映画「ぼくの伯父さんの休暇」あらすじと感想【ネタバレあり】バカンス・アンソロジー
監督・脚本・主演を務めるジャック・タチが作り上げた人気キャラクター「ユロ氏」のスクリーンデビュー作です。
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あらすじ
オンボロの車に乗って夏のリゾート地にやってきたユロ氏。
大混雑の汽車やバスでやってきた人たちですでに賑わっている。
ユロ氏は騒動を巻き起こしながら、目いっぱい休暇を楽しむ。
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感想
いつものクセで「あらすじ」とか書いちゃったんですけど、これ、ストーリーらしいストーリーないんです。
4コマ漫画の単行本とか、アンソロジー・コミックを映像化したみたいに、「主人公はユロ氏、舞台は海辺のリゾート」という枠組みの中で、いろんなエピソードを単発で詰め込んだみたいな作り方なんですね。
だから基本的に一貫性はないです。
ただただ、ドジなユロ氏がリゾート地に到着してから帰るまでを見せています。
ユロ氏はホテルの団らんを楽しんだり、ボートで遊んだり、キャンプにいったり、テニスをしたり…
ひたすら休暇を満喫しつつ、オンボロ車の故障や生来のドジで笑わせます。
サイレント喜劇の影響を色濃く受けているせいか、ユロ氏はほとんどしゃべらず無口なキャラクターです。
その分動きで笑いを取りにきます。
ドタバタ喜劇なんですが、スピード感は抑えてあるので観ていて疲れません。
まったり楽しめる作品です。
たまにはこういう映画を観るのもいいですね(´▽`*)
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