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海外ドラマ「クリミナル・マインド」で英語学習 season6 第2話~第7話

2022/10/09
 
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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

「クリミナル・マインド/FBI vs.異常犯罪」は、2005年から続いているミステリー・サスペンスドラマです。

凶悪犯罪の解決に向けて全米に飛ぶFBI行動分析課 (BAU) の活躍を描きます。

Season6のしかも第2話からという中途半端ぶりですが、よろしくお付き合いください。

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第2話「JJ」

Well, go figure.

「不思議なもんだ」

今回のストーリーは二人組の共犯。

容疑者たちは幼なじみなのですが、主従関係がはっきりしています。

それで別室での取り調べにも拘わらず、なかなか互いを裏切らない。

それを聞いてホッチは

They’ve been friends all their lives.

(生涯ずっと友達だからな)

と言います。

それを受けた地元警察の人のセリフです。

go figureは「一体何を考えているのか分からない、(なぜこうなったのか) 不思議だ」という口語で、あまり良い意味では使われない感じですね。

今回のやりとりだと、気が合わなそうな二人で主従の関係になっているのに、腐れ縁のように子供の頃からずっと一緒にいる、というのが「なんだかなあ」とウンザリして出た言葉かもしれないな、と思いました。

 

Sounds like a peach.

「大したもんだな」

容疑者のひとりが、有望なラクロス選手だった上、ヴィジュアルも悪くなく、女の子にもモテた、と聞いてロッシが漏らした一言です。

peachには口語で「すてきな (人・もの)」という意味があります。

イケメンや美人のことも言うようです。

ピーチ姫のネーミングはそういうことだったんですね。

桃太郎という名前もイケメンな日本男児を表すのにピッタリなのかも。

 

第3話「殺しの記憶」

victimology

「被害者学」

「犠牲者」のvictimの後ろに医学系の単語によく使われる-logyがついていて、あまり馴染みのない言葉ですね。

心理分析をするクリマイだからこその単語という感じですね。

「被害者になること」を科学的に研究することだそうです。

内容には、被害者と加害者の関係性や、被害者と刑事裁判システムの相互関係、なども含まれます。

 

第4話「快楽の代償」

full – contact 

「寸止めではなく、相手に直接攻撃を加えることが許されること」

格闘技をされている方や詳しい方はとっくに知っている用語のようですね。

普通に日本語で「フルコンタクト空手」という言葉がありました。

格闘技の稽古全般を指す単語ですね。

 

I’ll follow up with the families.

「被害者家族たちからもっと詳しく訊いてみるよ」

upの後ろにすぐwithが来て、前置詞が続くことに違和感がジワリとありますが、follow upでイディオム動詞なので、これで正解なんですね。

追跡・追求、事後点検」などの意味があります。

 

第6話「デビルズ・ナイト」

wrong

形容詞で「間違う」、名詞で「不正」、副詞で「誤って」、そして他動詞で「不当に」、などなど、全品詞を網羅している単語です。

今回は、犯人が殺人を繰り広げる動機についてのプロファイルで、「不当に扱われたこと」が原因と分析され、他動詞「不当に」の意味で使われていました。

こういう、意味が複数ある単語は使い勝手がいいのですが、適材適所の使い方を知るのが大事ですね。

 

I’m gonna long-shot it and I’m gonna cross the Michigan business directory with the payroll company.

「ミシガンの商工会名簿と給与計算会社を照合してみるわ」

long-shotは本来は名詞で「見込みのないことをとりあえずやってみること」という意味です。

でもこのセリフ、動詞扱いなんですよね。

こういった文法無視が出るから、実際の口語表現は難しいし面白いのかもしれません。

crossも「交差させるという意味ですが、あちこち調べ回るときには、こんな感じに使えるのですね。

 

第7話「2番目の男」

We drive a wedge between them.

「ヤツらを仲違いさせよう」

今回も共犯。しかも三人組です。

彼らのプロファイルで、殺人まで手を染める「支配者」がいて、それに忠実についていく「副官」、そして新参の「手下」という組み合わせでした。

彼らを狩るための作戦をロッシが伝えたときのセリフです。

drive a wedge betweenで、「仲間割れをさせる」という比喩表現になります。

元の意味は「~の間に楔を打ち込む」

結束させるのではなく、壊すために打ち込まれたという解釈から分裂という比喩になったのでしょうか?

分かったような分からないような、面白い表現だな、と思いました。

 

Amp up the pressure.

「追い込みをかけるぞ」

amp upは「(人) のテンションを上げる」です。

誘拐・監禁されている被害者と、確実に支配者によって手下が殺されることが想定されるので、それを何が何でも食い止める、という気持ちで使っています。

周囲を鼓舞して本腰を入れさせるのに便利な表現ですね。

 

今回はここまでです。

お疲れ様でした。

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駆け出しライターのポムりんごと申します。 最近はめったに雪が積もらなくなった雪国在住。 映画や海外ドラマの視聴が趣味で、それが高じて英語学習もやっています。 英検準一級。TOEIC780。 漫画やゲームも好きな完全内向型。 家にこもってわがまま(セルフィッシュ)三昧に日々過ごしてます。

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