海外ドラマ「プリズン・ブレイク」で英語学習 season1 第1話~第6話
2005年から2009年まで放映され、そして2017年に新たなシーズンが作られた人気ドラマです。
無実でありながら死刑を待つ兄リンカーン・バローズを助けるために、元建築技師の弟マイケル・スコフィールドが刑務所に入り込んで脱獄を企てるサスペンス。
個性的なキャラクターが多く登場し、特に吹き替え版での若本規夫さんの演技が面白過ぎるティーバッグの人気が高いです。
それではよろしくお願いします。
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第1話「マイケル」
I’ll retire to my chambers to determine sentencing.
「ではあなたの量刑を決めてきます」
刑務所に入るために銀行強盗を起こしてわざと逮捕されたマイケル。
裁判にかけられ、これは裁判長のセリフです。
retire toは「去る、引きこもる」で、chamberはここでは「裁判長室」になります。
そしてsentencingで「量刑」です。
I will not be cowed into forsaking my beliefs.
「脅されようと信念は曲げんよ」
リンカーンは副大統領の弟を殺害した罪で死刑囚となりましたが、副大統領のシークレットサービス・ケラーマンによってでっち上げられた罪でした。
彼の元カノの弁護士ヴェロニカの訴えで、とある神父が死刑の延期を訴えようとしますが、リンカーンが生きていると不都合なケラーマンは神父を脅して止めようとします。
cowは動詞では「人を脅す、脅して服従させる」という意味になります。
forsakeは「見捨てる」です。
第2話「アレン」
contraband
「禁制品」
I say I’ve heard nothing but blabber.
「ワケわかんねえこと言ってんじゃねえよ」
マフィアのジョン・アブルッチを裏切って刑務所に送った男フィバナッチの居場所を、マイケルは知っています。
それでアブルッチから、居場所を言え、と脅されますが、マイケルは「この刑務所から出られたら言う」と脱獄計画の仲間に入れようとしますが、アブルッチは信用しません。
nothing butは「ただ~だけ」です。
そしてblabberは「ただの雑音になっている支離滅裂なおしゃべりの声」をいいます。
第3話「セルテスト」
Your attendance at school and your grades need to be pristine.
「ちゃんと授業に出席し、成績も維持するのよ」
リンカーンの息子LJは成績優秀な学生なのですが、父親への反発心から麻薬の密売に手を染めます。
すぐに警察に捕まったため大事にはなりませんでしたが、監察保護官からこうした条件をつけられました。
pristineは「汚れていない、初期の」という意味で、元のまま美しく保つニュアンスがあります。
That’s cardinal sin Number 1.
「規則違反の中でも重大なヤツだぞ」
マイケルが携帯を隠し持っているのを見た同房のスクレは、焦りながら彼に忠告します。
cardinal sinは「大罪」をいいます。
Otto Fibonacci fingered you.
「オットー・フィバナッチがお前のことを密告したんだぞ」
アブルッチがなかなかマイケルの口を割らせられず、マフィアの幹部の男が面会に来てアブルッチを脅します。
fingerには俗語で「警察に密告する、密告者」の意味があります。
conjugal
「夫婦間の、結婚の」
You dig in my cell when I’m there, and I’m gonna split your wig.
「俺がいるときに房に穴なんか掘りやがったら、お前の頭かち割ってやる」
マイケルの計画を知ったスクレは、残り16ヵ月の刑期が延びるのを恐れて脱獄計画から距離を置きます。
split your wigは「鈍器などを頭にぶつけて殺害する」というスラングです。
You’re a mercurial man, John.
「気まぐれなヤツだな、ジョン」
マイケルには拷問は効かないと分かったアブルッチは、今度は“飴”作戦でいきます。
その態度の変わりっぷりにマイケルも呆れました。
mercurialは「水銀の」ですが「移り気な、頭の回転が早い」の意味もあります。
第4話「腐食」
Putting him in with Haywire is a low blow, Deputy.
「ヘイワイヤーと同房にするのは可哀想じゃないか?」
マイケルに模型工作を手伝ってもらっているポープ刑務所長は、少し彼に融通を利かせようとします。
房を変えたスクレに変わって、統合失調症といわれているヘイワイヤーが同房になってしまい、マイケルは所長になんとかしてほしいと頼んでいました。
所長は、マイケルを目の敵にしているベリック刑務長に掛け合います。
low blowはボクシングの攻撃であり、話し言葉では「卑劣な攻撃」をいいます。
He took his mother’s maiden name.
「弟のほうは母親の旧姓を使ってる」
マイケルの存在がケラーマンたちに知られてしまいました。
なぜ兄弟で苗字が違うのか言及されています。
maiden nameは「(特に女性側の)旧姓」です。
第5話「イングリッシュ、フィッツ、パーシー」
But strong enough to bury a recoil?
「でも強いからって、反動を抑えられる?」
リンカーンが銃で被害者を殺害したときの監視カメラ映像を分析するヴェロニカと、手伝いを申し出たニック。
銃を撃ったリンカーンの腕に、反動によるブレが見えません。
recoilで「反動」です。
You file a motion for what they call an interlocutory injunction.
「仮処分の差し止め請求を申し出ればいい」
他の刑務所に移送されることになったマイケルは、それを阻止するため古株のウエストモアランドに相談します。
file a motionで「差し止め請求」になります。
そしてinterlocutory injunctionで「仮処分」です。
I caused her under my breath, while every day I thanked God for allowing me to wash my hands of her of Toledo.
「彼女を恨みながらも、縁が切れたことを神に感謝した」
隠し子がいたポープ所長は、その件でケラーマンに脅されます。
妻に内緒のその愛人とはケンカ別れで終わりました。
その当時のことを神父に打ち明けます。
under one’s breathは「小声で」、それからwash one’s hands ofは「手を引く、~から足を洗う」というイディオムになります。
第6話「悪魔の孔 Part 1」
I don’t expect much from the inbred child of a retard.
「近親相姦で出来た狂人がいるとは思わなんだ」
ティーバッグは、実の兄妹間で生まれていました。
そのことをベリックはバカにします。
inbredは「近交系の」をいいます。
retardは「遅れている」で、卑俗語では「知恵遅れ、バカ」を意味します。
They’ll wear themselves out eventually.
「じきにスタミナ切れになるだろ」
またもベリックのセリフ。
空調が切れて暑さで暴れる囚人たちを、ロックダウンで一カ所に閉じ込めています。
wear outは「疲れさせる、すり減る」になります。
eventuallyは「いつかは、いずれは」という副詞です。
今回はここまでです。
お疲れ様でした。
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