映画「TAXi②」あらすじと感想【ネタバレあり】コンニショア~ (日本語)
人気シリーズの二作目です。
主要キャストに変更はありませんが、監督はこれ以後のシリーズも手掛けるジェラール・クラブジックに変わりました。
時の仏大統領ジャック・シラク氏がカメオ出演しています。
あらすじ
恋人リリーの両親と会う約束をしているダニエル。
産気づいた妊婦を病院に送り届けるも、破水してしまいタクシー内での出産を余儀なくされていたら遅くなってしまった。
リリーの父親は陸軍将軍で厳格な人物である。
ダニエルはリリーがついていた嘘に合わせて、研修医であり救急車の運転手のバイトをしている、と嘘を重ねた。
ダニエルの褒め言葉に気を良くした将軍は、それから3時間自慢話に付き合わせた。
同時刻、警察の訓練所で柔道の組み手をしていたエミリアンは、ペトラにあっさり投げ飛ばされる。
畳に叩きつけられたところで召集がかけられた。
1時間後に日本の防衛庁長官がマルセイユ空港に到着する。
パリで行なわれる日仏サミットの前に、ギャング対策の視察をするためである。
最近はヤクザによる誘拐事件も発生しており、マルセイユ警察の威信にかけて万全な警備をすることになった。
自慢話も佳境に来たところで電話が鳴った。
あと15分で日本の防衛庁長官が来ることをすっかり忘れていた将軍はすぐに出かける。
しかし事故により車が大破。
ダニエルが送っていくことになった。
相変わらずの驚異的なスピードで間に合い、久しぶりにエミリアンと顔を合わせる。
歓迎パーティーにはダニエルも呼ばれ、そこで護衛用の特別車「コブラ」がお披露目される。
運転手にはダニエルが選ばれ、長官と秘書官を乗せてホテルに向かうが、コブラの性能を見せつけるためにニセの襲撃があることをジベール署長から聞かされる。
エミリアンは襲撃チームの連絡役としてペトラと共に先回りしていた。
しかしそこでヤクザたちが放ったニンジャ集団から本当の襲撃に遭い、長官とペトラが誘拐される。
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感想
前作では抑え気味だったジベール署長のアホが全開になってます!
コレですよ、コレ~。TAXiシリーズの魅力は (え? そこ? 車じゃなくて?)
ヘンテコ・ニッポンと合わせてもう最高 (≧▽≦)
署員を集めた「こんにちは」の発音練習。
「コン(馬鹿) はエミリアンのことだ」って、アナタもですよ署長w
署長にまで馬鹿と言われちゃうエミリアンですが、ようやくペトラと両思いになります。
ヘタレ男と完璧美女。
のび太としずかちゃんを彷彿とさせる組み合わせですが、ペトラに肝っ玉母さん味があるので、案外お似合いです。
ちなみにペトラの日本語、ちゃんと聞き取れます。
しかも長官のSPを務める日本人女性ユリと一緒に戦うシーンも、靴を脱ぐところからもうカッコいい。
ノーパンで暴れ回ります。
ペトラの見せ場が多いな、今回。
後の監督作品「ANGEL-A」にも通じるものがあるので、ベッソンの好みで間違いない ( ̄▽ ̄)
今回の舞台はマルセイユからパリに移動します。
エッフェル塔を臨むコンコルド広場で暴走したり、地下鉄から車が現れたり、何台ものパトカーが塚みたいに積み重なってクラッシュしたり…
ところ変わればアクション変わる。
ダニエルたちが乗ったプジョー406なんて、パラシュートつけて空から登場。
この立役者の将軍、また自慢話のネタが増えて3時間が4時間に変わりそうです。
今回はカーアクションだけではなく、忍者相手なので武術アクションも楽しめます。
ヌンチャクさばきスゴー、と見惚れつつも「この移動の動きってパルクールだよなぁ。忍者はもっと音を出さないような静かな動きなんだっけ?」と些細な疑問も持ちました。
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