映画「紳士は金髪がお好き」あらすじと感想【ネタバレあり】キラキラ画面が眩しいコメディ
1953年公開のミュージカル・コメディです。
主演はマリリン・モンローとジェーン・ラッセル。
ピンクのドレスを着たモンローがモーニング姿の男性たちを従えて「ダイヤモンドは女の一番の親友」と歌うシーンはとても有名。
マドンナが「マテリアル・ガール」のMVでオマージュしています。
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あらすじ
ショーダンサーをしている仲良し二人組のローレライとドロシー。
だけど男性の好みは全然真逆。
金髪のローレライはとにかくお金持ちが大好き。
付き合っている人は富豪の御曹司ガス。
ついに彼からプロポーズされ、パリで挙式することを楽しみにしている。
黒髪のドロシーはお金が無くても男らしい人が好き。
今はフリーで、真剣に愛し愛される関係を望んでいる。
ローレライの結婚は順風満帆とはいえず、ガスの父親からは猛反対されていた。
そのためパリには一緒にいけず、ガスはニューヨークに残って、先に行くローレライと後で合流することになった。
ローレライの船旅は、お目付け役としてドロシーが同行する。
見送りのガスとローレライが別れを惜しむのを尻目に、ドロシーは同乗しているオリンピックチームの男子たちを部屋に招いてパーティーを催した。
彼らの中に素敵な人はいないかと期待する。
船が出航すると、ローレライは乗船名簿を手に入れて、さっそくお金持ちを物色し始めた。
ドロシーの彼氏候補を見繕っているのだ。
“お金持ちだから”で交際したくないドロシーは遠慮するのだが、目をつけていたオリンピック選手たちは「夜9時に就寝しなければならない」規則のため、付け入る隙がなくてアプローチが出来ない。
夜のカクテルパーティーに一人で参加し、手持ち無沙汰にしていると、ダイヤモンド鉱山を持っている大富豪ビークマン (通称ピギー) を紹介された。
ドロシーはダイヤモンドに興味がないが、ローレライは大好物。
彼女には隠しておこうとするけれど、折悪しくちょうどローレライが来てしまい、耳聡くダイヤモンドという単語を聞き逃しはしていなかった。
鉱山のことを聞いた途端ピギーの顔がダイヤモンドに見えるローレライ。
さっそくたらし込んで二人でダンスフロアに行ってしまう。
残されたドロシーがため息をついていると、魅力的な男性マロニーが声をかけてきた。
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感想
女性像のテンプレ的なものを感じさせるところが時代ですね~(;^ω^)
お金持ちが好きな女性。
お金より男性的魅力を重視する女性。
どちらのタイプも確かにいるけど、結構極端な描き方をしています。
女性が下に見られていた時代だし、しょうがないかな。
何だかんだでお互い理想を追い求めて丸く収まるし、終わり良ければ総て良しってことですね。
それにしても華やかな映画です。
スパンコールがついた衣装。
原色のドレス。
ティアラやブレスレットのダイヤモンドの煌めき。
マリリンのブロンドヘアー。
テクノカラーで映える映える。キッラキラ(∩☆∀☆)∩
そこで歌って踊るマリリンとジェーンに、ムキムキバックダンサー♪
背景となるセットも煌びやかで、観ているだけで楽しい。
人物造形の弱さを見事にカバーしています。
パンチに欠けたストーリーですが、こういう仲良しの女性二人がドタバタするような作品、大好きなのでもうちょっと恋愛パート減らして二人の会話やチームワークが見たかったです。惜しいっ!
マロニーからヤバい写真を撮ったフィルムを奪い取るところなんてワクワクしました。
(ズボンまで脱がすとはwww)
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