映画「ビバリーヒルズ・コップ」あらすじと感想【ネタバレあり】
1984年に公開されたエディ・マーフィーの代表作です。
シリーズ化されて3まで公開されました。
4の製作が一度立ち消えになっていますが、2019年に新たにNetflixで製作する、という情報を出していました。
どうなるんでしょうね~(;´∀`)
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あらすじ
デトロイト警察の刑事アクセル・フォーリーは、能力は高いが危険なおとり捜査やスタンドプレーが多くて上司の悩みの種になっていた。
今日もトッド警部のお小言から逃げるように足早に帰宅する。
アパートに着くと、幼なじみのマイキーが部屋の中にいた。
少年院に入っていたが、出所してしばらくビバリーヒルズにいたのだという。
そこには共通の幼なじみであるジェニーもおり、彼女から仕事を紹介してもらっていたのだ。
そしてその仕事で扱っているドイツのマルク債券をマイキーは持ち出していた。
アクセルはまだ完全には更生していないマイキーを心配するが、元気でいることには安心した。
ふたりで飲みに行き、アクセルの家に戻ったところで複数人の男たちに襲撃される。
アクセルが気を失っている間に、マイキーは殺された。
間違いなくマルク債券を巡ってだ。
捜査から外されたアクセルは休暇を申し出て、事件の発端となったビバリーヒルズに向かう。
画廊で雇われ店長をしているジェニーのところへ行き、マイキーがこの画廊のオーナーであるメイトランドが持っている倉庫の警備員の仕事をやっていたことを教えてもらった。
すぐにメイトランドがいる本社へ出向くが、手荒く放り出されてしまう。
メイトランドから通報を受けた警官がアクセルを逮捕し、ビバリーヒルズ警察に連れていかれてしまった。
デトロイトの刑事であることは分かってもらえたが、アクセルはタガート刑事とローズウッド刑事、そして彼らの上司であるボゴミル警部補から尋問される。
しかしあくまでも「休暇」で押し通した。
不審なものを感じたボゴミルは、タガートとローズウッドにアクセルの尾行・監視を命じる。
だがそんなことはお見通しのアクセルは、車で待機する彼らに夜食のサービスをホテル側に頼み、その隙に彼らの車のマフラーにバナナを突っ込んだ。
そのせいでエンストしてしまい尾行できなくなった彼らを尻目に、アクセルはジェニーの車で倉庫に向かい、捜査を開始する。
倉庫にはマルク債券と、大量に散らばったコーヒーの粉末がアクセルの目を惹いた。
倉庫内にある物品の搬入・搬出を行っている会社にも出向いて、アクセルは得意の口八丁で出荷入荷の記録を職員たちに探させる。
ひとりホテルに戻ったアクセルは、尾行を巻かれたためにボゴミルから叱られてしまったタガートたちを飲みに誘った。
ストリップ・バーに連れてこられて渋い顔をするタガートだが、そこで刑事としての優秀さを見せるアクセルに感心する。
しかし勤務中にアクセルにノセられてストリップに行ったことで、ふたりともアクセルの監視役から外されてしまった。
アクセルは後任の刑事コンビの尾行も巻いてメイトランドに接近。
カントリークラブでひと悶着起こしてメイトランドに宣戦布告するが、このことが問題となってビバリーヒルズ市からの退去命令を言い渡されてしまう。
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感想
このシリーズのエディ・マーフィーは本当カッコいいですね~(´▽`*)
マシンガントークで意味不明の屁理屈をゴリ押しして相手を煙に巻いて自分に有利な状況にする詐欺師的手口を駆使するのですが、憎めない。
こういったお調子者キャラを前に出しておいて刑事として真剣に向き合うときは目つきが変わります。
そして足の長さや体型が、アクセルというエネルギッシュなキャラクターにマッチしているんですよね。
間違いなく彼の一番の当たり役です。
このキャラクターに、80年代らしい明るさや軽さも相まって最後までダレずに観れる楽しい作品の出来上がり♪
テーマ曲やBGMのポップ・ミュージックも耳に残ります。
ストーリーに関してはこういったコメディ・アクションでの従来通り、練ったり凝ったりした脚本ではなく、シンプルです。
悪い言い方をすると「中身スカスカ」ってことですが…(;^ω^)
そのぶん、演出に金かけてド派手にしています。
バブリーな時代だったからな~( ̄▽ ̄)
冒頭のカーチェイスシーンだけでどんくらい予算つぎ込んだんだろう、といらん心配してしまいました。
このシーンがなくとも、デトロイトの治安の悪さがオープニングから感じられる演出です。
それがビバリーヒルズとの対比になっているところは興味深いです。
コーヒー粉末には脱臭効果があっていろんな利用法がある、とは聞いていましたが、麻薬犬の鼻を誤魔化す、という刑事ならではのプチ情報も教えてもらい (いらんわ~) ラストではビバリーヒルズらしい高級そうな白亜の豪邸での銃撃戦になります。
信頼関係を築いたタガートとローズウッドも参戦。
ローズウッドくんが意外と射撃の腕が良くてびっくりしたり、メタボのタガートさんが塀を登れなくてジタバタしたり、長丁場の中で見どころのポイントは抑えてあります。
1時間半があっという間でサクッと観れてしまう作品です。
難しいこと考えずに楽しみたいときにオススメします。
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