ディズニー・アニメーション映画「眠れる森の美女」あらすじと感想【ネタバレあり】
6年の歳月をかけて製作された1959年公開のディズニー・アニメーション作品です。
この作品のヴィラン・マレフィセントは、アンジェリーナ・ジョリー主演の実写映画で主人公になっています。
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あらすじ
14世紀。
とある王国で待望の王女が生まれ、国を挙げてお祝いされる。
王女はオーロラと名付けられ、隣国のフィリップ王子との婚約がすでに決まっていた。
お祝いには三人の妖精たちも招待されており、各々がオーロラ姫に祝福を授ける。
赤いドレスを着たフローラが「美しさ」を。
緑のドレスのフォーナが「歌の才能」を。
そして青のドレスのメリーウェザーが祝福を与える寸前、招待されなかった魔女マレフィセントが現れる。
狡猾なマレフィセントは、自分も祝福を、と言いながら「オーロラは16歳の誕生日の日が沈むまでに糸車の針が指に刺さって死ぬ」と呪いをかけてしまった。
王と王妃が絶望する中、マレフィセントは笑いながら去るが、メリーウェザーが呪いの内容を変更する。
針が刺さっても死ぬのではなく深い眠りにつくだけ。
愛する人のキスで目覚め、呪いは解ける。
しかし父王は不安に駆られて、国中の糸車を集めて燃やしてしまう。
そんなことをしても無駄なのに…、とマレフィセントの強さを知っているフローラたちは、16歳までオーロラを自分たちが育てようと決める。
マレフィセントに居場所がバレないよう魔法を禁止し、森の奥の一軒家でオーロラを「ブライア・ローズ」と呼んで16歳まで育て上げた。
ついに16歳の誕生日がやってきた。
三人はサプライズを仕掛けるため、オーロラに苺を摘んでくるように頼んで外に行かせる。
ケーキを作り、家を綺麗にし、お城に帰すためにドレスを作る。
しかしどれも失敗してしまい、これまで封印してきた魔法を使ってしまった。
それを偵察に出ていたマレフィセントの使い魔であるカラスが発見。
隠れ家がバレてしまう。
その頃、森で動物たちと歌っていたオーロラは、フィリップ王子と出会い、互いに一目惚れ。
今夜、森の奥の家で逢う約束を交わす。
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感想
オーロラ姫、めっちゃ美人さんですね~♡
森の中で男っ気なしの生活をしていたのに、流し目や物腰が中々に男好きする色っぽさです。
ディズニー・プリンセスに共通する、快活さと優雅さを併せ持つ完璧ヒロインですが…
主人公的な活躍は三妖精たちに取られてしまっている感があります。
そのくらい三人の見せ場は多い。
う~ん、昔の作品だから、女の子はあまり戦ったりせず守られているように、という風な扱いにされてしまったのかもしれません。
世話やきおばさんな風貌をしている三妖精たちは、魔法がないとケーキ作れない、ドレス作れない、でワチャワチャ動く元気なキャラクター。
感情豊かで観ていて楽しくなります。
ドレスの色でフローラとメリーウェザーがケンカしますが、ピンクとブルー、どっちもオーロラ姫によく似合っているし、ラストで踊りながら色が変わる演出も素敵。
魔法の描写も綺麗だし、コレ60年以上前の作品だよね、と鑑賞しながら何度も思うくらいアニメーション技術が優れていて驚きました。
タイトルのわりにはオーロラが寝ている時間は短いですが、上映時間も短いのでサクッと観られます。
ディズニーらしい賑やかさや明るさももちろんあるので、とても楽しめる作品でした。
でも… 16年も両親と引き離して育てる意味はあまりないような… (;´∀`) 最後の最後で見つかっちゃってるし
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