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映画「ボーン・コレクター」あらすじと感想【ネタバレあり】安楽死を望む安楽椅子探偵

 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

デンゼル・ワシントンアンジェリーナ・ジョリーが共演したサスベンス作品です。

悪役が多いマイケル・ルーカーや、ドラマ「モダン・ファミリー」のエド・オニール、ミュージカル出演も多いクイーン・ラティファも出演しています。

 

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あらすじ

犯罪学者として多くの著書を持つ科学捜査官リンカーン・ライム

彼は数年前、事件現場での崩落事故に巻き込まれたことで全身不随になっていた。

動かせるのは右の人差し指1本と、両肩、首から上、そして脳だけ。

住み込みの介護士セルマが身の回りの世話をしてくれ、医療技師リチャードが頻繁にベッドや医療機器の状態を見てくれる。

しかし状態はどんどん悪化していき、大きな発作が起これば植物状態になりかねない。

未来を悲観しているライムは、主治医のバリーに安楽死の手続きをお願いしておいた。

 

希望していた青少年課への移動が決まっているパトロール警官アメリア・ドナヒーは、通報の知らせを受けて線路付近に向かった。

そこで砂利に埋められた男性の遺体を発見する。

線路上に証拠品となるものがあったため列車を止め、第一発見者の少年に使い捨てカメラを買ってくるように頼んで本部に連絡。

証拠集めや現場保存など、やれるだけのことはやったが、現場を指揮するチェイニー部長からは列車を止めたことで罵倒されてしまう。

遺体の身元はすぐに分かり、不動産王のアラン・ルービンだった。

彼は昨夜、妻と共に早朝便で帰国し、運転手が迎えに来なかったためタクシーに乗り込んでいた。

しかしタクシー運転手はルービン夫妻を見知らぬ場所に連れ去り、夫は殺し、妻の方はまだ監禁している。

殺人課刑事のポーリーはライムを訪問し、この事件についての考察を訊く。

アランの遺体は指の骨がむき出しになっており、そこに結婚指輪がはめられていた。

「身代金目的の誘拐だろ」と、やや投げやりに答えたライムにポーリーが証拠品の写真を見せようとしたところで、発作がライムを襲った。

セルマのおかげで落ち着いたライムは、改めて証拠写真を見る。

そこから、ルービン夫人は今日11月9日午後4時までに見つけないと殺されると分かり、ポーリーに電話した。

そしてアメリアの現場鑑識の天分を写真から見抜き、彼女をチームに入れる。

 

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感想

現場に出向かずに推理する安楽椅子探偵。

ライムは本人の意思に沿わずそうなってしまったわけですが、この設定の縛りが緊迫感を盛り上げます。

そして彼の手足となって動くアメリアの見せ場も作ることができるわけで、どちらも主人公であると観客に知らしめることに成功しているな、と思いました。

特にこの頃のアンジーは独特の色っぽさがありながら表現力が高くて、アメリアというキャラクターにピッタリです。

新人ではないとはいえ、まだヒヨッコ扱いのパトロール警官。

初めての殺人現場に戸惑いつつも、基本を思い出しながら丁寧に現場鑑識を進めていく初心者感や、ライムに反発する未熟な若者感、どんなに命令されても遺体の手首を切り取ることが出来ないモラル感…

彼女の性格やそのときどきの心情を余すところなく伝えている演技でした。

主役二人の演技だけでも見応えありますが、ストーリーも惹きつけます。

ただ、タクシー運転手が犯人の連続殺人事件って、日本でも昔リアルにあったんですよね…

なので、タクシーを利用するのがちょっと怖くなる (;´Д`)

しかしこの犯人は、実際にはタクシー運転手ではありません。

ライムに個人的に恨みを持っている人物で、彼を挑発するようにわざと現場に証拠を残してメッセージを送り、過去の事件を模倣していることを伝えてきます。

暗号を読み解き、アメリアを現場に行かせて犯人を追い詰めようとしますが、いつも先手を打たれてしまいます。

追う側より追われる側のほうが強い…のか?

最後には犯人は自らライムの部屋に行き、セルマを殺害!

ライムの遺産、全部もらえるはずだったのにーー!!

動けない体でも奮闘するライムがすごい。

ハラハラのバトルですが、まあ案の定アメリアが発砲して救う定番ラストです。

犯行動機の弱さに肩透かしを食らいますが、飽きずに最後まで観れる作品です。

多分3回目くらいの鑑賞ですが、時間があっという間でした。

 

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