歴史にツッコミ再び「明日誰かに話したくなる王家の話 2冠」全私が吐いた有名なアノ人の全裸占い

前作に引き続き第2弾… いえ、第2冠が2024年12月に発売されました。
今回も予約して発売日当日に購入したのですが、ちょっといろいろ忙しくてなかなか読めず、ようやく読了しました。
今回フィーチャーされた王家は、イギリス「テューター家」、中国「愛新覚羅家」、フランス「ブルボン家」です。
第4章は前作同様「おもしろ王家」がまとまっています。
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概要
どの王家も戦争や革命が勃発しまくり、末は断絶という運命を迎えています。
薔薇戦争から始まる「テューター家」は、妻6人うち2人処刑で有名なヘンリー8世や娘たちの治世を中心に紹介。
よつばch 初の中国史「愛新覚羅家」は、西太后と溥儀を、「ブルボン家」はアンリ4世~革命、その後を描いています。
感想
いやもうね、どの家の紹介でも「きっしょおおお!!!」とシャウトしたくなる人物が現れますわ。
全員にツッコミ入ってましたけどね。
まずヘンリー8世… は言わずもがなですが、その兄! アーサー!
キャサリン・オブ・アラゴンを妻に迎えて初夜の翌朝。
「昨晩は、スペインの真ん中を覗いてきた」と言い放ちました。
ド直球の下ネタ。
絶対ニヤニヤしていたに違いない。お下劣王子様。オエー
そして女嫌いで宦官好きの溥儀は、笑い方が男とも女ともつかない「ふぉっふぉっふぉっ」と、身も心も宦官と同化する始末。
究極は、相手を全裸にしてそれをジロジロ眺めて占ったノストラダムス!
そんな占い方しとったんか!? あのオッサン!
あの大ハズレの大予言の内容くらいしか知らなくて、どんな風に占ったかなんて考えもしなかった…
どうせ占い師によくある水晶玉とか星図とか、そんなんだと思ってたけど、まさかの全裸占いにドビックリしました。
あんまりにもキショいから、今回のサムネにしてしまったわ…
あの「恐怖の大王」占いは、いったい誰を全裸にして占った結果なのか、今となっては興味津々です。
こんないらん知識を仕入れながら、それにツッコミ入れて軽快に交わす みるく&もなか の会話が本当に楽しい。
悪女で有名な西太后を「親孝行をしてほしいだけの可愛い女性」という新解釈もユニークだと思いました。
これだからよつばchはやめられん。
前作に負けず劣らず読みやすく面白かったです。
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前作はこちら
弥嶋よつば「明日誰かに話したくなる王家の話」【感想】みるもな&ソフィアと世界史の旅にレッツゴー
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