映画「小さな恋のメロディ」あらすじと感想【ネタバレあり】瑞々しい青春グラフィティ
本国イギリスや北米などでは振るわなかったけれど、日本では爆発的にヒットした映画です。
主人公を演じたマーク・レスターや、ヒロイン役のトレイシー・ハイド、悪友のジャック・ワイルドらの人気も爆発しました。
脚本を書いたのは、後に監督として何作もヒットを飛ばすアラン・パーカーです。
全編に流れるビージーズの曲も「メロディ・フェア」「若葉のころ」などを中心にヒット。
サントラ盤も売れました。
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あらすじ
過干渉な母親の言いつけで、少年団に入れられた11歳のダニエル。
活発な同級生オーンショーと親しくなる。
一緒に過ごす放課後は楽しく、両親への反抗心も少しずつ芽生えていた。
ある日、放課後のバレエ・クラブの練習を覗き見し、優雅に踊るメロディという女の子にダニエルは心惹かれた。
それ以来、彼女を見ることが多くなり、勇気を出して話しかけてみることもある。
常に友達に囲まれているメロディと親しくなるのは、なかなか困難だった。
しかし、ラテン語の予習をしてこなかったことでオーンショーと共に鞭打ちの罰を受けた放課後。
メロディがダニエルを待っていてくれた。
オーンショーが止めるのも聞かず、ふたりは手を繋いで駆け出していく。
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感想
前半はあまりストーリーらしいストーリーがありません。
「青春グラフィティ」という感じで、賑やかな学校生活や、子供にとってはちょっと息苦しい家庭内の一コマを次々と映し出しています。
ダイナマイト作りに励む同級生の成果を見学したり、オーンショーとふたりで買い食いしたり。
メロディとたまたま二人きりになった時は、どちらもシャイで言葉を交わせないけれど、彼女が吹くリコーダーに合わせてチェロを伴奏して交流します。
そんな甘酸っぱい前半から、後半は「結婚しよう」と盛り上がるふたりに降りかかる試練の展開に。
一日ふたりで学校サボッて遊園地や海岸でデートしたことが問題になり、校長に叱られ、オーンショーを中心にクラスでからかわれイジメられるふたり。
子供ってなぜか、こういうことするよね~ (´Д`)
ダニエルよりメロディが受ける仕打ちのほうが酷くて、細かくちぎった紙ごみを頭に散らされ、雑巾を被せられます。
カップルになっただけでコレ。
友達だったはずの女の子たち、怖いです。
それでも中心だったオーンショーが謝ったことで一転、同級生たちはダニエルたちの味方に。
この変わり身の早さ… あんたら将来出世するよ ( ̄▽ ̄)
みんなのお膳立てで結婚式を執り行いますが、先生たち (+ダニエルの母ちゃん) が邪魔しにきます。
大人たち VS 子供たち、のよくあるコミカルなワチャワチャ展開ですが、女性教師のみなさんが、レイプでもされたかのような姿にされるのはやりすぎ… (;・∀・)
いや、他にもやりすぎな描写はあったけど。
年齢がBBAなんで、私自身はこの映画はあまり刺さらなかったけれど、瑞々しさや爽やかさが全編に溢れていて、もうちょい若い時に見ていたら好みだったかもしれません。
あと、女の子たちの制服が可愛い♡
ギンガムチェックのワンピースで、みんなそれぞれに色が違うんですよ~♪
あれは日替わりで好みのものを着られる仕様なのかな?
だったら羨ましい~ (≧▽≦)
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