「請求書に注文書に、二次小説の締め切りも3つあって大変なんだから」
数年前にチャックが書いた予言小説「スーパーナチュラル」のファンだった女性ベッキー。
もうチャックのファンではないのですが、変わらずスパナチュオタク。
結婚して久しぶりに一人の時間を持てたからアレコレ片付けようとしていたのにチャックがやってきてしまい、早く帰ってもらおうとします。
AUは alternate universeの略で「並行世界、別の世界線」、すなわち「二次創作」のことをいいます。
breathe down one’s neckは「~にまとわりつく、急き立てる」というイディオムです。
He’s actually got a full ride to IU.
「フルライド奨学金でインディアナ大学に進学することが決まってる」
高校のマスコットキャラの着ぐるみを着ている生徒に聞き込みをしているディーンを訝し気に見るサム。
着ぐるみ学生が実は優秀なことを教えます。
full rideは「優秀な学生に与えられる返済の義務がない全額カバーの奨学金」です。
そのまま「フルライド奨学金」の名称が使われています。
No, you’re shining me on.
「社交辞令で言ってるんだろ」
チャックが即興で書いた小説をベッキーは称賛します。
ちょっと照れるチャックです。
shine someone onは「責任などを回避するために~を騙す・侮辱する」です。
第5話「神の筋書き」
That is a deep cut.
「レア物だね」
毎度おなじみニセ身分証。
サムの名前は「マーク・ハミル」でディーンは「ディーン・フォード」。
ハミル&フォードでスターウォーズ・コンビです。
deep cutは「あまり知られていない作品」のことで、主に音楽に関してメジャーなアーティストのものでもアルバム内にある小品でコアなファンくらいしか聞いたことがないような曲をいいます。
クイーンでいうと「デライラ」 (アルバム「イニュエンドゥ」収録) あたりがそうかも (・∀・)
そしてこの言葉、スターウォーズ・ファンにおける1978年のテレビ映画「スターウォーズ・ホリデースペシャル」を指します。
黒歴史呼ばわりされている、知る人ぞ知る作品ということで。
そのことと引っ掛けたセリフになっています。
Word for word.
「一語一句間違いなくね」
チャックの筋書き通りに事が運んでいることをディーンに伝える悪魔リリス。
彼女がそらんじた言葉を、それはチャックの言葉かと訊くディーンに、リリスは答えます。
このセリフ丸ごとで「一言一句」を表わします。
foreshadowing
「伏線」
SUPERNATURAL XV (ファイナル・シーズン)ブルーレイ コンプリート・ボックス(4枚組) [Blu-ray] 新品価格 |
今回はここまでです。
お疲れ様でした
前回はこちら
海外ドラマ「スーパーナチュラル」で英語学習 season14 第15話~第20話
(初回限定生産)SUPERNATURAL DVD コンプリート・シリーズ(82枚組 ボーナス・ディスク8枚付/封入特典付) 新品価格 |