海外ドラマ「スーパーナチュラル」で英語学習 season11 第19話~第23話
ダークネスとのラスト・バトルです。
神の正体がわかります。
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第19話「恐怖のさえずり」
Sitting is the new smoking.
「座りすぎは身体に良くない、だろ」
徹夜していたディーンを心配するサムですが、ディーンから “Sleeping is the new smoking” と言われ、ツッコミます。
「長時間に渡って座り続けることは喫煙習慣と同様に健康を害する」のだそうです。
最近、座りすぎは癌の発症リスクを上げている、という記事を読みました。
き…気を付けよう (;´・ω・)
virgin forest
「原生林」
Doris and Missy brought out the hog in him.
「ドリスとミッシーが彼の魅力を引き出したんですね」
行方不明になった男性は、ふたりの女性と一緒にいなくなりました。
モテる人ではなかったのに、と妻が言ったのを受けたサムのセリフです。
ちょ、おま… そんなはっきり… (;・∀・)
bring outは「引き出す」です、
そしてhogは俗語で「性的魅力のある男性」を表します。
元の意味は「ブタ」なのに…?
かなり揶揄が入った言葉かもしれません。
第20話「チャック再び」
小説「スーパーナチュラル」という予言書めいた本を書いているチャックが登場。
たびたび出てきていましたが、ここに来て重要人物になっています。
You mind if I knock off?
「早めに仕事上がってもいいですか?」
疑問詞が省略されていますが、Do you mind if ~「~しても構いませんか?」の成句です。
アンサーのほうが重要で、「いいよ」のときはNo (I don’t mind ~) になり、「ダメだよ」のときはYes (I do mind ~) になるので注意が必要です。
knock offは「仕事を中断する」の意味があります。
natural selection
「自然淘汰、自然選択説」
I can’t make heads or tails.
「さっぱり分からない」
make heads or tailsは「理解する」ですが、このセリフのように大抵 can’t が先につくので、結局「理解できない」で使われることが多いです。
Can I give it a shot?
「僕がやります」
ダークネスの霧の影響でおかしくなってしまった女性警察官が姿を消します。
PC作業を彼女に任せていた署長が困っているのを見てサムは名乗り出ました。
give it a shotは「挑戦してみる」です。
第21話「神の思惑」
When you see Amara, you’re throwing in the towel?
「アマラに屈するつもりなのか?」
throw in the towelで「降参する、負けを認める」というイディオムです。
Loose lips.
「口の軽いヤツだ」
元はことわざLoose lips might sink ships から来ています。
「 (敵国に) 機密情報を喋ったら軍艦も沈む」。
日本では「雉も鳴かずば撃たれまい」に当たります。
普通におしゃべり好き、という軽いものではなく「秘密をばらす」という重い意味です。
This is way above my pay grade.
「俺じゃ手に負えない」
be above somebody’s pay gradeで「(知識・能力・スキルなど) が手に余る、要求されているものに対して力不足である」という意味です。
pay gradeは「軍人の階級に基づく給与等級」のことをいいます。
第22話「ダークネスに対抗する軍団」
You torched them all in one of your impetuous little fits.
「怒りに任せて彼女たちを火あぶりにしたのよね」
仲間の魔女たちを殺したロウィーナが助けを求めてきたので、冷たく突き放そうとした魔女のセリフです。
torchは「放火する」で、impetuousは「衝動」です。
そしてfitには「(突然の感情の) 爆発、突然の激しい行動」という意味があります。
Enough from the peanut gallery.
「外野は引っ込んでて」
神チャックとルシファーが話し合いをしますが、どちらも譲らず平行線。
サムとディーンはなんとか仲裁に入ろうといろいろ口出ししますが、チャックにこう言われた上、2階まで飛ばされます。
peanut galleryは、米俗語で「くだらない批評をする出どころ、(劇場の) 一番安い席」をいいます。
What do we bring to the table to make up for Archangel power?
「大天使の力に匹敵するものは何がある?」
ダークネスに対して総力戦でいきたいところだけれど、大天使たちに頼ることができません。
そこでパワー不足の現状をどうすればいいか、皆で考えます。
bring to the tableは「有益なものを提供する、集団に貢献する」というイディオムです。
そしてmake up forは「埋め合わせをする、補う」で、試験にもよく出てきます。
第23話「光と闇」
So, it’s last call?
「もう打つ手はないの?」
ディーンたちの奮闘も虚しく、ダークネスはルシファーを葬り去り、チャックに瀕死の重傷を負わせます。
そして逃げ出した彼女は太陽のパワーを弱めて地球全体を闇に覆おうとしています。
どうすることも出来ず、ディーンはヤケ酒を煽り、サムはそんなディーンを説得しようとしました。
last callは「ラストオーダー」のことですが、ディーンがビールを飲み続けていることと、世界の終末が来てしまうことを引っ掛けた言い方のようですね。
You were right to let Lucifer ride shotgun.
「ルシファーを憑依させたのは、いい判断だったよ」
第10話でルシファーを器 (体内) に取り込んだキャスでしたが、精神はルシファーに支配され自分が抑え込まれていました。
ようやく解放されましたが、自分の失態にキャスは落ち込みます。
それを見たサムは、自分もルシファーに器として狙われていたこともあり、キャスを元気づけようとします。
ride shotgunは「助手席に乗せる、保護する、用心深く見守る」という意味です。
元々は西部開拓時代、用心棒として銃を携えながら駅馬車の御者の隣に座っていた人たちのことから来ています。
Season11はこれで終わりです。
お付き合いいただきありがとうございました。
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