海外ドラマ「キャッスル」で英語学習 season3 第20話~第24話
最終話は第13話「ノックダウン」と繋がっています。
ベケットのお母さんの事件関連はシリアス展開になりますね。
衝撃のラストが待っていました。
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第20話「ニューヨークのピザ戦争」
密集しているピザ屋さんの名前が揃いも揃って「絶品ニックス」だの「本格派ニックス」だので、もう命名からライバル視している状況に苦笑い (;^ω^)
なんでニックスにこだわるねん!と思いましたが、プロバスケットボール (NBA) チームのニューヨーク・ニックスの本拠地でしたね。
そら譲れんわ (;´∀`)
It’s like I’m a social leper.
「私だけ仲間外れにされているみたい」
親友のはずのローレンから誕生日パーティーに来ないで、と言われて落ち込むアレックス。
可哀想… (´;Д;`)
leperは「世間ののけ者」。「ハンセン病」の意味もあります。
Just a puff piece I had assigned him last week.
「提灯記事を書いてくれるように先週頼んだんだよ」
今回の被害者である新聞記者は刺殺された後にピザ窯の中に入れられて、見るも無残な状態になっていました。
編集長は、簡単な依頼をしただけなのに、どうしてこうなった、と不思議顔。
puff pieceは「提灯記事」
偶然にもタピオカ店を恫喝していた女性芸能人とその芸人旦那を持ち上げる分かりやすい提灯記事を二本立て続けに見つけたばかりですわ。
芸能界って闇深ぁ~い (-_-;)
This time, hold the extra cheese.
「もうこれ以上ウソを重ねるな」
cheeseは米俗語で「嘘」の意味があります。
cheese は他にも俗語がいくつかありますので、良かったら見てみてください。
第21話「プールに浮かぶ死体」
Why would I be fine with it?
「なんで大丈夫だと思えるのよ?」
ベケットに無断で新人作家を同行させることを決めたキャッスル。
大丈夫だと思っていたのにベケットから苦い顔でバッサリ言われてしまいます。
why wouldは、正当な理由がないという前提で「どこをどうしたら~になるの」と非難する意味になります。
ベケットの激おこぶりが伝わりますね~ (;´∀`)
Why did you boost the car?
「なぜ車を盗んだ?」
「強化する」という意味が本来のものですが、米俗語でboostは「盗む」という意味がありました。
Brian Morris is a silver-spoon-licking punk.
「ブライアン・モリスなんて穀潰しのクズ野郎だ」
silver-spoon-lickingを調べたら、このセリフが丸ごと載っているフランス語での解説サイトが出てきた
(;´∀`)
みんな知りたいことは同じなんだな…
でも残念ながら辞書の類ではありませんでした。
ただ分解するとsilver spoon は「富」の意味があるので、それを舐める、ということで家族の資産を使って、とかパパンの金に明かせて道楽しているpunk (くだらない人間) という悪口なことは分かりますね。
第22話「ロサンゼルス大捜査線」
She dropped off a head shot.
「彼女、宣材写真を置いていってたな」
drop offはいろいろな意味がありますが、このセリフでは「(物を) 置いていく」になります。
そしてhead shotは宣材写真のように、「証明書用の顔写真」なども意味に含まれます。
書いて字のごとく頭部への銃撃もあります (;´・ω・)
Your names jumped out at me.
「君らの名前が目に入ってね」
報告書の中にキャッスルとベケットの名前が書いてあったのを目ざとく見つけたロス市警の刑事さん。
二人が泊っているスイートに現れます。
jump out atは「(人) の目に飛び込んでくる、(人) の目を惹く」というイディオムです。
ビョイ~ン!と入ってきたんですね。なるほどなるほど (・∀・)
第23話「ミスコン殺人事件」
Which means we are dead in the water.
「捜査が行き詰まったってことよ」
解決に向かったのに見込み違いだったことに落胆するベケットにキャッスルが「つまりどういうこと?」と訊きました。
dead in the waterは「暗礁に乗り上げる」ことを表します。
なんかホラー映画のタイトルみたいですね~。あ、脳内に予告編が…
“水の中に潜む恐怖…もう逃げられない デッド・イン・ザ・ウォーター近日公開”
There is no predicting the outcome.
「結果は予測できない」
There is no ~ingで「~することはできない」という慣用句です。
なんかいいセリフですよね。
※今回単語のほうが気になるエピソードでした。
sash…帯、とよく辞書に載っていますが、「たすき」のことですね。 “本日の主役” とか書いてあるアレ。
sequin…スパンコール
underbelly…下腹部のことでもありますが、「(普通の人が伺い知れない) 暗部」という意味もあります。
第24話「ノックアウト」
I have to cap the well.
「これで終わりにしないと」
このcap the wellについて、英和辞書のほうでは見当たらず、英英で “To finish one’s drink” と出ています。
「飲み干す」=「終わらせる」という解釈をしました。
chopper
「ヘリコプター」
麦わらの一味の船医…と言いたいところだけれど残念ながら。
この他に「斧や鉈でぶった切る人」という意味もあります。
なんかチョッパーよりフランキーがイメージ的に近く感じてしまう (;´・ω・)ナンデダロ
「キャッスル~ミステリー作家のNY事件簿」season3の英語表現はここまでです。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
前回はこちら
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