海外ドラマ「メンタリスト」で英語学習 season6 第7話~第12話

長年の宿敵レッド・ジョンとの対決が、第8話でケリがつきます。
そして第9話からは、それから2年後の話になり、CBIは解体されてメンバーたちはそれぞれ別の道を歩んでいることが伺い知れます。
シーズンの中盤でこんな大事な転換があるとは… 珍しいですね ( ;゚▽゚)
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第7話「偉大なるレッド・ドラゴン」
a.k.a. Red John.
「またの名をレッド・ジョン」
a.k.aは also known asの略で「別名、通称」のことです。
Loose lips sink ships and all that.
「余計なことをしゃべるのは命取りだもんな」
上層部もメンバーに入っている汚職グループ「ブレイク結社」の存在が明らかになり、そのうちの一人の警官をなんとか逮捕しました。
しかし取り調べでは、口を引き結んで話そうとしません。
そこでジェーンはチョウと替わり、表情で読み取ることにしました。
loose lips sink shipsは、軽い口は敵に情報を流してしまい軍艦を沈められてしまうぞ、というおしゃべりを戒める諺です。
日本語では「雉も鳴かずば撃たれまい」に該当します。
Lots of peat.
「香りが強いですよ」
バーの店主が、逃亡犯とも知らずにカウンターに座ったバートラムに差し出したウィスキーです。
peatは「泥炭」のことで、麦芽 (ウィスキーの原料) を乾燥させる際に使います。
また、独特のスモーキーフレーバーを付けるためでもあります。
第8話「レッド・ジョン」
Then you got a little wiggle room.
「少しは融通を利かせてやる」
いきなり現れてCBIの解体を告げるFBIのアボット捜査官。
リズボンたちにジェーンの居所を聞き出そうとし、懐柔策も出してきます。
wiggle roomは「行動などの融通、弁解などの余地」をいいます。
I’d call it a very honorable tie.
「引き分けにしよう」
追い詰められたバートラムはジェーンにこう申し出ます。
call it a tieは「勝負を引き分けにする」です。
Red John is one of the top brass.
「レッド・ジョンは幹部のひとりだ」
ブレイク結社の中でも、バートラムは下っ端だと弁明します。
top brassで「組織の中で最も重要な地位にいる人」を指します。
第9話「青い楽園」
You weren’t fooled by my impeccable Spanish?
「私のスペイン語は完璧なのに、騙されなかったのね」
前回から2年が経過。
ジェーンはスペイン語が主要言語になっている国で隠遁生活を送っていました。
海辺のテラスで隣のテーブルに座った女性に声をかけます。
挨拶だけでアメリカ人と見抜いて彼女を驚かせました。
be + 過去分詞 + by の基本的な受動態の文ですね。
impeccableは「非の打ち所がない、完璧な」です。
なんで自分がアメリカ人だと分かったの? 不思議に思っているんですね。
Being understood is an underrated pleasure.
「理解してもらえるって、意外と嬉しいことだったのね」
テラスで声をかけたアメリカ人女性キムは、仕事で昇進の話を受けるかどうか迷っていました。
ジェーンから、仕事ぶりを評価・理解されたということを伝えられて背中を押されます。
underratedは「過小評価された」という形容詞です。
第10話「緑の屋上庭園」
You’re splitting hairs.
「細かいことにこだわってるね」
2年ぶりに再会したジェーンとリズボンですが、やっぱり言い合いになります。
ほんとケンカップルだな、この二人…(;´∀`)
split hairsは「つまらないことにこだわる、髪を掻きむしるほど悩む」になります。
dominant hand
「利き手」
What kind of kidnapper uses snail mail?
「今どき普通郵便を使う誘拐犯なんていたの?」
誘拐事件が起こりますが、身代金要求の手紙が普通郵便で届いたことにリズボンは驚きます。
snail mailは、郵便配達員が持ってくる従来通りの「郵便」をいいます。
You drive a hard bargain, Dennis.
「自分に有利な交渉をしかけるね、デニス」
レッド・ジョンを追い詰めるためにやった数々の犯罪行為をチャラにする代わりにFBIで働くように、とアボットはジェーンに要求します。
ただ働くだけではなく、監視もつけるということでジェーンも反発。
逆にジェーンのほうも要求を突きつけますが、アボットは突っぱねます。
デニスはアボットのファーストネームです。
drive a hard bargainで「一方的に有利な交渉をする、妥協のない厳しい取引をする」というイディオムです。
第11話「白線」
All three victims were killed in the same fashion.
「3人とも同じ殺され方をしている」
見事な「川の字」になって倒れていました。
fashionには「やり方、方法」の意味があります。
hypothermia
「低体温症」
第12話「金のハンマー」
Finished grilling the locals?
「聞き込みは終わった?」
grillは口語で「(警察が)尋問する」になります。
Tonight, I plan on painting Houston red.
「今夜はこのヒューストンで飲み歩くつもり」
FBIに入ったジェーンとリズボンはテキサス州のオースティン支局で働いています。
同じテキサス州なので近いのでしょうね( ̄▽ ̄)
少し変えていますが、paint the town redは「町に繰り出して賑やかにやる、大いに飲み歩く」です。
以前「ビッグバンセオリー」でも書いてますねコレ…
treason
「(国家・政府に対しての)反逆罪」
scavenger hunt
「借り物競争」
日本では運動会の競技ですが、アメリカでは普通の遊びのようです。
制限時間以内に決められたアイテムを、買わずに集めてくるゲームだそうです。
今回はここまでです。
お疲れ様でした。
前回はこちら
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