映画「グッド・ウィル・ハンティング / 旅立ち」あらすじと感想【ネタバレあり】
主演のマット・デイモンとベン・アフレックが共同で脚本を執筆してアカデミー脚本賞を受賞した作品です。
カウンセラー役のロビン・ウイリアムズも助演男優賞を獲得しています。
他の共演にはステラン・スカルスガルド、ケイシー・アフレック、ヒロインをミニー・ドライヴァーが演じました。
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あらすじ
マサチューセッツ工科大学 (MIT) で教鞭をとる数学者ジェラルド・ランボーは、学生たちへの挑戦として、廊下にある掲示板に数学の難問を書き記した。
それを見つけた20歳の清掃員ウィル・ハンティングは、掃除の手を止めて解答を書き残す。
ランボーは、正解を書いた者は名乗り出るよう学生たちに言うが、誰もそう言い出す者はいなかった。
一方ウィルは、いつも迎えに来てくれる親友のチャッキーらと遊びに行った先で、子供の頃に自分を苛めた男を見つけて殴り倒したことで裁判にかけられることになる。
それでも判決が出るまでは自由の身だ。
チャッキーの希望でハーバード大学近くのバーに行き、そこでスカイラーという女生徒と仲良くなった。
そしてまた清掃業務の日、掲示板に新たな問題が書かれているのを見て、またスイスイと解いていく。
そこを偶然見かけたランボーはウィルを追い、彼の保釈金を支払って囲い込んだ。
ウィルは天才ではあるが、心に何か問題があると見抜いたランボーは、元同級生の心理カウンセラー、ショーン・マグワイアにウィルのカウンセリングを頼む。
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感想
いい話なんだけど… 本当にいい話だと思うんだけど…
睡魔に何度も襲われました
後で気づいたのですが、監督はガス・ヴァン・サントなんですね。
実はこの方の作品、苦手なんです (>_<)申し訳ない
理由を訊かれたら、具体的にどう、というのは分からないんだけど (忘れているせいもあります)
この作品に限って言うと、基本的に会話で話が進むためかカメラワークにあまり動きがなく、絵的に飽きやすい。
登場人物たちは座っているから動かないのは当たり前なんだけど、カメラがもう少し動いたり、回想なんかが入ってもいいのかもしれないな～、と思います。
顔のアップが続いたりしても、肌具合なんかが気になって内容はあまり頭に入ってこないし。
そして起承転結の「転」が弱い。
スカイラーとの別れやショーンとジェラルドの言い合いなんかがストーリーの「転」部分になるんだろうけど、インパクトに欠けるんですよね。
そのため長～～～い「承」の後に「結」がくる感じで、眠気でうつらうつらしながら「ようやく終わったか」という感想が残ってしまいました。
脚本賞を受賞した名作… ではあるんですが、もうアカデミー賞やゴールデングローブ賞って、組織票や裏取引が露骨な、あまり信用できないものになっているので、個人的には上手い脚本だとは思っていません。
若さ溢れるフレッシュな印象は持ちましたけどね。
真剣に書いたことも伝わるし。
天才でありながら、傷ついた心との折り合いがつけられず生きづらくなっているウィルの心情も丁寧です。
素敵なストーリーではあります。
でも、本当すみません。退屈でした (;´Д｀)
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