映画「落下の解剖学」あらすじと感想【ネタバレあり】夫婦げんかがリアル
2023年度のパルムドールを受賞したフランス映画です。
「関心領域」のサンドラ・ヒュラーが主演を務めました。
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あらすじ
残雪に囲まれた山荘に住むドイツ人女流作家サンドラ。
夫と、視覚障害を持つ息子ダニエル、そして飼い犬という家族構成だ。
そんな彼女の元に、女子大生ゾーイがインタビューに訪れた。
しかし始まったばかりで、屋根裏にいる夫が大音量で音楽をかけ、インタビューはぎこちないまま終わる。
ゾーイが帰っても音楽は鳴りやまなかった。
犬の散歩に出ていたダニエルが帰宅すると、自宅の物置脇で父が死んでいた。
転落死のようだが、殴られたような痕がある。
サンドラに殺人の疑いがかかり、彼女は友人の弁護士ヴァンサンに弁護を依頼。
彼も立ち会って実況見分が再三に渡って行われ、ついにサンドラは逮捕される。
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感想
自殺か、他殺か。
それが分からないまま、サンドラが殺したという前提で裁判は進んでいきます。
次々と出てくる音声証拠。
ゾーイも夫も隠し録りをしていて、ごまかしていたサンドラの姿が次々と出てきます。
彼女がバイセクシャルというところに、時代を感じました(;´∀`)
浮気相手は男とは限らない。
この浮気がなくても、夫婦としては破綻していました。
順調に出版していくサンドラとは逆に、執筆が上手くいかない夫。
ダニエルの視覚障害も、彼は自分のせいだと思っています。
だけど家事・育児に忙殺されて自分の時間がとれない、という鬱屈をサンドラのせいにしていました。
小説のアイディアを盗まれた、というのも起因しています。
人生のままならなさ、価値観のズレ……
どんな夫婦にもありそうな、リアルな喧嘩が狭い山荘のなかで起こります。
真相は分からない。
分からないまま終わる。
実にフランス映画らしい( ̄▽ ̄)
「二時間半もあるのか~」と、二日くらいに分けて観ようと思ってましたが、結局面白くて一気に観ちゃいました。
でも、犬の扱いをもっと優しくしてほしかった……。
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