映画「ムーンウォーカー」あらすじと感想【ネタバレあり】マイコーの販促プロモーション
“キング・オブ・ポップ” マイケル・ジャクソンが主演・製作総指揮のミュージカル映画です。
悪役をジョー・ペシが演じ、ジョン・レノンの息子ショーン・レノンの映画初出演作になります。
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あらすじ
カリスマ・パフォーマンスシンガーのマイケル・ジャクソン。
新曲 Bad のPV を撮影後、熱狂したスタジオ・ツアーの見学者たちに追いかけられてしまう。
友達のウサギキャラに成りすましてバイクで逃げおおせるが、ムーンウォーク禁止違反で警官に切符を切られてしまった。
翌日の夜。
3人の子供たちが屋根に上ってマイケルの自宅を見ると、ちょうどマイケルが外に出たところだった。
しかし直後に複数のマシンガンの銃撃がマイケルを襲う。
逃げ遅れた少女ケイティは、数日前にマイケルと一緒に遊んだことを思い出した。
ボールを咥えてどこかに行ってしまった犬のスキッパーを追って、洞窟内に隠された秘密基地にケイティと共に入ったマイケル。
そこで悪人フランキー・リデオが、子供たちを麻薬漬けにしようと計画していることを知る。
しかしリデオに見つかってしまい、マイケルは命を狙われることになった。
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感想
ストーリーはね、もうメチャクチャです (;´∀`)
前半30分くらいはずっとライブ映像と過去映像でマイケルのドキュメンタリー映画風。
Bad のPV は本来のものではなく、子供たちがパフォーマンスしているものになっており、その撮影が終わってスモークを通り抜けるとマイケル本人に変わる謎演出。
この映画のマイケルは、子供だけではなく車やロボ (エヴァに先駆けてATフィールドを地味に展開) 挙句には宇宙空母にまでトランスフォームします!
マイコーの肉体自体が変わるんかーーーい!
無理にストーリーを追おうとすると「何を見させられているんだろう…?」と呆然となってしまいますが、これはマイケルの当時の新アルバム「Bad」の販促プロモーションだと思って観ると楽しめます。
というか、それが正解だと思います。
中盤で入る「スムーズ・クリミナル」のPVの本気度は見ごたえあり!
ムーンウォークにゼログラビティ。
彼の象徴ともいえるパフォーマンスがたっぷり堪能できて、お得感満載な気分になれます♡
走るマイコーが珍しいことに気づきつつ、足の長さやスマートなスタイルに惚れ惚れ。
踊り歌う姿はもちろんカッコいい。
本当に存在自体がカリスマだわ~、と醸し出す色気と風格に、改めて魅了されました。
トンチキ映画で、ジョー・ペシがウンパルンパに見えてしまったり、空母での攻撃が「アッーーー!」というマイコーの高音でビームが発射されたのには、しばらく笑いが止まらなくなりましたが、観て良かったです。
やはり唯一無二のアーティストは、永遠に色褪せることがありませんね。
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