「特捜部Q キジ殺し」あらすじと感想【ネタバレあり】

 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

「特捜部Q」シリーズの第2弾です。
カールとアサドのコンビに女性秘書ローセが加わりました。

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あらすじ

前回の事件の功績により新しい秘書を迎え入れることになった特捜部Q。
アサドローセともう意気投合しているが、カールはなかなか打ち解けられない。
歓迎パーティーにいても居心地が悪いカールは一足先に帰宅する。
その帰り道、カールを待ち伏せていた老人から「20年前の事件を再調査してくれ」と懇願される。
今日が木曜日にも関わらず、老人が明日は日曜日だ、と言ったことで耄碌しているんだと判断したカールは断った。
未解決事件は他にも山ほど抱えている。
翌日、警察からの電話で起こされたカールは不審死案件の現場に駆り出された。
死んでいたのは昨夜の老人である。
リストカットでの自殺であるが、特捜部Qに宛てた段ボールが部屋に置いてあったために呼ばれたのだ。
老人はアーヤンスン元警部といった。
20年前に彼の子供たち・トーマスとマリーの双子兄妹が惨殺されており、警察を解雇されてからも独自でこの事件を追っていたのだという。
助けを求められたのに無下にした罪悪感から、カールはこの事件を洗い直すことにする。

双子は寄宿学校の生徒たちだったが、学校の近くにある別荘で留守番をしているときに殺された。
当時、学校近くに住んでいたビャーネという少年が犯人として逮捕されている。
自らの犯行を認めているとはいえ、レイプ殺人で3年の刑期という異例の短さで出所していた。
彼を担当したクルム弁護士は、普段は金持ちの顧客しか弁護しない。
しかしビャーネはそんな弁護士を雇えるような家庭環境ではない。
カールたちはさっそくビャーネの元に行くと、立派な邸宅に住み、高級車に乗っていた。
ビャーネは「株で儲けた」と言うが、しどろもどろで早く切り上げたそうだった。
元手はどこから出ているのか。
カールたちはその疑問を持ったまま署に戻った。

ホテル王であり他にも事業を展開している大金持ちディトリウの元に、探偵のオールベクが写真を見せる。
ディトリウの妻テルマが司法報道官と浮気をしている証拠写真だった。
ジワジワと怒りを募らせるディトリウにビャーネからの電話が入った。
警察が20年前の事件を調べている。

特捜部Qでは改めてアーヤンスンが遺した資料を見分していた。
彼のメモは、満月と日曜日に異様にこだわっていた。
そしてクラス集合写真の、ひとりの少女の顔が赤丸で囲ってある。
この少女の身元はローセが割り出してくれた。
名前はキアステン。愛称はキミーだ。
双子殺人は匿名の通報で発覚した事件だった。
通報したのはキミーだったのかもしれないと思い至ったカールは当時の音声記録を借りにいく。
一晩掛けてオープンリールを早送りしながら聞いていき、該当する音声を拾うことができた。
泣きながら動揺しながら懸命に掛けてきた電話は唐突に切られていた。
犯人に見つかったからだ、と全員の見解が一致する。
名前を聞かれた通報者は「キア…」と言ったところで押し黙った。
キアステン。
通報者であり目撃者はキミーで間違いなかった。
そしてカールたちは、現在行方がわからなくなっているキミーを捜し出すことにする。

感想

双子殺人事件の真相を暴くより「キミーたんを救え!」に目的がすり替わっていることに途中で気づきます。
なんか双子の件そっちのけになってないか?と。
アーヤンスンも草葉の陰で歯ぎしりしたことでしょう。
何のためにワシ自殺したんじゃい!と私なら思う。
20年前と現在のエピソードが交互に差し挟まれていって、ストーリー自体は分かりやすい構成になっています。
20年前からすでにクソなディトリウに本気で恋したキミーが彼氏色に染まって…というエピソードが中心で描かれます。
お金持ちのご子息たちが通う学校では、このカップル+ディトリウの金魚のフン・ウルリクや大麻仲間のビャーネは、他の生徒たちから距離を置かれている存在です。
なんというか、ヤンキーグループがツルんでることで気が大きくなってるのと同じ感じ。
キミーもそういうのの女っていう立場を気持ちよく思っているタイプだったわけですよね。
個人的には通報したからといって同情はしないかな。
若かったとはいえ、ディトリウたちがやった暴行には加担するし、ディトリウの頼みを聞き入れて物理教師をレイプ犯に仕立て上げる極悪ぶりなんで。
この物理教師は森で起きたレイプ事件の犯人にもされています。
こちらもディトリウの犯行。
そしてキミーは横にいて笑っていました。うっわ性悪( ̄д ̄)
だからカールが彼女に入れ込むのが、ちょっと理解しづらかったです。
警察官として親身になる、という一線を越えているんですよね。

この他にも、タイトルのキジ殺しの意味やアーヤンスンのメモの満月への言及がされていないのが気になりました。
たぶん原作では説明されているんでしょうね。
それとまだカールとアサドに「いいコンビ」というバディ感がないのも、ちょっと…
なんか不協和音なんですよね。
カールのピンチをアサドが助けることはあっても、アサドをカールが助ける描写が未だないせいかもしれません。
身勝手なカールにアサドが一歩引いている。遠慮している。
そういう風に見えます。

今回もまた納得いかない部分があったし、文句もブウブウ垂れてしまいましたが、全体的には面白かったです。
テンポいいし。
続きもいつか観ると思いますし、実際楽しみにしています。

前回はこちら

「特捜部Q 檻の中の女」あらすじと感想【ネタバレあり】

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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

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