映画「ショーガール」あらすじと感想【ネタバレあり】ラジー賞なんて関係なし
ポール・バーホーベン監督が「氷の微笑」の次に撮った作品です。
主演のエリザベス・バークレーはじめ作品賞や監督賞など、ゴールデンラズベリー賞をたくさん獲得しました。
カイル・マクラクランやジーナ・ガーションが助演に回っています。
あらすじ
スーツケースひとつでラスベガスを目指すノエミ。
ベガスには無事に着くが、ヒッチハイクで乗せてくれた男ジェフに騙されて、スーツケースを盗まれてしまう。
怒りと絶望で近くの車に八つ当たりをしていると、その車の持ち主モリーが食事を奢ってくれ、さらには同居を申し出てくれた。
半年後、ノエミはトップレスパブ「チーター」でポールダンスを踊っているが、憧れは高級ホテル「スターダスト」でのショーダンサーである。
モリーが衣装係をしている関係で楽屋裏を見せてもらい、ショーも立ち見で観ることができた。
スターダストの花形スター、クリスタルのダンスに高揚する。
終演後に楽屋に挨拶に行くが、ノエミを鼻で笑うクリスタルの高慢な態度に腹が立った。
取りなすモリーの誘いでクラブに行き鬱憤を晴らすように踊っていると、その店の用心棒ジェームズに声をかけられる。
一緒に踊るが「下手だ」と言われ、その上でナンパしてくる手口に、ノエミは蹴りを入れる。
そのため警察に連行されてしまい、一晩勾留する羽目になった。
翌日チーターに出勤すると、新人ストリッパーのホープが入店し、挨拶を交わす。
出番が来てステージに上がると、スターダストの興行責任者ザックと一緒にクリスタルが客席にいた。
この店には、奥に客とふたりきりになれるブースがあり、それを「プライベート・ダンス」と呼んでいる。
クリスタルはステージを下りたノエミに、500ドルでザック相手にプライベート・ダンスをして自分に見せてくれ、と言ってきた。
ノエミのダンスを見たクリスタルは満足し、後日スターダストからノエミにコーラスライン・ダンサーのオーディションの話が舞い込む。
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感想
ラジー賞ですけどね。
でもエリザベス・バークレーの野性味あふれるダイナミックなダンス、私は好きです。
スピードとキレがあり、しなやかですごくカッコいい!
ストーリーもそんな悪くないような…
ジェームズがやたら出てきてウザかったけど。なんなんだアイツ。
全編ダンスシーンが盛りだくさんで、華やかなステージと、その裏にあるドロドロした人間関係が見られて面白いです。
新人がトップの人間を追い落とす、という普遍的なものだけど、見せ方も上手いし。
ジーナ・ガーションの挑発するお姉さま的な表情、サイコー♪
これは負けたくないわ~。
そしてモリーがすごくいい子。
そりゃ、ザックよりモリーのほうが大事よね。
だからモリーが暴行を受けるシーンはキツかった (ノД`)・゜・。
ここで復讐を果たすノエミの強さが、やっぱりバーホーベン作品の女性だけあります。
さすがに三人全員を倒すのは難しいけど、その分主犯をボッコボコに。
このラストもスカッとして後味が良いし、映画として出来が良いかと言われれは「人による」としか言えないけど、個人的には好きです。
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