映画「ベスト・フレンズ・ウェディング」あらすじと感想【ネタバレあり】
ジュリア・ロバーツ主演のロマンティック・コメディです。
共演はダーモット・マローニーにキャメロン・ディアス。
ルパート・エヴェレットが要所要所で登場して、見せ場を作っています。
ドラマ「ダーマ＆グレッグ」「キャッスル」などで活躍したスーザン・サリヴァンも出ていました。
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あらすじ
ニューヨークの辛口なグルメ記者ジュリアンは、元カレで現在は親友のスポーツ記者マイケルが今でも好きである。
お互いに28歳で結婚していなかったら結婚しよう、と冗談交じりの約束をしていた。
しかし、あと数日で28歳になるというタイミングで、マイケルから別の女性と結婚するという話を聞かされる。
相手はシカゴ大学に通う20歳のキミー。
父親がメジャー球団のオーナーをしているお嬢様である。
彼女を紹介したいという話に乗ったジュリアンは、さっそくシカゴに飛んだ。
なんとしてでも結婚を阻止してやろう、と思うジュリアンだったが、結婚式はわずか数日後だと知った上、初対面のキミーからブライドメイドを頼まれてしまった。
嫉妬の炎を燃やすジュリアンは、ブライドメイドの立場を利用して二人を別れさせようと様々な画策をする。
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感想
主人公とは思えないほど、ジュリアンの性格が終わっています。
気持ちはわからないでもない…
実際、男友達に彼女が出来て面白くない、と思う女性が彼女を敵視するっていうの、ありますから。
でも限度があるわけで。
彼女が知らない話題で彼氏と盛り上がって仲間外れにする、彼女が苦手なこと(この映画ではカラオケ) を無理にやらせて彼氏に幻滅されるのを期待する、などはリアルでもありそうですが…
マイケルが嫌がるのを分かっている上で、キミーの父の会社で働くようにキミーに言わせて大喧嘩させたあたりで、かなり引きます。
ジュリアンの性格が悪すぎて、途中で少し休止しましたわ。ついていけなくて。
それでも二人を破局させるのが上手くいかず、ジュリアンはゲイの友人ジョージに助けを求めます。
ジョージは良い人なんですよね。
この、なんとも空気のよろしくない映画に、彼の存在が救いです。
ジョージが音頭を取って皆でディオンヌ・ワーウィックの名曲 I Say a Little Prayer を歌うシーンは、屈指の名場面。
周りのテーブルの人たちや店員も巻き込んで、幸せな雰囲気が画面から伝わります。
その中でシリアスな顔をしているジュリアンとマイケル。
ジュリアンもアレだけど、マイケルもちょっと…
なんか優柔不断というか、マリッジブルーなのか知らないけど、どうも魅力が感じられないんですよね～。
珍しくお嬢様役のキャメロン可愛い、と思いつつも観ている最中は結構モヤモヤしました。
それでもラストシーンは、これまたジョージのおかげで爽やかな後味になっています。
まあ、終わり良ければ総て良し、かな？
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