「ラビリンス / 魔王の迷宮」あらすじと感想【ネタバレあり】
「セサミストリート」のマペットデザインを担当したジム・ヘンソンが監督したファンタジー映画です。
出演は、主題歌・劇中歌も担当したデヴィッド・ボウイと、アイドル女優だった頃のジェニファー・コネリー。
ジョージ・ルーカスが製作総指揮を務め、モンティパイソンのテリー・ジョーンズが脚本を担当しました。
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あらすじ
女優を夢見ている空想好きの少女サラは、その夜、外出する両親の言いつけで異母弟のトビーの子守をすることになった。
継母のことが嫌いなサラは、まだ赤ん坊だけどトビーのことも嫌いである。
お気に入りのぬいぐるみが勝手に部屋から持ち出されて、トビーのベビーベッドの下に放られているのを見て腹が立った。
そしてずっと泣いているトビーが疎ましく、お気に入りの小説「ラビリンス」に出てくる呪文を唱える。
冗談のつもりだったが、その呪文により本当にゴブリンの魔王ジャレスが現れ、トビーを誘拐してしまった。
13時間以内にトビーを助けなければ、彼はゴブリンに変えられてしまう。
ジャレスが窓を開けると、入り組んだ巨大迷路の奥にある頂きでそびえる宮殿を指し、そこにトビーがいることをサラに告げてジャレスは去る。
サラはさっそく外に飛び出し、小人のホグルと出会う。
迷宮の入り口に案内してもらい、道なりに真っ直ぐ進むが、どこまでも直線しかない。
座りこんだところでイモムシから、目に見えない穴が壁にあることを教えられた。
その後もサラは、ふたつの扉を守る番人に謎をかけられたり、ホグルに再び会って迷路の道案内を頼んだりして宮殿を目指す。
水晶越しに彼女を見ているジャレスは、たびたび迷宮に現れて彼女の邪魔をする。
しかしサラも、ホグルの他に仲間になったルドやディディモスらと協力してジャレスの妨害を乗り越えていく。
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感想
MTV全盛期の作品ゆえか、デヴィッド・ボウイが歌うシーンがどれも洋楽PVみたいで、観ていて楽しいです♪
ボウイとジェニファー、あとトビーしか人間はおらず、あとはアニマトロニクスやマペットです。
VFXの発展はまだ途上の段階だったので、マペットたちの動きはぎこちないのですが、それらも含めて十分に楽しめます。
演出のほうはちょっと弱いんですけどね (;^ω^)
前半の「不思議の国のアリス」っぽい道中は、ちょっと退屈でした。
なのでチョコチョコとジャレス・サイドが入り込む場面の切り替えはありがたかったです。
おかげで単調にならず、ボウイのPVのような歌唱シーンも見られてお得感があります。
しかし、ボウイの衣装…
もっこり がはっきり分かります。
見てはいけないものを見てしまっているのに目が離せない。
ジャレスが出ているシーンは、そこに釘付けになってしまって、おかげでセリフも場面も頭に入ってこなくて参りました。
けっこう大きかったので、タオルでも仕込んでいるんじゃないかと邪推しています。
後半、城の門を破ったことで魔王軍との戦いになります。
迷路をウロウロしていた「静」から、一気に「動」の流れに切り替わって面白くなりました。
途中で仲間になったディディモスの愛犬アンブロウシャスが可愛いんですよー♡
むっくむくの毛並みの大型犬で、最初は本物のワンコかと思いました。
大げさなほどガタガタ震えて逃げちゃうので、騎乗しているディディモス (こちらは血気盛ん) に「反対方向だー」と怒られたり、主人であるディディモスを置いてひとりで逃げ出して民家に籠城したりと、とんでもない臆病者ですが、そこが可愛い!
出番が少ない上に怖がるばかりで活躍がないので、あまり愛でる時間がなかったのが惜しい。
萌えれるモフモフも出たし、すごく面白かったわけではないけど、そこそこ楽しめる作品だと思います。
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