海外ドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」で英語学習 season3 第1話~第6話
前回から5ヵ月が経っています。
夏休みが終わり、マヤが亡くなったことにエミリーは気落ちしているけれど、脅威の “A” も捕まって安堵する4人ですが…
お墓からアリソンの遺体が消失しているのを発見してしまった彼女たちに、新たな “A” からの脅迫が届きます。
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第1話「 “あの夜” の出来事」
I really want to turn my brain off.
「何か気をそらしたい」
アリソンの棺が空っぽになっているのを発見したときの光景が頭から離れないスペンサー。
ブティックで会ったハンナにそのことを打ち明けます。
turn ~ offで「道をそれる、電気や水道が止まる」ですが、頭の中を支配しているものを取り除きたい場合にも使えるセリフになっています。
Can we ditch our moms and go catch a movie?
「ママたちは置いて、ふたりで映画でも行かない?」
上のセリフに続いている言葉です。
ブティックにはそれぞれのママが同伴していました。
ママ同士で会話しているので、彼女たちもふたりで話しています。
ditchには「恋人などを捨てる」意味があります。
ここでは捨てるというより、別行動を取るくらいのニュアンスです。
後半のcatchはこのditchとかけた言葉遊びとしてつけたものと思われます。
It was a pretty low-key night.
「かなり大人しく夜を過ごしました」
アリソンの遺体が無くなった件で警察が動き出しました。
彼女たちも事情聴取をされます。
4人でスペンサーの別荘で過ごしていたのですが、誰かが侵入した形跡があってすぐに別の別荘に移動しています。
警察には最初から別のほうにいた、と嘘の証言で口裏を合わせました。
そしてパーティーなど騒がしいことはせず、4人で話をしてすぐに寝たことにしています。
low-keyは「控えめな」です。
第2話「蘇った記憶」
cuspid
「犬歯」
第3話「偽りの盲目」
Now he’s a sour patch kid.
「すっかりヤサぐれちゃってる」
先生に怒られても「ケッ」という態度をとり、ハンナにもつっけんどんになってしまったルーカス。
ハンナはケイレブと一緒に心配します。
「以前はsweetだったのに…」という言葉に続けて出たセリフです。
sour patch kidsはアメリカでポピュラーなお菓子のことです。
ツンツン頭の人型をしたグミで甘酸っぱいらしいので、sweetから連想される甘いお菓子との違いでルーカスの性格が変化したことを表わすのに使っています。
Listen, we did not go through all of that to crawl under somebody else’s thumb.
「見えない誰かの策略に振り回されるためにあの地獄を乗り越えたわけじゃない」
新たなAに苦しめられることに、もう怖がるより怒りの感情が上回ったエミリーのセリフです。
過去形が使われているので、ちょっと解釈が難しかった…
go throughは「~を経験する」の他「~を耐え抜く」の意味があります。
そしてunder someone’s thumbで「人の言いなりになる、尻に敷かれる」になります。
Are we going to have a turf war?
「縄張り争いでもする?」
カフェにやってきたエズラは、自分が普段座っているテーブルにアリアの母エラが座っていたので声をかけます。
娘との交際でエズラを嫌っているエラは、つっけんどんにこう言いました。
turf warは「縄張り争い」をいいます。
第4話「疑惑の羽飾り」
Well, that would mean that we would cross her off the new “A” list.
「新たなAの候補者から外すことになるわね」
実は目が見えるようになっていたのに盲目のフリをし続けていたジェンナ。
4人で問い詰めたとき、彼女は泣きながら自分が狙われていることを告げました。
そんなジェンナの言葉を信用していいかハンナが聞くと、スペンサーは慎重に答えます。
cross offは「(名前などを) 線を引いて消す」という句動詞です。
If the shoe fits.
「 “非を認める” でしょ」
メリッサが新Aではないかと考える4人。
妹のスペンサー以外の3人でメリッサの部屋に忍び込んで証拠を探します。
仮面舞踏会でブラックスワンの扮装をした怪しい人物はメリッサだろうと目星をつけていたところ、クローゼットにしまってあった衣服カバーから黒い羽根が出てきました。
そこでハンナが If the feather fits. と言葉を間違えたので、アリアが訂正します。
このセリフは、後ろにwear it. という続きが省略されていますが、これだけで「非難されていることに対して思い当たるフシがあるなら素直に認めなさい」という米語特有のフレーズになります。
第5話「青い毒薬」
calculus
「微積分」
I’m gonna throw you that party.
「それだったら私がそのパーティーの主催者になるわ」
ジェンナの誕生日パーティーが開かれています。
スペンサーは会場には行かず、トビーと過ごしました。
トビーの「お別れパーティーだったら参加したけど」という言葉にスペンサーは答えます。
throw a partyで「パーティーを開く」です。
第6話「 “A” の名残り」
You’re acting like a pod person.
「なんか普段のアリアじゃないみたい」
スペンサーとハンナが活発にAの正体を突き止めるための計画を話し合っているときに合流したアリア。
彼女はこの直前にあったことが気になって、ふたりの会話に加わっていません。
ハンナが席を外した時にスペンサーはアリアの態度を気にします。
pod personとは「成りすましている人、詐欺師」をいいます。
ポッドに乗って地球にやってきたエイリアンが殺した人間に成りすますことから来ています。
I let the guy pay me in cash so he could have a break on taxes.
「現金で払ってもらえば、向こうは税制の優遇措置を受けられるからね」
エズラの部屋にあった大金の出所を聞くと、祖父の車を売ったからということでした。
tax breakで「税制優遇措置」という名詞です。
この言葉をcould have に繋がるように動詞+名詞の形にしてbreak on taxesと言っています。
今回はここまでです。
お疲れ様でした
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海外ドラマ「プリティ・リトル・ライアーズ」で英語学習 season2 第19話~第25話
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