海外ドラマ「スーパーナチュラル」で英語学習 season15 第16話~第20話【ラスト】
ファイナルシーズンのラストです。
チャックに追い込まれる兄弟ですが、その戦いも第19話で決着。
最終回は兄弟ふたりの絆を見せるエピソードです。
ラストは主演二人からのメッセージと、スタッフが集まって視聴者に感謝を伝える締めになっています。
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第16話「若き日の失態」
A witch who feeds on children’s fear using hallucinations.
「幻惑で子どもに恐怖を与えて力にしている魔女だ」
今回のモンスターはバーバ・ヤーガ。
hallucinationは「幻覚」です。
そういえば「ハルシオン」っていう薬がありましたね。
第17話「団結」
So, meeting these mouth-breathers was supposed to inspire me to do what?
「アホどもに会わせて何の意味がある?」
チャックを信奉者たちに会わせたアマラ。
しかしチャックはうるさそうに彼らを消します。
mouth-breatherは俗語で「頭が悪い人」をいいます。
You B-word!
「なんて女だ!」
神様はbitchなんて言いません。
今どきは汚い言葉はこうしてオブラートに包むようになったみたいですね。
F-word とか。
mushroom tea
「キノコ茶」
キノコの成分を煎じたお茶です。
懐かしの「紅茶キノコ」とは違いました (;^ω^)
So, you were tripping balls and you saw Jack?
「幻覚の中でジャックを見たのか?」
最初の人類アダムに会ったディーンとジャック。
恩寵を授けるにふさわしいかテストするため、ジャックはアダムと一緒に別室へ。
残ったディーンは、アダムについていた天使と話します。
彼女はキノコ茶を飲みながらジャックに会ったことがある、と言いました。
trip ballsはスラングで「幻覚を見る、ラリる」ことをいいます。
かなり失礼な言葉なので使わないほうが良いです。
If Dean beats me back here, buy me some time?
「ディーンの方が先に戻ってきたら、ごまかしておいて」
隠れ家に残っていたサムとキャス。
サムはビリーに会いに行くことにしました。
一緒に行く、というキャスを、こう言って留まらせます。
buy some timeは「時間を稼ぐ」というイディオムです。
日本語ではearn (稼ぐ) ですが、英語では buy (買う) なんですね。
なかなか興味深いです。
Get your scythe down here, Billie, or your boy’s toast.
「武器を捨てて姿を表わせ、ビリー。でなきゃサムを殺す」
ビリーを探してサムが辿り着いたところは “虚無” でした。
彼女もビリーを探しており、サムに人質に呼び寄せようとしています。
scytheは「長柄の大鎌」。
死神が持っているアレですね。
be toastは米略語で「一巻のおわり」のことをいいます。
第18話「消える仲間」
It was doomed.
「もうおしまいだ」
チャックに計画がバレていたことでビリーを責めるサムです。
doomは「良くない運命、破滅」です。
Jack was a bomb, designed to annihilate cosmic forces.
「ジャックは、宇宙エネルギーすら消し去る爆弾よ」
身体そのものがチャックを消す爆弾になっていたジャックが爆発寸前になりました。
駆けつけたビリーは彼を “虚無” に送り込みます。
annihilateは「全滅させる」ことです。
Not too runny, not too dry.
「柔らかすぎず、固すぎず」
チャーリーの同居人がスクランブルエッグを作っています。
runnyは「柔らかすぎる、流れやすい」ことをいいます。
You are human disorder incarnate.
「アンタは人の皮を被った世の中のガンよ」
怒りのビリーはディーンを殺そうとします。
incarnateは「人の姿をした、具現化した、権化・化身」のことをいいます。
第19話「世界のゆくえ」
Knowing it’s this way because you wouldn’t take a knee.
「俺にひれ伏さなかったからこうなった」
長いセリフの中から抜粋しました (;^ω^)
サムとディーン、そしてジャック以外の人間・動物がすべて消えました。
勝ち誇るチャックは兄弟の降参を受け入れません。
take a kneeで「跪く、片膝をつく」になります。
The Empty booted me with orders to find the missing God Book.
「“虚無” のヤツ、神の本を探してこいっつって俺を蹴り出したんだ」
久々登場のルシファーが隠れ家にやってきました。
こんな理由で兄弟に協力を申し出ます。
bootには「とある方向に蹴とばす、蹴り出す」の意味があります。
I appreciate the heads-up about all this.
「警告してくれてありがとうな」
チャックを罠に嵌めるつもりがミカエルに裏切られていました。
現場に現れたチャックに三人は倒されます。
heads-upは「警告、注意喚起」のことです。
I won’t be hands-on.
「僕はここにとどまらない」
チャックのパワーを吸収して全知全能の存在になったジャックは、この全宇宙を見守るため兄弟に別れを告げます。
hands-onは「実地・実践、現場に出ること」です。
第20話「キャリー・オン 前へ進め」
So, quit being a friggin’ Eeyore, huh?
「だから辛気臭い顔はやめろ」
キャスもジャックもいなくなり、大勢の人が亡くなりました。
淋しがるサムにディーンは、彼らの死を無駄にしないためにも幸せな人生を歩もう、と励まします。
friggin’は「忌々しい」になります。
Eeyourは「くまのプーさん」の登場キャラクター。
いつもネガティブな言動をとるロバさんです。
I just called dibs.
「自分のものを取りに来たのよ」
吸血鬼のアジトに入ると、かつての見知った顔の女性がいました。
(もう覚えてない…)
吸血鬼のボスなのか聞くと、彼女は否定します。
call dibsは「何かが自分のものであることを主張する」ときに使う言葉です。
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15年もの長きに渡って、死んだり生き返ったり、地獄に行ったり天国行ったり煉獄行ったり異次元行ったり…
ウインチェスター兄弟の長い旅もついに終わってしまいました。
ホラーが苦手で、本気で悲鳴上げた怖い話 (特にseason1の「137号室」と「呪われた肖像画」は忘れがたい…) もありましたが、主人公ふたりのキャラが魅力的なこと、いろんな伝承や聖書について知れること、そして必ず1シーズンに1回は「お笑い回」が入るので飽きずに楽しめました。
season5「異次元へのチャンネル」は繰り返し観ちゃうほどお気に入りです♪
くるみ割りwww
ブログはseason11からでしたが、season1から断続的に観てきて、時にすごい懐かしいキャラクターがだいぶ後の話に出てきて「だっ、誰!?」と戸惑うことも多かったけれども、最後まで見届けて感慨深いです。
もう彼らが新しい狩りに出ることもないんだなぁ、と寂しい気持ちもありますが、いつかまた最初から観返すかもしれません。
これで「スーパーナチュラル」の英語メモは終わります。
長い間お付き合いいただきありがとうございました。
前回はこちら
海外ドラマ「スーパーナチュラル」で英語学習 season15 第11話~第15話
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