海外ドラマ「キャッスル」で英語学習 season8 第13話~第18話
ベケットの出番が明らかに減らされています。
彼女がいないと華がないというか見ごたえがないというか…
はっきり言ってツマンナイですね。
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第13話「英語学校への潜入」
She is undocumented.
「彼女は不法滞在者だ」
undocumented は「正式な書類がない、登録されていない」という形容詞。
後ろにimmigrantをつけるのが正式名称です。
Before Crockett and Tubbs here T-boned my stakeout.
「張り込みを台無しにしやがって」
殺人の容疑者が持っていたロッカーのカギを開けようとしたら、張り込み中のFBI捜査官たちに手錠をかけられてしまったライアンとエスポジート。
勘違いだったため、FBI側の指揮官はお怒りです。
怒っているのですが、このセリフは言葉遊びになっています。
Crockett and Tubbsは、80年代半ばに日本でも人気だったドラマ「特捜刑事マイアミ・バイス」の主人公たちの名前。
この主人公たちの役割は “潜入捜査” なので、この張り込みで証拠をある程度掴んだら、次は誰かを犯罪組織に潜入させる手筈だったのでしょう。
そしてstakeoutは「張り込み」ですが、Tボーンステーキと引っ掛けたダジャレ。
ステーキはジュウジュウにお肉を焼くので、T-bonedはburnと同様に「台無し」という意味合いにされています。
That’s not in my playbook, but you’re right.
「俺の戦略とは違うが、いいだろう」
FBI側に協力しないか、と持ちかけるベケットに、指揮官はこう言って受け入れました。
playbookは「脚本集、(アメフトの) 戦略集」という意味ですが、意外にも実践ビジネス英語にもよく出てくるのだそうです。
「仕事や企業の内容に合わせて定石を打つ」という感じでしょうか。
「○○のプロジェクトでは、このやり方!」みたいなルールのパターン化、と解釈しました。
ちなみに字幕では「俺の流儀に反するが」と訳されていました。
カッコいいな、おい! ( ゚Д゚)
第14話「偉大なる探偵協会」
We were hoping to scope out some quality man candy.
「イケメンを拝みたいだけよ」
失われた記憶を取り戻すためLAにやってきたキャッスル・アレクシス・ヘイリーの三人。
ホテルについて早速はしゃぐ女性陣に、キャッスルは「目的を忘れないでくれよ」と困り顔。
しょうがないじゃんね。
まだまだイケメンに興味ある年頃だもんねぇ(*´ω`*)
scope outは「よく見る、詳しく調べる」です。
そしてman candyで「魅力的な外見で目の保養になる男性」をいいます。
ちなみに「目の保養」はeye candyです。
On second thought, I’m good here.
「やっぱり、ここもいいかも」
ビーチに繰り出してイケメンを物色したいのに、キャッスルからホテル待機を命じられて面白くないアレクシス。
だけどルームサービスでやってきた男子が若くてイケメンなのを見て、態度を変えます。
on second thoughtは「考え直してみると」になります。
scut work
「不愉快な雑役」
No more double crosses.
「裏切りは無しだ」
double crossは「仲間や友人に対する裏切り」をいいます。
He’s a bed-wetter!?
「彼におねしょ癖があるっていうの!?」
新しい彼氏の調査をライアンにお願いしたラニ。
ライアンはエスポジートと一緒にラニをからかうことにして、こんなウソの報告をします。
当然ラニはショックで目を白黒させていました。ひでぇ~ (;´∀`)
bed-wetterはそのままベッドを濡らす人ってことで「おねしょする人」のことです。
I’ll step out.
「席を外すわ」
step outは「ちょっと外に出る」です。
自分たちだけで話したいことがありそうな人たちに気を利かせて席を立つときに使える表現ですね。
第15話「NYPD警察学校」
He’s a recruit officer of the NYPD Academy.
「彼は警察学校の訓練生だ」
recruitは有名な企業名になっているので分かる方は大勢いるでしょうね。
「新兵、新入社員、新入生」です。
Panic phrase.
「緊急時の合言葉」
訓練生の一人に隠しカメラを装着させてマフィアのボスの元に送り込むベケット。
最終確認を取りながら準備を着々と進めて行くのですが、訓練生は緊張でガチガチ。
ベケットの言うことも上の空で聞こえていません。
ベケットは指を鳴らして注意を向けさせ、ピンチになり助けが必要なときの合図となるフレーズを暗唱させます。
辞書の類に載っていないセリフです。
The prodigal daughter returns.
「放蕩娘が帰ってきたか」
prodigalで「放蕩な」です。
Stand down.
「銃を下して」
stand downには「警備態勢を解く」という意味があります。
第16話「婚約者の嘘」
Hey, which means she deserves another shot.
「彼女にチャンスをやれよ」
作業員たちの雑談です。
自分をフッた元カノから連絡が来て複雑な心境になっている若手に、おじさんからのアドバイス。
shotには「試み」の意味があります。
Nailed it!
「やったぞ!」
nail itは「バッチリ成功する、上手くいく」です。
I can’t believe the two of you kept me in the dark about this.
「私に隠すなんて、どういうつもりよ」
もうすぐ仮釈放の身になる女囚を、事件解決の協力という形で一時的に刑務所から出します。
その女性は実はエスポジートの元婚約者・ソニア。
お役御免になったので刑務所にまた送り届ける予定でしたが、エスポジートの油断から逃げられてしまいます。
相談されたライアンは、今や上司となったベケットに黙って二人でソニアを追うことにしました。
だけどエスポジートが敵の手に落ちてしまったことで、ふたりが内緒で動いていたことがベケットにバレて怒られます。
keep someone in the darkは「知られないようにする、秘密にしておく」というイディオムです。
第17話「魔法のランプ」
Dudes, seriously, give a guy a heads-up!
「先に教えてよ!」
何も知らずに遺体を覆っているシートをめくったら、首がありませんでした。
悲鳴を上げながらライアンたちに抗議するキャッスルのセリフです。
heads-upは「警告、注意喚起」の意味があります。
頭がないこと、に引っ掛けて作られたダジャレ言葉でした。
Turkish scimitar
「シャムシール、三日月刀」
中近東で使われる、刀身が湾曲している刀剣のことです。
英語読みは「シミター」になります。
第18話「裏切り」
Hayley waterboarded Ned.
「ヘイリーがネッドを水責めにしたのよ」
waterboardingで「(拷問・自白強要のための) 水責め」ですが、数分前のことなので過去形になっています。
今回はここまでです。
次回はこちら
海外ドラマ「キャッスル」で英語学習 season8 第19話~第22話
お疲れ様でした。
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