「バタフライ・エフェクト」あらすじと感想【ネタバレあり】

 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

2005年に公開されたタイムスリップ作品の傑作です。

アシュトン・カッチャーの代表作と言っていいかもしれません。

「バタフライ効果」について知らなくても面白く見られます。

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あらすじ

職員たちに追われて施設内の一室に逃げ込んだエヴァンは、机の下に潜って必死にペンを走らせる。

これを誰かが読むとき自分は死んでいる。失敗を意味するからだ。

緊張感を高めてエヴァンは目の前の映像に神経を集中させた。

 

13年前。

当時7歳のエヴァンは、ときどき記憶が飛ぶことがあり、自分がなぜ今こうしているのか分からない、ということが度々あった。

知らないうちに物騒な絵を描いて母が教師に呼ばれたり、ナイフを持って立ちつくしていたり…

エヴァンの父は現在、精神病院に入院している。

母もエヴァン自身も父からの遺伝があるかもしれない、と恐れていた。

心配した母に連れてこられた病院で、医師から日記を書くように勧められる。

父に会いたいエヴァンは、母に頼んで面会に連れていってもらった。

面会室で二人きりになり、穏やかに話していたはずだが、気づくとエヴァンは父に首を絞められ、責められていた。

なぜこうなったのか。

その部分もエヴァンの記憶から抜け落ちていた。

 

ある日、仲良しのトミーケイリー兄妹の家に遊びに行くと、彼らの父が映画を撮るから、と言ってエヴァンとケイリーを地下室に連れていった。

そこでエヴァンの記憶は曖昧になる。

うつむくケイリーの顔。

日記には「寒い。恥ずかしい。早く服を着たい」とその時の心情が記されている。

 

それから6年後。

13歳になったエヴァンたちは、ヤサぐれた少年少女になっていた。

退屈な日常に刺激を求めてトミーはダイナマイトをある家に仕掛けて家人を驚かせるイタズラを思いついた。

グループ内でパシリの存在であるレニーに、トミーはダイナマイトを置いてくるように指示。

レニーは迷った挙句、郵便受けの中に入れてきた。

爆発するのを今か今かと4人で茂みに隠れて待っていると、その家の夫人が帰宅してきた。

腕には赤ちゃんを抱いている。

そして彼女は家に入る前に、郵便受けを確認しに近づいてしまった。

また記憶が抜け落ち、気づくとエヴァンたちは森の中で、心神喪失しているレニーを必死に揺さぶっていた。

レニーは病院に運ばれ、それ以来自室に引きこもってしまう。

気持ちが晴れないまま、エヴァンたち3人は映画「セブン」を観に行った。

映画の内容がさらに気分を落ち込ませるものだったため、ケイリーは途中で離席。

エヴァンは彼女を心配して追いかける。

そして二人は互いに好意を持っていることを確認しあった。

だがトミーは二人の親密さに激昂し、ロビーで暴力行為に走る。

暴走するトミーに、エヴァンもケイリーも距離を置き、二人はトミー抜きでレニーを遊びに誘った。

三人で廃材置き場に行くと、トミーがエヴァンの飼い犬を袋に入れて火を点けようとしていた。

犬を助けようとしてトミーに立ち向かったエヴァンに向けて振り下ろされたトミーの木材は、空を切ってケイリーの顔面に直撃した。

レニーが犬を袋から出そうとしても、紐が固く結ばれていてほどけない。

トミーの威嚇によってレニーは動けなくなり、エヴァンは気を失うほどボロボロにされた。

そして飼い犬は焼き殺されていた。

この事件の直後、母の決断でエヴァンは違う街に引っ越すことになる。

別れを惜しむケイリーにエヴァンは「迎えに来る」と書いたノートを見せた。

母が運転する車は止まることなく、取り残されたケイリーの姿はどんどん小さくなりやがて見えなくなった。

 

そして現在。

エヴァンは大学で心理学を専攻し、優秀な成績を収めていた。

あれから7年、記憶が抜けることもなくなっている

ナンパした女の子も寮の自室にお持ち帰りして、充実した生活を送っている。

その女の子に、7歳のときから付けている日記を見られ、おまけに「読んで」と頼まれる。

エヴァンは照れ臭いながらも、日記を声に出して読み聞かせる。

しかし読んでいくうちに空間が歪んでいき、エヴァンは13歳のときに戻っていた。

 

ネタバレ&感想

ここを皮切りに、エヴァンは日記を読むと記憶を失っている時間にタイムスリップできることに気づきます。

すぐに戻ってきた現在の世界線ではケイリーを自殺に追い込んでしまい、そこからエヴァンは彼女と自分の幸せのために何度もタイムスリップするのでした。

些細な行動を変えるだけで未来も変わる。

その要所要所の分岐でエヴァンはさまざまな行動の選択をしていくのですが、そのたびに周囲の人たちの人格も生活もまったく違うものになり、過去を変えたことによって20歳の現在までの記憶も塗り替えられていきます。

だけど上手くいったと思っても、結局どこかに落とし穴があってなかなか幸せな未来を勝ち取ることができません。

何度も何度もトライ&エラーを繰り返すうち、切ない事実に気づくエヴァン。

自分と関わりを持たなければケイリーもトミーも幸せな人生を歩める。

こうしてケイリーとの最初の出会いで彼女に暴言を吐いて自分から遠ざけます。

「出会わなければよかった」という失恋の究極の形であり、「相手の幸せを願って自分は身を引く」という究極の愛の形でもある切ないラストに繋がります。

 

人は誰でも生きている価値がある、とよく言われるけれど、こういう映画観ちゃうとなぁ~……

エヴァン完全に“いらない子”なんですよね。

彼がいなければみんな幸せ。世の中うまく回る。

だから余計に切ない。

本編のラストの他に3つエンディングが用意されていて、そのうちのひとつディレクターズカット版は、エヴァン自身がそれに気づいて「産まれてこない選択」をするという鬱ラストです。

この映画自体はすごく面白いんですが、主人公エヴァンの存在価値について考えてしまうと気分が落ち込んでしまう側面もあるので、鑑賞には注意が必要かもしれません。

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