海外ドラマ「スーパーナチュラル」で英語学習 season13 第1話~第6話
魔王ルシファーと人間の女性ケリーとの間に生まれたネフィリムことジャックと対面したところから始まります。
前シーズンのラストでキャスもクラウリーもケリーも死に、母メアリーもルシファーの道連れにされて兄弟の前から消えてしまいました。
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第1話「魔王の息子」
First batch is down.
「最初の分、揚げるよ」
飲食店の店員さんが、フライヤーひとすくい分のハッシュドポテトを油の中に沈めます。
まだ開店前なので、今日はこれが最初のフライなんですね。
batchは、パンやお菓子の「一窯分、一焼き分」のことをいいます。
You are so stoned, man.
「かなりイッちゃってんな」
身体は大人だけど、中身は生まれたての赤ちゃんのジャック。
奇行を見るにつけ、相当量のヤクをやっているに違いない、と保安官の息子くんは思っています。
stonedはスラングで「酔っ払う、ヤクでキメてる」という意味です。
第2話「地獄の扉」
The grand old days on fire and brimstone are back.
「業火が燃え盛る、あのかつての地獄の姿を取り戻すのだ」
地獄の第四皇子アスモデウスが新たな地獄の王の座に着きます。
クラウリーの統治ですっかり腑抜けになった地獄を、本来の恐怖に満ちた場所に回帰しようと変革を始めます。
brimstoneは「地獄の業火」のことで、fire and brimstoneで「地獄の責め苦」のことをいいます。
でも訳しづらかったので、業火の方の意味を優先させました(; ̄▽ ̄)実力不足で申し訳ない。
亡者たちの阿鼻叫喚が響き渡る場所、というニュアンスを受け取っていただければ…
The nature versus nurture conundrum.
「氏か育ち、どちらが上か。難問だな」
ルシファーから受け継がれた悪魔の能力を生まれながらに持っているジャックに対して不信感を持っているディーンと、きちんと倫理観を教えていけば大丈夫だというサムの意見は対立します。
nurtureは「養育、育成」です。
そしてconundrumは「解決困難な問題」となります。
第3話「ミズーリの遺言」
protégé
「弟子」
フランス語です。
第4話「虚無の果て」
I blew a tire, out on Route 19.
「19号線を走ってたら、タイヤがパンクしちゃったの」
女性がロードサービスに電話をかけているシーンです。
blow a tireは「タイヤをパンクさせる」です。
パンクについてはhave a flat tireもよく使われます。
out onは「~中で、~の途上で」になります。
Shrinks. Snake oil for the mind.
「精神分析なんて、まやかしもいいとこだ」
shrinkは俗語で「精神分析医」をいいます。
そしてsnake oilは「怪しげ、インチキ」です。
She’s one Kool-Aid away from Jonestown.
「カルトを盲信する信者と同じだな」
ロードサービスに電話している最中に、亡くなった息子を模した魔物に殺された女性の日記には、精神科医のカウンセリングで救われたことが書いてありました。
しかしその文字や文章が病的な雰囲気を出していたのでディーンはこんな感想を持ちます。
アメリカのスラングでdrinking the Kool-Aidというものがあります。
「同調圧力によって誤った行動を起こす」ことをいいますが、人民寺院というカルト宗教が1978年に起こした集団自殺(虐殺含む)に由来しています。
その信者たちが集団生活していたコミュニティを、教祖の名字から取って「ジョーンズタウン」といいました。
彼らはアメリカでポピュラーな粉ジュース「フレーバーエイド」にシアン化合物を混ぜて子供たちに飲ませて殉教させる暴挙にでます。
フレーバーエイドが、何故か同じくポピュラーな「クールエイド」に変わってしまってこういう慣用句になってしまったのが気の毒です(完全に風評被害や)
ディーンのこのセリフには、「(魔物に殺されたので)殉教こそしてないけど」というニュアンスが含まれています。
第5話「死を司る者」
Mike punked out.
「マイクはビビッたんだよ」
肝試しに廃病院に入る少年2人。
いつもはもうひとりツルんでいる仲間がいるのですが、その彼マイクくんは誘いを断って来ていません。
punk outもスラングで「怖気づく、尻込みする」になります。
Worth a shot.
「調査してみようよ」
肝試しをした少年たちは魔物に襲われ、ひとりは行方不明、ひとりは逃げ延びたけれど心神喪失状態になりました。
それをニュースで知ったサムはディーンを誘います。
このセリフで「やってみる価値はある」と、成功を確信している事柄を試すフレーズとして使えます。
第6話「カスティエルの復活」
I’m a flush him out.
「俺がヤツを追い出す」
flush outは、犯人などを隠れ家から「追い出す、駆り立てる」という意味です。
undertaker
「葬儀屋」
今回はここまでです。
お疲れ様でした。
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